読者想定は「自分ならどう読むの?」 第7回 Webライティング「#みやねえ講座」〜初心者向け「文章力の基礎講座」2コマめ
「みなさんはどのようなタイミングでWebの記事を読みますか?」
休日に遊ぶためのカフェ巡りかもしれないですし、日本プロサッカー「FC琉球」やプロバスケットボールチーム「琉球ゴールデンキングス」のスポーツ観戦のために日程を調べる方もいますよね。
これは、6月23日に開催された、第7回 Webライティング「#みやねえ講座」〜初心者向け「文章力の基礎講座」〜2コマめの冒頭で、主催みやねえさんから語られました。
私たちがインターネットで“何か”を調べたいと思い浮かべ、記事を読むときに、その瞬間はどう行動しているのかをイメージして文章を考えていきましょう。
日常すべての出来事が文章力を上げるためのコツがあると伝えられました。
第7回 Webライティング「#みやねえ講座」〜初心者向け「文章力の基礎講座」第一回めでは、ライター思考で文章力を加速させる秘訣をお届けされました。
「自分自身ならどう読むの?」 読者をイメージするために考えたおきたいこと
普段、Web記事の企画・校正を行う編者者として仕事をするみやねえさんから、ライター初心者にとってつまづきやすいポイントとして読みにくい文章が挙げられました。
「漢字・カタカナ・ひらがな」の比率やバランス
記事をつくるときに、漢字をあえてひらがなへと開いたり、バランスをみてカタカナを入れたりします。読者が読みやすい文章をイメージしながらね。
ほどよい長さで1文節を区切る
例えば、カフェを取材するとき、個人として好きなポイントや伝えたい魅力が多いと、まどろっこしくなりますよね。1文が長くなればなるほど…何を伝えたいのだろうとなります。
音読のリズムが、テンポがいい
自分が書いた文章を音読してみて、ここが言葉としてつっかえるなとか。本が好きな方は好きな作品を音読してみて、気持ちいいリズムを掴んでほしいですね。
適度に改行した文章(1行文余白も入れる)
昨今は、スマホでWeb記事を読むことが多いですよね。例えば、電車(モノレール)が到着するまでのスキマ時間やSNSのタイムラインで目に入る瞬間を想定して、適度に改行を入れて読みやすい文章をつくっています。
断定調より、ですます調
個人の好みによって分かれますが、読者にとって視認性をよくて、習慣化を想定するならば、ですます調が良いですね。
時代によって価値観や文章の在り方が変わる
みやねえ講座では他にも、読まれる文章をつくるために上記のポイントから逆算して「語彙力」「構成力(ストーリー性)」「ネタ力・取材力」「ファクト情報」が伝えられました。
みやねえさんは、これまで何百本以上記事作成や編集してきたなかで、文章力が伸びるためのコツを受講生へと丁寧に解説していきます。
最後に、受講生から過去や現在、未来と時代変容をふまえた文章の在り方について質問があがるほど、熱気があるひとときとなりました。
編集記
2コマにわかれて開催された第7回 Webライティング「#みやねえ講座」〜初心者向け「文章力の基礎講座」について。一部編集して概要のみをお伝えさせてもらいました。
文章をつくるとき、誰にどのようにどうやって届けるのか。そのため、様々な視点が必要だと再確認できました。ありがとうございます!
主催:みやねえ
会場:おきなわダイアログ
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