インドで ヘナタトゥー をしてもらった話。 【旅行記】
インドで出会った女の子が美しいタトゥーをしていた。「すごい!素敵だね!」というと、「やりたい?やってあげようか?」と。
そのタトゥーは、『メヘンディ』というヘナタトゥー。ヘナという植物由来の染料で皮膚を染めるので、1,2週間で自然に消える。
「じゃあヘナ、買いに行こう」と一緒におでかけ。薬局に売ってるのかな?と思ったら、徒歩30秒で着いたのは駄菓子屋さん。
お店のおばちゃまが出してくれたのは、チョコペンのような細長い三角形の袋。これが、インク??
「どんな柄がいい?」とスマホでメヘンディの画像を見せてくれる。たくさんあって迷う…。「これ!」と伝えると、OK!と早速私の腕に描き出した。
下書きしないの?と驚いていると、スマホを見ながらフリーハンドでどんどん描いていく。
ヘナは泥みたいな茶色で、少し冷たくてくすぐったい。
画像を元にアレンジして、二の腕だけでお願い!という私の注文通りに完成。
逞しい腕…。
お花にハートに、たくさんのデザインが集合したメヘンディ。
「どう?」と聞く女の子に「すごい!最高!」と答えたら、可愛い照れ笑いをしていた。
しばらく置いてヘナが乾いたら水で流して、メヘンディ完成。流したあとの写真を撮っていなかった。残念。
1年後、またインドに行った。
この時は、お世話になったお家の親戚の女の子がメヘンディをしてくれた。
女の子は何も見ずにさらさら〜と描いていく。左右違う、レースのように細かなメヘンディ。
洗い流すと、こう。
「インドの女性はみんなメヘンディが描けるの?」と別の女の子に聞くと、「器用な子だけだよ〜私はムリ〜」とのこと。
私はこの素敵なメヘンディで、インドの結婚式に出席した。
その話は、またいつか。
インド人のお家に泊まったときの話。
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