見出し画像

(プロの力で)汚部屋から脱出した話

みんな~~~部屋とか、片付いてるぅ~~~~??
初っぱなから確実に自分の傷をえぐっていくスタイルでやって参りました。どうも、沖果南です。

はじめに
このnoteは綺麗好きな方の閲覧は推奨していません。いや、むしろ部屋が汚い人だけが読むことを許されたnoteです。それ以外の人はブラウザバックして、今後も丁寧な暮らしを続けてください。
片付けできる人には当たり前のことなんだろうな…みたいなことしか書いてません。マジで。

さて、突然ですが、皆さん部屋の片付けは得意ですか? 私は大の苦手です。すーぐ汚部屋つくっちゃう。

で、さんざん悩んだ結果、匙を投げてついにプロの手を借りてみました!
結果、大★満★足です!!プロってすごいや~~~~!!

というわけで今回は、「プロの手を借りてめっちゃ家が綺麗になりました~! 片付けもできるようになってリバウンドもしてませ~ん!」というお話です。

汚部屋までの経緯

2022年春、ついに我が家は「どこから手をつけて良いのかわからない…」状態まで荒れました。
ゴミだか宝物だかよくわからない子供のおもちゃ、全部重要そうに見える書類の数々、その他諸々で、気がつけば家は荒れ放題。どこに何があるかわからないし、生活動線はぐっちゃぐちゃ。

もちろん、汚い部屋には住みたくないので、何度か断捨離もしたのですが、なぜか捨ども捨てども家が片付かない……。モノ自体少なくなっているはずだし、収納も十分にあるはずなのに、なんで???

いらすとやさんの素材を借りましたが、本当にこんな感じでした。

ここでふと、とある気づきを得ました。こんなに片づけてもダメって何かやり方がまちがってるのでは? ……そもそも私って、片付けのやり方を知らないのでは?

過去を振り返ってみれば、「部屋を片付けても、1週間後には元通り」とか「片付けしてるのになぜか散らかる」とか、なんだか思い当たる節がいっぱいあります。片づけのハウツー本は人並み以上に読んでるはずなんですが…。

「片付けのプロの人」を召喚する

このまま一人で悩んでも仕方ありません。苦手なことはさっさと他人(金)の力を頼るべし!ということで、お片付けのプロの人を呼ぶことにしました。

ホームクリーニング系のサービスを頼んで家を一気に片づけてもらおうとも考えたのですが、冷静に考えたら片付けは日々やることだし、習った方が絶対コスパがいい!!!

…ということで、ハウスキーピング協会の整理収納アドバイザーという資格を持つアドバイザーさんにお願いしました。もはや習い事感覚

ちなみに、アドバイザーさんを探したのは、Houzzというページです。「専門家を探す>片付け・収納アドバイザー」の順にクリックして、住んでいる地域を選び、なるだけ優しそうな人を探して連絡しました。
今はネットで簡単にその道のプロを呼べるので本当にステキな時代ですね!

いざ、お片付け!

メールをやりとりして日程を調節し、まずは家に来ていただいてどこを片付けていくのかヒアリングしていただきました。

お願いした整理収納アドバイザーさんは本当に優しい方でした!「収納グッズは無理に用意しなくていいし、断捨離も無理にしなくてOK」みたいなスタンスの方で、断捨離の無理強いもなく、グッズ多過ぎオタクにありがたい存在でした…。

わが家はお片付けが必要な範囲も広かったので、二日に分けてみっちりがっちりお片付けをすることに。ちなみに1時間5,000円で、計8時間お願いしています。

結論として、家は隅々まで整理整頓され、20袋以上ゴミが出ました。

いろんな人にビフォーアフターの写真を見せているのですが、「えっ、本当に同じ家…?」と決まって聞かれるくらい大変貌をとげました。
あらゆる引き出し、クローゼット、箪笥の中にいたるまできちんと整理整頓されましたよ!

ビフォーアフターの一部がこちら。

壁面も模様替えしました

典型的な汚部屋がすっきりしました。机の使用範囲を狭めていたプリンターが横の棚にシンデレラフィットしたのも助かりました。

片付けのやり方

片づけ手順

アドバイザーさんから教えていただいた手順を簡単にまとめると上記の通り。これをひたすら区画ごとに繰り返していくというやり方。

The 単純作業です。特に分類分けとか、ひたすら分けてごみ箱に捨てて分けてごみ箱に捨てて…みたいなのを1区画につき1時間くらいやるので、当たり前だけど、楽しくない…。しかし、ゴミ袋片手に虚無の顔で捨て続けなければ汚部屋からは脱出できないので、心を無にしてやりました。

それまでのやり方

今まで片付けをするときは、とりあえず片付けしやすそうなものを一つものを選んで移動させ、次のものを選んで移動させて…とやっていたのですが、結局これだとモノを移動させるだけで抜本的な解決方法にはならないのですよね。
部屋の片づけが得意な人は「えっ、当たり前…」と思うかもしれませんが、沖はそのレベルからわかってませんでした。だから汚部屋つくったんだよ…。

収納の話

これは文具類をいれておく引き出しの一部です。一見ごちゃっとして見えますが、パッと見てなにがどれくらいあるかがすぐにわかるのでこれくらいでOKなんだそう。

各アドバイザーさんのお考えにもよると思うのですが、私がお願いしたアドバイザーさんは「ちゃんと分類分けしたものがジャンルごとに分かれるんだったら、収納グッズは必要ない」派でした。なので、収納グッズはあんまり買い足していません。

収納を買う場合は、透明なケースをオススメされました。

もし、中身が分からないものであれば、シールを張って中に何が入っているかを明記します。
中身がパッとわからないと、そこに何がはいってるか忘れて収納しなくなり、結果散らかるためです。心当たりがありすぎて心読まれたかと思いました…。

また、「引き出しの中に蓋がある収納グッズを置かない」というのも徹底して言われました。私みたいなめんどくさがりパーソンは、蓋を開ける手順がめんどうなので蓋の上にものを置き、結果散らかるからです。心当たりがありすぎて心読まれたかと思いました…。(2回目)

ちなみに、片付けてたらスティックのりが5本出てきました。消しゴムは10個以上あったかな? 持ち物がどれだけあるか把握してない証拠です…反省……。

動線の話

皆さん動線ってご存知ですか? 私は知りませんでした。

どう‐せん【動線】
建築や都市における人や物の動きを示す線。方向・頻度・時間的変化などを表示し、建築設計や都市計画の判断材料とする。

goo辞書

片づけをするときに、アドバイザーさんに「人の動き(動線)を考え、ものの移動が最短距離ですむような配置を考えて収納しましょう」と教えていただきました。

机で使う文房具はある程度机のまわりにかため、多すぎればストックとして違うところに保管。本棚はよく読む本をサッと取り出しやすいように胸の高さに置き、子供のものは子供の目線以下の場所に配置。

自分たちがどうやって動いて、どうやったら簡単にものをとりだせるかな?と常に考えて収納していきます。こうすることで、簡単にものを片づけられるので、一石二鳥。見た目はちょびっと悪いですが…。

よく使うものは腰の高さ~胸の高さの収納にまとめ、それ以外のものは低い場所へ。高い場所は視界から消えてそこに置いたことを忘れるので、なるだけ使わない。
これを意識するだけで、後々の片付けのしやすさは全然違います。

部屋の片づけが得意な人は「えっ、当たり前…」と思うかもしれませんが、沖はこのレベルもわかってま(以下略)

手放す話

20袋も捨てたわけですが、なにをそんなに捨てたの…?と思われるかもしれません。我が家の場合、一番多かったのは布類でした。

・人からもらいがちな、どう考えても多すぎるタオル
・義両親からおさがりでもらったTシャツ類
・子供用の小さいおひるね用の肌掛け
・2セット以上あるお客さん用の布団    

 等々

「いつかいるし…」「これは使えるし…」で、どんどんたまっていく布類でしたが、全部床に広げてみると「どう考えてもわが家には過剰在庫!捨てる!」となり、一気に捨てられました。
結構捨てたんですが、思い切って捨てたものは一つもなく、「これ、捨てなきゃよかった」という事件はまだ起こっていません。

アドバイザーさん来てから、どうなった?

アドバイザーさんに来てもらってしばらく経っておりますが、未だにリバウンドしていません。一度徹底的に片づけてモノの置き場所を決めると、維持するのは意外と簡単なものです。ありがたや~~!

アドバイザーさんにいろいろご指導いただいて、一番ありがたかったのが、明確に片付けのルールがざっくり決まったことです。

お片付けのルールは、各家庭によって異なると思います。アドバイザーさんはその辺りを鑑みてアドバイスをくれるので、めっちゃ参考になりました。

片付けをするうえで、上記のルール決めは必須だと思います。初期のルール決めが円滑な運用につながります会社の事業部みたいなこと言ってらあ…。

それから、一度片づけをきちんとできたことに自信をつけたのか、あれほど掃除嫌いだった私が自主的にちょこちょこ片付けるようになりました。

こんな記事書いといてアレですが、部屋汚い人は多分プロ召還したほうが早いですよ!!ステマじゃないよ!!!

最近は私もきちんと部屋の片付けをするようになり、家族からは「生前整理してるの…?」と本気で気持ち悪がられてます。失礼な。図太く百歳まで長生きするわよ!

おしまい


沖果南 (syosetu.com)

成人向けの小説を書いてます。寡作ですが、楽しんでもらえたらうれしいです。
R-18なので未成年はクリックしちゃダメですよ!


ツイッターもやってます。

沖 果南𓅫 (@1ridemeshi9) / Twitter
日々のことや興味のあることをつらつらと述べてます。
興味があったらフォローしてね♡


https://www.canva.com/

画像はすべてcanvaで作成しています

この記事が参加している募集

やってみた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?