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デジタルデトックスしたら「憧れの先輩との記憶」が湧き出した話 &7週間プログラム1日目(6月28日)の日記

こんばんは、雄町です。
現在僕は7週間で適応障害やパニック障害の症状を改善させようという試みを行なっています。まずはエッセイからどうぞ。

僕はある一人の女性のことを考えていた。考えていたというより、記憶が湧き出したという表現の方が正しいかもしれない。その女性は小学生の時のバスケ部の先輩である。僕のことをとても可愛がってくれた優しい先輩だ。先輩はバスケがとても上手で、笑顔が素敵な僕の憧れの存在だった。先輩との思い出は今となってはもうほとんど思い出せない。ただ、一つだけ印象深いエピソードがある。先輩はいつも白いブカブカのバスケTシャツを着ていて、そのTシャツの右側の裾の部分を輪ゴムで縛っていた。おそらく動いた時に服がめくれて下着が見えないようにするためにそうしていたのだと思う。そうとは知らず、ある夏の日、僕も真似するように、白いTシャツの右側の裾の部分を輪ゴムで縛って練習に参加した。先輩は僕を見るなり「男の子はしなくていいのよ」と言って吹き出すように笑った。そして白い指で輪ゴムを丁寧に外してくれた。あの時の僕の感情を言葉で表現するのはとても難しい。表現できないというのが一番正しい表現なのかもしれない。少なくとも「恥ずかしい」や「好き」に近い感情は感じていたと思う。もしかしたら、当時の僕は「恥ずかしい」や「好き」という感情をまだ自分の中でうまく言語化できてなくて、言語化する前のそれらの感情を感じていたのかもしれない。そう考えると、今も心の中にあるこの感情はとても貴重なものであり、今後も大切にしなければならないと感じる。先輩が時を超えて僕に贈ってくれたプレゼントのようなものだ。しかし、残念なことに、今、僕はその先輩の名前が思い出せない。「児玉」だったような気もするが、どこかしっくりこないので違うのかもしれない。小学校を卒業してからその先輩と関わった記憶がないため、別々の中学校に進学したのだと思う。なぜ今日に限ってその先輩のことが思い出されるのかは僕にも分からない。でも確かに僕の人生の大切な1ページに先輩の笑顔が刻まれている。先輩が今日もどこかで楽しく暮らしていることを願うばかりである。

今日は7週間プログラムの1日目、6月28日の日記をここに記します。まずは睡眠時間に関してですが、昨日の6月27日は17.9時間、今日の6月28日は14.2時間の睡眠を取りました。27日にたくさん寝たため、今日はそこまで長くは寝れませんでした。「え、そんなに寝れるの?」と思われる方もいるかもしれませんが、薬を服用すれば必然的に睡眠時間が長くなります。また、僕のケースではメンタルが落ち込んでいる時は過眠傾向にあります。現在メンタルの落ち込みが和らいできていることから、明日と明後日の睡眠時間はもっと短くなるかもしれません。とは言っても、28日〜30日の3日間はとにかく睡眠をしっかり取って「鬱期」から脱出することを目標にしているので、寝れなかったとしても無理して他のことに取り組むことはしませんし、デジタルデトックスは継続して行なっていきます。ちなみに睡眠計測はXiaomiのスマートバンド8というスマートウォッチを使用しています。昨日載せた計画では、今日はデジタルデトックスを行うと宣言していました。実際に行ってみたのですが、午前中は嫌なことばかりが頭に浮かび、苦しくて、涙が溢れそうになりました。よって、昼間に1時間ほどスマホを触る時間を設け、音楽を流したりして、落ち込む気持ちを立て直すように努めました。午後はまたスマホをカバンにしまい、アイマスクと耳栓をつけて過ごしました。昼寝を終えた後には不思議と昔の楽しかった思い出ばかりが頭に浮かび、ウトウトしながら心地よい時間を過ごせました。以上が今日の日記になります。明日と明後日もしっかり休みたいです。

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