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「旅の前のこの感じ」

 「旅の前のこの感じ」を言語化しようと思う。自分の気持ちを言語化することって本当に難しくて後回しにしてしまいがちだ。今私はアフリカのコンゴ民主共和国に1ヶ月間滞在している。今回の旅ではしっかりと自分に向き合い、言葉に表していこうと思う。

「先が見えなくなって、無性に寂しくて、お腹が締め付けられる」
感じはいつも旅が始まる前に起こる。
 旅の前はできるだけ実家に帰って家族と時間を共有している。今までは気にしてなかったんだけど、きっと今までもこの先も私がどんなに幸せになっても、たとえ罪を犯しても私の味方でいてくれて愛してくれるんだろうなと感じる。今回は特に母親の偉大さを感じたな。数日間実家にいたのだけれど、あまり体調が良くなくてお腹が痛かったんだ。知らない間に緊張していたらしい。アフリカに行く前からお腹痛くて何も食べられないんじゃ・・と不安だったが飛行機に乗ってしまったらなんてこともなくなった。
 目の前にことが起きているから、先が見えつつあるから、緊張も和らいだんだろう。でも、いつもなら軽く手を振って別れを告げられるのに無性に寂しくなってしまった。ハグまでしてしまったくらい。


「私がこれを成し遂げられるのか?」と自分に問いただす。
 私はもっぱら「動け、考えるのはそのあと。」というスタンス。先は後から見えると常に思っている。答えのない・見えない問いや悩みは珍しい。だから自分がこういう状態に陥ると、さらに不安になって、でもその希少性に驚く。
「私は怖がり」と改めて心に刻まれる。
 「怖がり」と言えば私は「人」を気にする。自分の意見を表現しないようにどうしようか考える。表現できる時は誰か私がどういう人であれ向き合ってくれる人の前だけ。「あ、私だ」って思ってるあなたの前だけ。本当は「ご飯行こう」ではなくて「海へ行こう」と言いたいし、「何をしよう」ではなくて「一緒にいよう」と言いたい。

 でも、だからこそ向き合える「人」からの評価を自分の評価として受け入れられる。共有できていない人の意見や世間一般でいう「批判」は受けないようにしている。「批判」ってその物事を知ってからできるものだと思うから。

 まとまりなくなってしまった文章だが、飛行機の中で必死に言語化していたことをここに残そう。


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