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NARUTOは愛の物語。ライブスぺクタルナルト~忍びの生きる道~

こんにちは。おかゆです。
アニメ漫画から日々気づきを得ている、自己理解サポートのコーチです。
物事をパターン認知して言語化するのが得意で、感動しすぎて一人でよく泣いたり感動を口にしたりしています。

今回は、日常からの発見。テーマは
『愛』です。

私はアニメや漫画がとても好きです。特にNARUTOは原作・アニメも全編見ており、大学の就活時期にはメンタル落ちながらもNARUTOを読んで勇気をもらっていました。

そんな大好きな作品の、2.5次元舞台に行ってまいりました。

NARUTOの2.5次元舞台作品は4作目。1・2作目は観覧しにいき、3作目は予定していた公演がコロナ渦のため中止、最終回の4作目はリアルで観に行くことができました。

私はNARUTOを『愛の物語』だと捉えています。
改めて、愛の形について考えさせられ、自己理解が深まったので、その点を綴っていきます。

*INTJのメタ認知視点をフル発揮した感想です。わかりにくさも楽しんでいただけたら。


一言でまとめると

主観では『5回以上泣ける、魂のこもった作品』
客観では『NARUTOという作品が新たな視点でリフレーミングされた世界』
でした。

原作を総括しつつ、2.5次元世界の2.5時間に詰め込む。これってなかなか至難の技です。脚本さん?監督さん?すごいです…

2.5次元の舞台では、3次元(空間)で表現できる。だからこそ、2次元で表現されていた原作・アニメとはまた違った切り取り方で楽しむことができました。

製作者の意図を感じつつ、それは新たな視点であり、終始原作をリスペクトする構成だったと思います。

現代人の多くはイザナミでループしている

イタチさんがカブトにかけた瞳術「イザナミ」。簡単にいうと、相手を幻術にはめて同じ時を無限ループさせる術です。脱出方法は、術を受けたものが本来の自分を受け入れること。

カブトは時の無限ループを繰り返しながら、本来の自分を受容し、性格変わった?くらいの穏やかな様子で戻ってきました。
カブトは、今まで何者かになろうとして自分を見失っていましたが「ただ自分である。カブトである」と受け入れたことでイザナミを脱することができました。

このシーンを見た時に
「現代で、自分を否定して何者かになろうとしている人は、カブトのように自分を見失っているのかもしれない」
と着想しました。過去の私も、そうだった。

ゆえに、そういった人はイザナミの中でずっとループしている状態なのかもしれません。

変わらない日常、変わらない・嫌いな自分。

抜け出すためには、自己愛・自己受容。ただ自分であることを受け入れること。

愛ってなんだろう

ナルトは全編を通じて様々な「愛の形」を描かれた作品だと捉えています。

ナルト・サスケの友情を超えた兄弟のような愛
サスケ・イタチの兄弟愛
ナルト・クシナ・ミナトの親子愛
ナルト・自来也の師弟愛
ナルト・ヒナタの夫婦愛…

愛との対比で「憎しみ」も描かれているように思います。

サスケ
長門
オビト
かつての我愛羅、ネジ…

それぞれが憎しみを抱え、ナルトに出会うことで救われてきました。

では、NARUTOという作品における愛とは、なにか?

個人的な見解としては…
『共感と受容』
だと思っています。

ナルトは、サスケが里を抜けても、指名手配されても、世界を支配しようとしても、ずっと

「友達だ!」

「兄弟だと思ってる」

「オレもお前の憎しみ背負って一緒に死んでやる!」

「ダチがスネてっから一発ぶん殴って目ェ覚まさしてやろーって話だ!」

と見捨てず、手を差し伸べてきました。幼少期から孤独だった互いの境遇への共感、なにをしてもなにがあっても受け入れる受容。

なぜサスケは最後にはナルトに負けた、と認めたのか?それは、ナルトが抱えてきた孤独への共感と、ナルトへの信頼ゆえだと思います。

「まっすぐ自分の言葉は曲げねぇ」

「俺が諦めるのを諦めろ!」

ナルトの名台詞ともいえる言葉。困難を乗り越え、仲間と繋がり成長を遂げ、サスケを木の葉に連れ戻すという目標を決して見失いませんでした。ナルトが言葉にしたことを行動で示し貫いてきたから、サスケは受け入れることができたのではないかと思っています。

感情豊かな人に憧れる論理的な人

サスケはずっと、ナルトが自分の前を進んでいると思っていました。

そしてオレは、七班に己の家族の影を見るようになっていった⋯。だから⋯お前の苦しむ姿を見る度⋯そう⋯⋯、オレも⋯⋯オレが痛くなったんだ。お前の痛みが初めて分かった時、初めて仲間だと思えた。そしてその反面、急激に強くなっていくお前を放っておけなくなった。どんどん強くなっていくお前を見て⋯オレは⋯。

NARUTO 72巻より

サスケは、一族の唯一の生き残りである自身と、里のみなに疎外され孤立するナルトに共通項を見出し、共感の気持ちがありました。

また、サスケの台詞から、忍びとしての実力とはまた別に、仲間をつくり孤独から脱していくナルトへの憧れがあったようにも見えました。自身はうちはの復讐のため里を抜け、罪を重ね、憎まれ、孤立していく一方で、ナルトは里や他国からも信頼を得て更に強くなっていく。

作中においても、

・一人で技を極め独立しているインドラ(サスケの前世)
・一人ではなにもできなかったけれど努力し仲間と繋がることで強くなったアシュラ(ナルトの前世)

という対比があり、インドラの転生者であるサスケはよりその差を感じたことと思います。

その構図が…
論理的な人から感情豊かな人への憧憬、とも見えました。
MBTIで表現するとT型(思考)タイプからF型(感情)タイプへの想い。

私はキャラクターをMBTIの16タイプで性格分析するのが癖で
ナルト→ESFJ
・サスケ→INTP

のように考察しています。

ナルトは感情豊かで受容する。
サスケは合理的で分析する。

真逆だからこそ、惹かれ高め合う二人、という関係性なのかと。この二人だからこその戦いと支え合い、繋がりがあったと私は噛みしめていました。

MBTIにご興味がある方は、こちら。

ナルトのようになりたい理由

今回のライブスぺクタルナルトの中で、大きな気づきがありました。
それは

「私はT型(論理的)ゆえに、感情豊かなナルトに憧れたのだ」

ということ。

私自身は、INTJタイプを自認しています。
日頃からF型(感情)さんへの感謝と憧れを強く感じます。人並みに共感もできるし話しやすいとはいっていただけるのですが、共感優位ではなく解決思考先行で話すことが多いので、受容する、というF型さんのコミュニケーションスタイルが優しくとても救われます。

実はつい最近まではINFJだと思っていたのですが、MBTI公式セッションをうけるうちに「どうやらT型っぽいぞ」「共感や思いやりが強く出てくるのはHSPっぽいぞ」というのが見えてきました。

昔からNARUTOは大好きだったのですが、近頃はより一層

「私はナルトのような人間でありたい」

と意識するようになりました。

その理由は、私自身が目指す場所に彼があるからかもしれません。
深い共感力。

時に共感フェーズをとばすことはあれど、解決思考ベースでありつつ
「愛」「諦めない根性」「真っすぐ自分の言葉を曲げない信念」は持ってる(はず!)ので、あとは自分の強みを活かして、ナルトをリスペクトしながら自分なりの道を突き進もうと思います。

この3つの性質を私のストレングスファインダー上位資質で表現すると
・愛→🔵個別化🔵運命思考
・諦めない根性→🟣目標志向
・真っすぐ自分の言葉を曲げない信念→🟣責任感
です。

ナルトも、🟣目標志向や🔵個別化が上位にありそうだなと分析していました。

・3年以上サスケを想い追い続け里に連れ戻すことができた長期的目標達成力→🟣目標志向
関わった人をきちんと名前で呼ぶ姿勢🔵個別化
・目に見えない繋がりを大切にする→🔵運命思考

おこがましくも自分と同じ資質で列挙してしまいましたが、個人的見解として。

INTJ×HSS型HSPのお話はこちら。

NARUTOのある時代に生まれてくることができて、本当に良かったです。
作品に関わってくださったすべての方、そして原作者の岸本斉史先生、改めて素晴らしい人生の教科書のような作品を生み出していただき、ありがとうございます。

自分を知りたい方へ

ここまでストレングスファインダーやHSPといった視点も混ぜお話してきました。

このように日々ストレングスファインダーやMBTIを深め、自己理解のサポートにも活かしています。

もし、

・転職の方向性を決める前に自己分析を深めておきたい
・フリーランスとして独立する(した)ので自分に合う仕事スタイルを知っておきたい
・新規事業の方向性に迷っている

ということがございましたら、あなたの得意に合わせた可能性をともに探ることができますので、どうぞお声かけください。

■30分体験セッションをご希望の方はこちら

コンパクトにしようとして、いつも長くなってしまう。
ご容赦ください!

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
またお会いしましょう🐧💨

2作目の17:19を無限リピート


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