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この街にひとめぼれした話

こんにちは。
このハッシュタグをみてビビっ「!」ときて今日久しぶりに書いてます。

いま住んでいる街が好き。理由はすべてすごく単純。

まず、ちょこっと足を伸ばせば、大きな川と山がある。
自然へのアクセスが抜群なところ。いや、アクセスというよりか、
この街の一部であり、シンボルともいえる存在で自然と生きている感覚がある。なんといってもこの街の川が好きで、この川の近くに住みたくて選んだといっても過言ではない。
ひろい河原では、ピクニックをしたり、読書をしたり、楽器を吹いたり、昼寝をしたり。みんなおもいおもいに過ごしている。なんて自由で穏やかなんだろうと思う。
それでいて、生活をするのになにひとつ不便をしない。
地元とはべつにいくつかの街に住んだ経験のあるわたし的には
これって結構すごいことなんじゃないかなあと思う。



もうひとつ、この街が好きな理由は、わたしのことを知るひとが少ないから。住人Aとして静かに溶け込めるから。とても心地がいいのだ。
仮にわたしを知る人がいても、堂々としたらいいじゃないか!と思う人もいるだろうけど、ちょっと勇気がいる。
地元にいた時に感じていた、常にだれかに「監視」をさせているかのような、そんな感覚。これは誰かが悪いとかいう話ではない。
東京みたいな大都会ではないのだから、世間は狭く。
わたし個人というよりかは「〜さんちの△△ちゃん」としてみられていた。知らないうちにプレッシャーもあったかもしれない。
地元にいた時はまったく気がつかなったけどね!そんなこと。



この街に住み始めて、一年もたたない。でも、好きなんだ。
「帰ってきた」そんな感覚までついてきた。
おお、自分のなかでこの街はちゃんと「わたしの街、ホーム」になったんだなってうれしくなった瞬間もあった。
この街に住んだ瞬間からとってもお気に入りで、あの時のひとめぼれをしたかのような感覚は間違いじゃなかったと噛みしめる日々。

好きな街に住むって幸せなこと。
生まれ育った街だから、学校があるから、会社がある街だから、住んでる。でもいい!でも、心から住みたいと思う好きな街がもしあるならば、
住んでみてほしいと思う。
「この先、人生長いのだから!」いや…
「人生なんてあっという間なのだから!」


「好きな街」思い返せば、いろいろな場所が思い浮かぶ。
神奈川県のあそこ、イギリスのあの田舎町、台湾の名前がすぐ出てこないあの街、いま住んでいるこの街————
こうやって挙げていったらキリがないかもしれない。
好きな街ってたくさんあっていい。
いまの場所がだめなら、また別の好きな街へゆけばいい。
街が変われば、環境はもちろんのこと周りの人も変わるし、
自分も変わることだってある。自分を俯瞰してみれるようになったり。
色々な変化に驚きながらも、それを楽しめる自分でいたい。

余談
旅に出た時には、必ずポストカードを買うようにしている。
自分の目で見たその街の景色をそのまま持って帰り、
見返した時に、いつでもその街に連れていってくれる気がするから。
その国の形をしているものだったり、その街で食べた料理だったり、地名が入っているものだったり。日常を切り取ったようなポストカードを集めるのが好き!この先も好きな街リストが更新されますように。

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