ヤワヤワな異端児。
夢物語を聴いた。
味わい深く彼は淡々と話した。
それに私の心が動いたのが分かった。
呼吸は浅くなるし、
こめかみが縛られるのような感覚にもなる。
自分で心を縛り、
言葉と思考の世界で、
感覚を忘れたしまった世界。
とても重たい、固い凝りのようなものを見た。
そんな場面の総評は
目の前に答えがある。
彼はそう答えると
癒せる異端児はこういった。
あなたの言った通りになりますように。
至ってシンプル。
その物語はそのものとして、
受け入れる。
それ以上も以下もない。
なぜなら、初めから夢なのだから。
oli