見出し画像

気持ちのいい睡眠環境をつくるコツ(健康重視編)

春眠暁を覚えず、といいますが、生まれてこのかた、お布団が大好き、年中暁を覚えずなわたしです。

新卒以来勤めていた会社員生活では、家には寝に帰るくらいの日も多く、中でも全国飛び回っていた出張は、まだ暗い早朝始発に間に合う時間に家を出て、0時を回る時間に帰ってくることも少なくありませんでした。

家は「ゆっくり過ごす場所」、というよりは、「帰ってから翌朝出勤するまでを快適に過ごし、体力温存&健康でい続けるための場所」
生活動線と睡眠環境をかなり熱心に検討したものです。

東京に住んでいたので、家賃の割に部屋は狭く、お金もあまり持っていなかったので、いい寝具で解決ということもありませんでした。
ただ、身の丈にあったお買い物でも充分に快適な睡眠環境は作れます。

特に新社会人になる人は健康管理は最重要事項。
睡眠環境をきっちり整えることで、体力を温存しつつ、病気になりにくい生活の土台が作れるのでぜひ読んでみてください。


<気持ちのいい健康的な睡眠環境をつくるコツ>

1.シーツや枕カバーはこまめに変える(★これ最重要)

病気になりやすい人は特に実践してほしいんですが、シーツや枕カバーを最低週一で変えると病気にかかりにくくなります。
お布団って汗を吸って湿っていく一方。そして埃がたくさん出るものでもあり、そのままの状態で放っておくと雑菌がめちゃめちゃ繁殖するそうです。
こまめに変えるだなんて面倒臭いのですが、寝ている間というのは結構無防備で、特に目鼻口という粘膜への入り口が接する枕カバーは重要なタッチポイント。
カバーの交換とたまに枕を天日干しするだけで風邪をひきにくくなるな、とわたしは信じています。
洗濯が面倒な人は一週間分回せる数の枕カバーを買っておけば、洗濯が間に合わなくても取り替えが簡単にできるのでオススメです。

2.枕は3〜4個硬さの違うものを用意する

「硬いのが好き」「低めがいい」などこだわりがあると思いますが、そのこだわりって毎日同じなんでしょうか?
体調によっても寝る姿勢が変わってくると思うので、枕は硬さや高さの違うものを4つくらいホテルのベッドのように枕元に敷き詰めることをオススメしています。
ホテルの枕って2つ以上用意されてることがあると思うんですが、あれは2人で寝る前提で用意されているのではなく、お客さんの寝相にあった枕をカスタマイズしてもらうため。2個重ねるもよし、1つ好みの硬さの枕を使うもよし、という理由で置いてあるものと気づいてから、我が家のベッドにも枕が増えました。
来客時に別でお布団を敷いたときにも枕を分けてあげられるので、その点便利でもあります♪
(あと、ベッド周りのビジュアルがいい感じにおしゃれに見えます笑)

3.お布団は少し高さのある場所に置いて寝ること

敷き布団もいいんですけど、床に直だと高さがなく、埃が積もった床に近い位置で寝ることに。体にばい菌を取り込んでしまうリスクが高いです。
部屋の狭さやレイアウト的に難しい人もいると思いますが、小上がりくらいの高さを用意してやると◎
イメージとしては、上記写真。大阪のホテル・アンドルームスさん。(https://www.solarehotels.com/hotel/kinki/osaka/androoms_osakahommachi.html)この感じが良かったなぁと思って、わたしも家をリノベできるようになったら実現したさあります。

4.ベッドサイズはセミダブル以上。(いいベッドが買えなくても広さがあればだいぶ違います。)

騙されたと思ってこれは実践してほしいのですが、ベッドのサイズを大きくしてみてほしいです。
ベッドが広いと寝てる時の緊張感がちょっと違うんですよね……。

ある時ふと気づいたんですが、ホテルのベッド快適すぎない?ということ。
手足を大きく広げて寝れた時の気持ちよさ、サラッとしたシーツ、あれを家でも実現できないだろうか、と思いました。

そして最悪友人が泊まりにきた時もお布団を出さずに一緒に寝れるくらいの広さは便利でしかない。
(もちろん、どなたかと一夜を過ごす時にベッドが狭い問題も解消されます。)

5.マットレスは身体が沈まない、通気性が担保できるものを

私も一時期身体が沈むタイプのベッドを使っていたことがあり、初めて体感した時点ではとても気持ちよくていいような気がするのですが、逆に言えばどんな寝相にもフィットしてしまうため、変に沈んだ体勢で体が固定されてしまい、意外と身体への負担が高いな、と思いました。
身体の重さを均等に受けれる少し固めのマットレスなどがオススメです。

特に、フィットしすぎると寝ている際の体の熱も逃しにくいので、寝汗もすごいことに、、、

また、寝具は寝汗でかなり水分を吸収します。
前述したように、サラッとしたシーツを保つことも病気の予防に大事なのですが、マットレスやお布団に菌の繁殖やカビを生やさないことも大事。

ベッドの下に通気性を保てる工夫も大事です(お布団の場合は、すのこを引いた上で設置するなど、通気性を確保しましょう◎)

<番外編>

こっからは完全に個人的な趣味ですがオススメできる快眠技をご紹介。

●カーテンを閉め切って寝ない

冬場は寒いので締めた方が保温効果が高まっていいのですが、お布団の中が暖かくなる工夫ができるのであればカーテンは遮光しすぎない方が朝の目覚めに一役買ってくれます。
朝日が昇るとともに部屋が明るくなると体も明るさに合わせて目覚め始めるので、昼夜逆転を防ぎやすい工夫に◎

●読書灯を枕元に。寝る前は部屋の明かりは消して最低限の明かりで過ごす。

間接照明をいくつか入れておくのも◎です。
私はベッドサイドに読書灯、仕事机のデスクランプ、アロマディフューザー兼ライトを足元に置いていたりします。
深夜など遅く家に帰った時はあえて部屋のメイン灯をつけず、間接照明3つだけをつけて、完全に睡眠する方向に仕向けたりします。

●お布団を干した時にリフレッシュスプレー(アロマオイルを希釈した軽い香りのアロマスプレー)を吹き付けておく

枕カバーやシーツなどに直接ふると香りが立ちすぎるので、間接的に香るくらいの場所につけると、柔らかくふわっと香るのでオススメです。

●布団やシーツの干せる家を選ぶ

いよいよ最後の砦、家選びの話になってしまいますが、休日に家でお布団やシーツ、毛布など、一度に2枚一緒に干せるおうちを推奨したい。
特に月に一度は用事がない週末を作っておいて、お布団を干すことを習慣にしてみてはいかがでしょうか。
そもそも窓を開け放って換気ができることも重要なので、安心して窓が開けられる環境に住むのも大事だなぁと思います。
(新入社員の時、会社が借り上げで与えてくれたアパートは、一階。道に一番近い部屋で、窓を開ければ外を歩いている人と目線が合ってしまうほど丸見えの環境。夜なども迂闊に窓を開けられなくてちょっと困ったので、女子は特に、窓を開けても部屋の中が見えにくい部屋というのは大事かな、と思います。)


快適な睡眠環境を整えて、健康なワーキングライフを送りましょう〜〜笑

※挿入写真はわたしの自宅のベッド周りの写真を少しずつ挟んでいます◎

次回はわたしが買ってつかているモノ編です。


\ありがとうございます!/ いただいたご厚意は、新しいチャレンジに役立てます!