ゆずの”なにもない”って魅力的ですよね

音楽を聴くタイミングはいろいろありますが、私が最も音楽に浸れると感じるのは気分が好調ではないときです。

落ち込んでいたり、悩んでいたり、元気がないときに聴くとそうではないときよりも意識を集中させて聴くことができる気がします。

そしてこういう気分のときに聴くのは切ない曲調のものが多いです。「がんばれ!」、「負けるな!」のような応援歌を聴くとかえって落ち込んでしまいがちなので、静かな曲を好んで聴きます。

マジョリティではないでしょうが、同じような思考の方がいたときの為に私のおすすめの精神落ち着け曲を挙げていきます!


なにもない/ゆず

歌詞もさることながら、物静かで切ない曲調。

岩沢さんの凛とした高音に、思わず手を止めて耳を傾けてしまいます。

”夏色”や”栄光の架橋”など、代表曲は明るくポップな曲が多い印象ですが、彼らの楽曲は振り幅が広く1曲1曲が「ゆず」でありながら全く異なる表情を見せてくれます。


あぁ聞こえない 何も分からない 届かない               悲しくても涙しか出ない                       それでいい それだけでいいよ

気持ちが不安定な時は、この歌詞がとても沁みます。

苦しくてどうしようもない、打開策も見つからないし探す気力もない。

そんな時にこの「それでいい それだけでいいよ」という言葉を聞くと、なぜが心が安定してくるのです。


私は大会が嫌いで、習い事の大会がある日は朝からずっと憂鬱でした。

そんな中での「がんばれ!」という言葉は、私にとってはプレッシャーでしかなく余計に気が重くなる一方です。

でも、会場までの車内で”なにもない”を聴いていると、自分の中のもやもやとかとげとげした部分が和らいでいく気がして呼吸が楽になる気がしたのです。

人を励ます曲って、必ずしも「応援歌」のようなスタイルではないんだ

そう気付いてから今日に至るまで、私はとにかく静かな曲や切ない曲、ポジティブとは言い切れない曲に励まされて生きています。



今日この文を書いたのも、今の私があまり好調とはいえない気分だからなのですが書きながら音楽を聴いていたら段々気持ちが晴れてきました!

もちろん明るい曲も大好きなのですが、またちょくちょく「精神落ち着け曲」を紹介していきます。


少しでもはやく安心してライブに行ける世の中になってほしいですね

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