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職員多すぎ 省エネな「軍事博物館」【トルコ旅行記】

こんばんは。

トルコ旅行記、今日はイスタンブールのおすすめ観光スポット 軍事博物館を紹介します。

「コンスタンティノープルの陥落」で有名な鎖が見たくて行ったのですが、他の展示も充実していて世界最古の軍楽隊の演奏があったり、ツッコミどころがあったりで面白かったです。

*6年前の情報です。

軍事博物館

イスタンブールにある軍事博物館。

大きな博物館で、その名の通り軍事に関するもの、武器や戦争の歴史などについて展示されている。

軍の学校

軍の学校の教室の様子を、マネキンで再現。

席がひとつ空いていて、同じ帽子をかぶって一緒に記念撮影ができる。
お父さんがノリノリで写真を撮ってもらっていて、微笑ましかった。

ハマム(蒸し風呂)

トルコの伝統的な蒸し風呂、ハマムは軍にもあるらしい。

以前、ハマムを初体験した話を書いたけれど、私が行ったハマムの中もこんな感じだった。
この台の上でアカスリをしてもらう。

チェックの布も同じ。伝統的な柄なのかな?

省エネ?な武器の展示

1番多い展示物は、武器類。
武器の入った展示ケースが、たくさん並んでいた。

ケースの中は真っ暗で、見えなーいと思っていたらボタンを発見。
押すと電気がつき、少し経つと消える。

なるほど、省エネだなあ。
他のケースのボタンを押そうと思ったら、職員さんがサッと現れてボタンを押してくれた。

暇なのか(失礼)、ボタンを押すのが仕事なのか、職員さんが多すぎる
ひとつのボタンを押すのに数人が集まる。

しまいには、見て回る私の後ろをついてボタンを押してくれるように。

電気は節約、人手は余ってる?

世界最古の軍楽隊のコンサート

この博物館の目玉のひとつ、世界最古の軍楽団といわれるトルコのイェニチェリ軍楽隊を再現したコンサート。

毎日公演があり、舞台いっぱいに伝統的な衣装の出演者が並んで演奏する。

勇ましい曲と行進で、見応え十分。

500年以上前の鎖

この博物館に来た1番の目的は、コンスタンティノープルの陥落防御に使われた鎖を見るため。

コンスタンティノープルの陥落とは
1453年5月29日、オスマン帝国のメフメト2世によって東ローマ帝国の首都コンスタンティノープル(現在のイスタンブール)が陥落した事件。この事件により東ローマ帝国は滅亡した。
ーWikipediaより

塩野七生の「コンスタンティノープルの陥落」

この本を読んで、イスタンブールに行ったら絶対に見たいと思っていたのが、こちら。

東ローマ帝国が、オスマン艦隊の侵入を阻止するために 金角湾に張り渡した防鎖。

これが、あの鎖…!
500年以上前なのに保存されていることにびっくりしつつ、歴史を思い返しながら感動してしまった。

見どころあり、ツッコミどころあり、の軍事博物館。
オススメです。

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