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飯伏幸太選手の「入団」の意味を一般的な会社に例えて考察!

こんにちは。令和もよろしくお願い致します。プロレススクエア開発担当のトカゲドライバーです。今回は先月平成最後(?)のサプライズ的に発表された新日本プロレスへの飯伏幸太選手の「入団」について語りたいと思います。

飯伏選手は業務委託から中途入社へ!チャンスも責任も増す!

ダブル所属からフリーへ

飯伏選手はかつてDDTと新日本プロレスのダブル所属といういきなりですが普通の会社では例えづらい、どちらも正社員のようなことをされてましたが、その後「自由さ」を求めてフリーランスとして「飯伏プロレス研究所」を立ち上げて、新日本プロレス等にスポット参戦する形(業務委託社員的な)でした。

業務委託は自由はあるけどチャンスも少ない?自由と権限はトレードオフ

飯伏さんにとって「自由」はキーフレーズのように頻繁に登場します。実際に普通の会社でも、正社員と比べて業務委託の方が、色々な縛りや社内政治や憂鬱になる社内評価や重たい会議などに出なくていいという自由はあると思います。その一方で、その会社で出世しようと思ったり、なにか大きなことをしようと思っても、正社員の方と比べるとチャンスや権限が少なかったりします。

自由と権限はトレードオフな部分があります。これはプロレス団体も同じかもしれません。

「覚悟」を問われていた飯伏選手

一人の時間や自由を愛していて飯伏選手は業務委託という形態はある意味で、最も適していたかもしれません。

しかし、AEWには行かずに新日本プロレスに残り、さらに自分のプロレスでプロレス全体の認知を高めたいと考えた場合、業務委託の状態だと、そのようなチャンスは手に入りづらいです。

プロのキャリアの初めからずっと新日本プロレス1本で活躍をしていた各選手は

棚橋選手「飯伏には覚悟が足りない」
内藤選手「全試合出ていない飯伏選手の新日本プロレス宣言は違和感が残る」

と業務委託状態で新日本プロレスのトップを目指そうと発言した飯伏選手に厳しいコメントを寄せていました。

覚悟としての入団

上記のような他選手からのコメントを意識していたかどうかはわかりませんが(棚橋選手のコメントは意識されていたようですが)、やはり自分のプロレスで新日本プロレスのトップに立ち、プロレス全体を広げるためには、覚悟を示すという意味でも新日本プロレスに入団することになりました。

入団すれば全試合に出る、他の選手とバスで移動する、団体のプロモーションなどに参加する等色々なやるべきことが増えて、自由は減ります。

それでも飯伏選手は自分の成し遂げることを手に入れるために覚悟をしたからこそ「入団」を選んだんだと思います。

自由よりも使命を選んだ飯伏選手のそれでも自由な姿に期待!

普通の会社員も何かを手に入れるために何かを犠牲にする事はあると思います。飯伏選手も新日本プロレスのトップ(IWGPベルト)を手に入れるためには、自由をある程度犠牲にする覚悟をしたのだと思います。

しかし、飯伏選手の良さは「自由さ」の部分もあるため、トップになった上で、新しい「自由さ」を見せてもらいたいと期待したいと思います!

おまけ:プロレスラーも色々な形でプロレスの団体に所属している!

せっかくなのでプロレス団体への所属のパターンを一般的な会社に例えて解説します。

パターン1.新卒入社

プロレスラーは基本は毎年の契約更新のスタイルなので、終身雇用的な正社員のイメージと違いますが、わかりやすいように例えます。新日本プロレスで説明しますと、棚橋選手や内藤選手のようにヤングライオンとして入団して、ずっと新日本プロレスで活動している選手です。その団体のエースや看板ヒールなどに最もなりやすいのはこのパターンであることが一般的です。

パターン2.中途入社

こちらも最近一般的な会社でも増えていますが(筆者もそうです)、プロレスラーも中途入社は当たり前です。新日本プロレスならば、タイチ選手、BUSHI選手、SANADA選手、鷹木選手など枚挙に暇がないほど所属しています。新卒入社系のレスラーと比べて、優遇されないこともありますが、逆にそれがバネとなって闘争心が湧きファンを魅了します。また、他団体のスタイルを持ち込むことで新しい風を巻き起こし化学反応も見どころになります。

パターン3.業務委託

フリーランスの方や特定の技能を持った方が、何年かの契約やプロジェクト単位で入社したり会社に常駐することがあると思います。

どのレスラーも契約形態としては毎年更新するのでこれが近いといえば近いのですが、一般的な会社の業務委託に近い存在は、これまでの飯伏幸太選手だっと言えます。昨年のクリス・ジェリコ選手などもこれに近い存在と言えたと思います。

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