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インド民族衣装『ハーフ・サリー』とゲストお色直し3回の結婚式 【旅行記】

こんばんは。

私が南インドで出会った民族衣装。

今日は、インドの結婚式で着た『ハーフ・サリー』を紹介します。

サリーを着せてもらった話はこちら。

インドで『ハーフ・サリー』を買う

インドの結婚式に招待され、友人に結婚式用の服を買いに連れて行ってもらった。

お店がたくさん入った古いビルに着くと、「リコ、ハーフ・サリーを買うわよ!」と。

どうやら結婚式の女性ゲストは、既婚者は『サリー』、独身は『ハーフ・サリー』を着るのが、この地域では一般的だそう。

当時、独身だった私。
薄暗い店内で、壁一面の色鮮やかできらきらしたサリーにときめいた。

いくつか気になるものを選ぶと、お店のお兄さんが服の上から簡単に着付けてくれる。

悩んだ結果、自分でも気に入り、友人もお店のお兄さんも「良いね!」と好評だったものに決定。


こちら、結婚式でのハーフ・サリー3人組。
私は、どれでしょう?

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サリー屋さんから、仕立て屋さんへ

ハーフ・サリーを買うと、その足で同じビルの仕立て屋さんへ。

ハーフ・サリーにサイズの種類はなく、仕立て屋さんで自分のサイズに仕立ててもらう。

たくさんの布で埋まった店内。手慣れた様子でミシンを操る少年。
家族経営のようで、お父さんが採寸をしてくれた。

結婚式は明後日なんだけど、間に合うの??

と心配していたら、なんと翌日の昼に完成。
仕事が早い!

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ハーフ・サリーで結婚式へ

結婚式当日。友人にハーフ・サリーを着付けてもらい、メイクもしてもらう。

新郎・新婦は、クリスチャン。

まず体育館のようなところでのお披露目会、そのあと教会で挙式、体育館に戻って披露宴、という一日がかりの3部制。

3回の式で、新郎・新婦はそれぞれ素敵な衣装に着替えていた。

美しい新婦さんにぴったりのドレスや、豪華なサリーやアクセサリー。
教会ではサリーを着てレースの白いベールを付けていて、サリーにベールというのが意外と合っていた。

この時の写真データがほとんど消えてしまっていて、記憶を辿るしかないのが残念。

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ゲストもお色直し⁉︎

驚いたのは、3回の式でゲストも毎回衣装を変えていたこと。

ずっと同じ衣装を着ていたのは私だけで、親族も友人も、女性だけでなく男性も、子どもも、毎回衣装チェンジしていた。

これがインドの結婚式かあ〜と感動した。


「私はどれでしょう?」正解は、こちら。

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紺色のチョリに、ペイズリー柄のスカート、透け感のあるグリーンの布。

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服に合わせて、ブルーのバングルも買っちゃった。

ところで 『ハーフ・サリー』とは?

ハーフ・サリーとは。名前の通り、半分はサリー。

サリーと同じく、ぴったりサイズの袖と丈が短いチョリを着る。

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クローゼットから引っ張り出してきた、私のハーフ・サリーのチョリ。後ろをホックで止めて、背中で金色の紐を結ぶ。

そして、くるぶしまである長いスカートを履き、上半身だけサリーのような長い布を巻く。

私のハーフ・サリーの布の長さを測ってみたら、約2.2mだった。ちなみにサリーは、だいたい6m。


ハーフ・サリーは普段着ではないけれど、サリーよりも動きやすく、上下で色や柄の組み合わせも楽しめて、私は大好き。

いつかまたインドに行って、いろいろなサリーをじっくり見たいなあ。


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