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読書「夜明けのすべて」

PMSの女の子と
パニック障害の男の子

生きづらさを抱えながら日々を送る二人が
お互いを知り、想い、行動し
それぞれが置かれた環境での「幸せ」と
「可能性」を、見つけていくお話。

さっぱりとしていて、とても深い
そんな素敵な「愛」を描いた作品。

ラブストーリーと言われればそうだけれど
その言葉はあまり似つかわしくない気もする。

瀬尾まいこさんは
人間の心や、人間同士の繋がりの中に
潜在的に存在する闇や葛藤を
温かく、分かりやすい言葉で表現されるから

気付いたら読み終わっていて

本を閉じた後は、少し重たい内容でも
不思議と温かい気持ちになってる。

そんなところが、とても好き。

言葉の魔法、ですね。

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