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役に立てないと自分を認められない若者の現状


昨日の情報共有から1日が経ちました。

自分なりに解釈して、色々と書きましたので読んでいただけると嬉しいです。(*´∀`*)


昨日共有してもらった【特集 今を生きる若者の意識~国際比較からみえてくるもの~】を有識者の方々が分せきしている資料を読ませていただきました。

国際比較からわかった真実とは何か?

有識者の分析で言われていることは、自己肯定感が低いから悪い。自己肯定感を高めよう!と考えられがちだが、自己肯定感が低くなるということはどういう傾向があるのかを分析することに意味があるとおっしゃっていた。

どんな分析がされているのか。一緒に見てみましょう。(๑╹ω╹๑ )

資料を読んでいるところにハヤシはしるさんからのコメントが。
なるほど、自分が認めたことを追求した先に役に立てることもあるもんなぁと。さらに、読んでいきます。

若者の自尊感情を高めるには

若者自身が役に立っていることを実感できるような環境を整備することが重要になる。若者でも活躍できる環境に身をおくことで自尊感情を高めることができる。

新卒が入社して離職率の高い企業や若者が減少している地方自治体は、活躍できる環境をすることで、若者の流出が防げるかもしれない。責任を持って、活躍するまでには時間がかかる。その時間が長ければ長いほど、自尊感情が低下して、自分を認められずに否定して、違う環境を選んでいくのだと思います。

役に立たないと自分を認められない若者たち

お風呂に浸かりながら、今回資料から学んだことと自分のこれまでの経験や情報をまとめてみました。

役に立ちたいと願う若者がたどるルートを考えてみました。これまでの情報から役に立ちたいという若者に対して、権限を委譲して活躍の場を提供することが自尊心を高めることに有効だということがわかります。

ですが、なかなか学生時代に権限委譲してもらえる経験をすることは多くありません。さらに、『ありがとう。』と言える人があまり多くない気がしています。なぜ『ありがとう。』を言えないのかを考えると、他者に助けてもらったことを認める行為になり、他者を認めることで、自分の存在価値が相対的に下がるのではないかと考えているのではないでしょうか。

もし感謝ができない大人の周りの若者は常に感謝されず、【役に立てない】という状況に苦しくなっていきます。大人もそうですが、子ども同士でも同様かと思います。

【役に立てない】状況の苦しさをどう乗り切るのかを考えた場合、他者が変わらないことを考慮すると、自分が役に立てると期待しているほど、自分に裏切られることになるのでショックが大きいです。なので、自分がそもそも役に立てない人間なんだ。自分は生きていても価値がないんだと認めることで、自分に裏切られることがなくなるので、苦しさから開放されます。

自分への諦めの悲しさは自分の中に知らず知らずに生まれています。自分を受容しているというよりかは、何をする自分に対してもやる前にどーせ無理だろと自分を否定することが始まります。こうすれば、行動しないから失敗をすることがなく、自分の相対的な価値を落とすことがありません。安心です。

ですが、ふと周りを見たときに、失敗を恐れずに挑戦しようとする人を見ると、怒りをあらわにせざるをえません。なぜなら、自分自身よりも価値ある存在になることを潜在的に理解しているからです。自分自身は自分に諦めたことを環境の問題にしていたのにも関わらず、環境の問題にせず、自分で打開しようとして、もし打開されることがあれば、自分がさらに情けなくなってしまうことに恐れているのです。

今の自分から目を逸らし、過去の自分が育った環境に対して、怒りをあらわにしている方もいらっしゃるかと思います。もちろん、大変な環境であったと思います。ですが、その環境を批判することでスッキリするかもしれませんが、脳科学的にいうと、脳に主語は存在しないので、常に自分を否定していることにもつながります。批判的に生きることは自分を傷つけていることと同義です。もしこれまでの環境を嘆くなら、今自分が選択できる育つ・成長できる環境に注力する方が賢明かもしれません。

ここまで読んでいただけると、ショックを受ける方がいらっしゃるかもしれませんが、さらに役に立てない自分に苦しむことになります。ですが、苦しむことを選んでいるのもご本人です。

僕は【苦しいを楽しいに変えたい】と思っていますが、【苦しいままだと楽だ】という自分も経験しているので、自分で選択することをオススメします。楽しい人生に変えるとどんな問題にも主体的に関わることが必要になります。もちろん、楽ではありません。ですから、自分で選ぶことだと考えています。


NPO法人ひとまき・生き方テラコヤが共通している価値観

教えていただきましたハヤシはしるさんありがとうございます。

ここまで自分自身で資料を読んで、自分で考えた先にあったのは、何度でも生き方を選べる否定されない環境の重要性を再確認することができました。

若者に限らないかもしれません。

私が現在経営している塾でも同様ですし、SNSでサポートさせていただいている企業様や個人に対しても否定せずに紆余曲折できる環境の重要性を実感しています。自分が教え込むではなく、歩みをサポートすることで見えてくる世界があると僕も感じています。


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共通して言えることは、安心・安全の場所を創っている。重要だとしていることだと感じました。既存の社会システムで生じている不具合があるのなら、自分たちから動いていこう。改めて、そう確信することができました。

若いからこそわかることがある。


ぜひ一緒に歩みましょう。

コロナの影響で、オンラインの重要性が高まり、ご相談をいただくことが増えています。

もし、お困りでしたら、相談は無料ですので、ご相談いただけると嬉しいです。☺️


mail: yoneda@zeroziba.com

【プロフィール】
おこめ先生
1993年7月13日生まれ、兵庫県出身。[小中学生対象の遊び・学びを提供する]株式会社ZEROZIBA代表取締役、[地域No.1宣言!!子どもに寄り添う塾]ヨネダ個別指導塾 塾長、[「対話」を通して自己理解を深め、変容に向き合うコミュニティ・スクール]生き方テラコヤ共同創業者。
人材育成、生涯学習に関する事業を展開する。丹波地域と神戸市の二拠点生活者。自己理解や対話を通して、人間の成長に寄り添うことに生きがいを見いだしている。最近は教育学習アプリを作成するためにプログラミングを勉強中。

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