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野川の生きもの(植物・野鳥)

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大好きな近くの野川の様子や自然環境の中で生きる野鳥や植物などの写真をお見せします。
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2021年1月の記事一覧

私の自然環境保全活動を振り返って

私の自然環境保全活動を振り返って

 2003年、70歳で仕事を辞めてから健康を保つために散歩をするようになりました。初めは街中を歩いていましたが、そのうち近くの野川を歩くようになりました。 野川は、約5万年前、古多摩川が、武蔵野台地を削ってできた崖(国分寺崖線)の湧水を集めて、流れています。野川は国分寺市の日立中央研究所の庭園の大池に発し、小金井市、三鷹市、調布市、狛江市、世田谷区を流れて、多摩川に合流する長さ約20kmの都市河川

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野川のシマアジ

野川のシマアジ

野川には、秋に一羽のシマアジ♂が北の国からきて、冬のあいだ野川で過ごし、春の桜の咲く頃、北国へ帰って行く。来るときの羽根はまだエクリプス羽であるが、12月中旬になるとすっかり冬羽になる。私が初めて見たのは2016年3月で、それからこの冬で、6度目の冬になる。いつも一羽だけであるので、同じ個体であると思われ、なかなか貴重な一羽である。歳はいくつぐらいなのか? いつまでも来てほしいと祈る気持ちでいっぱ

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野川に珍鳥「ムジセッカ」現る

野川に珍鳥「ムジセッカ」現る

2021年元旦から、私のフイルド野川にカメラマンが沢山来るようになった。なにか移動する小さな野鳥を追いかけているようであった。セッカという話しだったので、私は、相変わらずシマアジの姿を追いかけていた。一昨日、天気もよかったので、カメラマンの群れに初めて加わり、撮影を試みることにした。マスクをして、密にならないように注意しながら。

 茂みの中から現れる小さな野鳥を、みんな静かに、忍耐づよく待ってい

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カルガモの求愛行動@野川

カルガモの求愛行動@野川

 今朝、野川でカルガモの求愛行動を見かけました。寒いときですが、春は近いのでしょうか? 急いでなんとか動画に収めました。

https://youtu.be/9I_fWekanzM

野川では、カルガモは一年中いて、野川で繁殖します。暖かくなると、雛をつれた姿を見かけることができます。その他、カワセミ、バン、オオバン、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ハクセキレイなどの姿も一年中見られます。

野川は、

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野川のアオサギ

野川のアオサギ

三鷹市を流れる野川では、アオサギをよく見かける。サギ類では、他にダイサギ、コサギもよく見かける。アオサギが全長93cm、ダイサギは全長90cm、コサギが全長61cmであり、アオサギが一番大きい。ゴイサギもたまに見かけたが、最近はほとんど見ない。

アオサギは、大きいので、羽を広げると美しいし、飛んでいく姿は迫力がある。

アオサギの食物は、主に魚類であるが、爬虫類なども食べる。野川では、じっとして

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今日も野川で「ムジセッカ」に会いました。2021-1-22

今日も野川で「ムジセッカ」に会いました。2021-1-22

ムジセッカ(無地雪加)は、図鑑(フイールドガイド日本の野鳥 日本野鳥の会発行)などによるとスズメ属ウグイス類ヒタキ科ウグイス亜科の旅鳥で、全長は11cmで、ウグイス(全長は14から15.5cm)より一回り小さい。かたちはウグイスによく似ている。差としては、眉斑が目立つとのこと。

ムジセツカは、シベリア、サハリン、モンゴル、中国南部に繁殖分布し、中国南部からインドシナ。ネパール、インド、 北東部お

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野川のムジセッカ、シマアジ 2021-1-29

野川のムジセッカ、シマアジ 2021-1-29

今日も野川には、ムジセッカとシマアジがいます。野川は、晴れて穏やかな日和でした。野川の岸辺の茂みや川中のヒメガマの群落の中を、ムジセッカ移動しています。

シマアジも野川のヒメガマの群落に隠れていました、時々姿を見せてくれます。

附近にはカルガモの他にオオバンやバンもいます。サギ類(アオサギ、ダイサギ、コサギ)の姿もよく見かけます。時々カワセミが、水面を飛んでいきます。野川は、多摩川の支流である

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野川のムジセツカ2021-1-31

 今朝も、野川では、ムジセツカが元気です。
ヒメガマの群落などをよく移動しています。撮影は、大変難かしい。

ジョウビタキ♂
 今朝野川で出会ったジョウビタキ♂です。