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津軽三味線コンサートをしました【デイサービスの日々】
こんばんは。
先日、職場のデイサービスで 津軽三味線の演奏をさせてもらいました。
そこで実感したのは 『音楽療法士は、すごい』ということ。
そして『資格も技術もない私にできること』を、考えました。
毎月の 『津軽三味線 ミニコンサート』
なるべくご利用者様が知っていて、口ずさむことができそうな曲を選び、演奏しています。
「懐かしい〜!」と大きな声で歌う方、踊る車椅子の方、思い出の曲で涙ぐむ方、終わったあともプログラムをニコニコと眺める方…
喜んでいただけて、とても嬉しいです。
セットリスト
1時間15分のミニコンサートで演奏したのは、こちらの曲。
黒田節(福岡県民謡)
十三の砂山(青森県民謡)
早春賦
ゲイシャワルツ
まつのき小唄
悲しき口笛
人生いろいろ
青い山脈
上を向いて歩こう
見上げてごらん夜の星を
津軽じょんがら節(青森県民謡)
太字の曲は歌えるように歌詞を用意し、細字の曲は演奏を聴いていただきました。
選曲のこだわり?
ご利用者様の年齢は60歳代〜90歳代と幅広いので、童謡や終戦後の歌、私の世代でも知っているような歌、と新旧織り交ぜて選曲しています。
さらに、ご利用者様の好みに合わせ、今回はあの方がいるから美空ひばりさんの曲を入れようかな、などと決めています。
1曲目は毎回同じ
1曲目は、いつも『黒田節』から始めます。
「酒は〜飲め〜飲め〜」と歌詞がなくても歌えるくらいご存知の方が多いので、発声練習もかねて。
最後の曲も、同じ
何回か演奏会をするうちに、ありがたいことに「今回もこれ弾いて!」とリクエストをいただくようになりました。
その結果、最後は毎回『見上げてごらん夜の星を』と『津軽じょんがら節』を演奏しています。
皆さんに育てられて
正直、私の演奏の腕はまだまだ未熟です。
間違えてやり直させてもらうこともあるし、迷子になってアカペラ状態になることもあります。
それでも、「三味線大好き」「また弾いてね!」「毎週でも良いよ!」と言ってくださるので、毎月弾かせていただいています。
少しずつ、上達していると思いたい。
音楽療法士
デイサービスには以前、音楽療法士の方が来てくださっていました。
発声練習から始まり、曲にまつわるお話をしながら盛り上げ、リクエストがあれば即興でピアノ伴奏。
ご利用者様はもちろん、職員も歌いたくなる楽しい音楽療法でした。
数年前から訪問がなくなってしまい、残念です。
私のできることを
毎月演奏会をしていて実感するのは、音楽療法士さんの素晴らしさ。
私には音楽療法士の資格も、音楽知識、センス、ピアノ技術と、ないない尽くしですが…
津軽三味線は、ある!
コロナ禍で外出行事も、ボランティアさんなど外部の方を受け入れることもできない今。
津軽三味線の演奏をきっかけに
・その時代のことを思い出す
・大きな声で思いきり歌う
・笑顔で楽しい時間を過ごす
そんなお手伝いができれば嬉しいなあ、と思っています。
読んでいただき ありがとうございます。 頂いたサポートは、旅の資金に使わせていただきたいと思います。 また自由に旅行できる日を夢見て。