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美味しすぎる南インドのお家ごはん 〜北と南の違い〜 【旅行記】

おはようございます。

長〜いタイトルですが。
過去に南インドでお世話になったお家でいただいた、美味しいごはんを紹介したいと思います。

今日は序章として、北インド料理と南インド料理の違いについて書いてみたいと思います。

独断と偏見も混ざっています。

北インド料理

広いインドでは、北と南、さらには地方によって、料理が大きく異なります。

日本のインド料理屋さんで食べられるのは、主に北インド料理。主食は小麦粉を使ったパンで、ナンもその一種。

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✴︎ナンがしずく型なのは日本だけ これはマレーシアにて

北インド料理の主食が小麦なのは、北インドは気温が低く、小麦の栽培に適しているからだそう。

ちなみに、タンドール窯が必要で精製された小麦粉を使うナンを家庭で作ることは まず無くて、全粒粉を使い鉄板で焼くチャパティが家庭料理では一般的。

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✴︎チャパティとカレー

他に、チャパティの生地にギー(澄ましバター)を塗ってパイのように層を作って焼く、サクサク美味しいパラタというパンもあります。

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✴︎パラタとほうれん草カレー

チャパティに添える主役のカレーは、有名なバターチキンカレーのようにオイリーで濃厚なカレーが多い。

これは北インドが寒いから?チャパティなどのパンに濃厚なカレーがよく絡むから?と、北インドに行ったことのない私は勝手に想像しています。

南インド料理

一方、南インド料理の主食の基本は、米。これは、温暖な南インドは稲作に適しているからだそう。

カレーに添えるのは、主にご飯。

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✴︎南インドのカレー定食 ミールス

ご飯の他に、米から作ったクレープやお好み焼きに似た軽食もあります。

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✴︎米と豆から作るクレープのような  ドーサ

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✴︎ドーサの生地に具を入れて焼く お好み焼きのような ウタパム

ご飯だけでなく、チャパティを食べることもあります。

濃厚な北インドのカレーとは対照的に、南インドのカレーはサラサラであっさりとしています。

南インドが暑いからなのか、ご飯と複数のカレー(おかず)を混ぜて食べる南インドのスタイルに合うからなのか…。

私は、どちらのインド料理も大好きです。

チャイとコーヒー

インドの飲み物といえば、チャイ!と私は思っていたけれど、南インドではチャイよりもコーヒーの方が飲まれているそう。

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✴︎南インドのレストランで飲んだチャイ

インドはコーヒー栽培地域が集まるコーヒーベルトの中にあり、コーヒーは紅茶よりも昔から栽培されていたんだとか。

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✴︎南インドのレストランで飲んだコーヒー

インドのコーヒーは、チャイのように甘いミルクコーヒー。
カップに入ると、チャイもコーヒーも見分けがつかないですね。


ちなみに、南インドでもチャイ屋さんは人気だったし、お世話になったお家では、コーヒーは一度も出ませんでした。
(お父さんがコーヒー苦手だから)



このように、地方によって さらにはお家によって 食事も飲み物も変わってくるインド。

次回は、南インドのお家でいただいた朝ごはんを紹介したいと思います。



南インド マドゥライのレストランの話。


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