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はじまりのトマトソースのふるさと、北見について

こんにちは、「はじまりのトマトソース」です。
今回は、「はじまりのトマトソース」の産地、北海道・北見について紹介します。「はじまりのトマトソース」が生まれる地は、どんな特徴があるのでしょうか。その風景から特産品まで、トマトな視点から北見の魅力を掘り下げてみましょう。

オホーツク圏最大の都市、北見市ってどんな町?

みなさんは北見と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。きっと、トマト……ではないと思います。北見は道東と呼ばれるエリアにあり、人口約11万7千人が住むオホーツク圏最大の都市です。

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北見といえば、なんといっても有名なのは玉ねぎです。北見の玉ねぎは全国1位の生産量を誇り、寒暖差の激しい気候を生かした栽培は100年の歴史を重ねています。北見の玉ねぎの特徴は、加熱したときに引き立つ甘みです。調理や加工に適したその風味は、全国の家庭で愛されています。

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そして、もうひとつの特産品はハッカです。かつて世界最大のハッカ製造の地として名をとろどかせた北見には、今もハッカ製造に関わる工場や記念館が残っています。アロマやお菓子、バスグッズなど多くの領域で求められるハッカは、全国に北見の名を届けている特産品のひとつです。

さらに北見の魅力をまたひとつ増やしてくれたのは、カーリングでしょう。平昌五輪で銅メダルを獲得したことで注目を集めた女子カーリングのチーム「ロコ・ソラーレ」は、北見市常呂町から世界へ羽ばたきました。北見市内の至るところでカーリングにちなんだお土産グッズや、カーリングストーンを模したテーブルや郵便ポストなどを見つけられます。

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そんな北見で「国産のトマトを作ってトマトソースに活かそう!」と考えたのが、店長三浦です。トマトは今のところ北見の名産ではありませんが、いつか北見を「トマトの町」として認知してもらいたい、という野望が三浦の心にはあります。

温暖化が進んでいる北海道では、今まで北の気候には適さなかった穀物や野菜がさかんに収穫できるようになりました。トマトもその一つで、現在は、大手トマトジュースメーカーの主な原材料産地としても北海道が選ばれています。

いつか北海道・北見がトマトの代名詞となる日が来るのかもしれませんね。

完全予約制のオホーツク食堂「たまごのじかん」

北見市の西北見駅近くに、オホーツク食堂「たまごのじかん」はあります。かわいらしいイラストの看板と、こぢんまりしたロッヂのような一軒家が目印です。このオホーツク食堂「たまごのじかん」で使われていたトマトソースを、店長三浦がオンラインショップで販売し始めたのが、「はじまりのトマトソース」です。

オホーツク食堂「たまごのじかん」は、2020年より完全予約制に切り替わりました。どんなに常連のお客さんでも、必ず前日までの予約が必要です。その経営スタイルに行きつくまでのストーリーは、こちらのnoteで。

2008年から歴史を重ねてきた本店は、オムライスとパスタの専門店です。ふたつのメイン料理に共通しているのは、トマトソースを使うこと。前身となるお店はイタリアンでしたが、トマトソースをもっと使うためにメニューを再考し、店そのものをリニューアルしたのだそうです。

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今は北見市内の常連さんを中心に愛される「たまごのじかん」ですが、これからは「はじまりのトマトソース」を食べた全国の人たちが集うアンテナショップのような立ち位置にしたい、と店長三浦は語ります。

「はじまりのトマトソース」を自宅で楽しみ、そのおいしさを最大限に感じられるシェフの味が気になった方は、ぜひ北見市内の「たまごのじかん」にも足を運んでみてください。

北見の地ですくすく育ったトマトがソースになる

北見にあるのは、食堂だけではありません。オホーツク食堂「たまごのじかん」から車で移動すること15分ほどの丘には、「はじまりのトマトソース」の原材料となるトマト「なつのしゅん」を栽培するビニールハウスがあります。

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すくすくと育つ「なつのしゅん」(※2020年8月撮影)。こうして実際にトマトを目の前にすると、「はじまりのトマトソース」のおいしさの理由を一瞬で理解することができます。自分がおいしいと思った商品の原材料を見られる機会なんて、なかなかありませんよね。土地への愛着が、また一層商品をおいしく感じさせてくれます。

いつかこの北見でトマト狩りなどのイベントも開催してみたい、と店長三浦は夢を描いています。自分の手でトマトを栽培して、店でパスタをそのままいただくような贅沢なツアーも、今後体験できるかもしれませんね。

北見から道東へ!ここは北海道の魅力への玄関

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北見はこのほか、道東エリアのさまざまな魅力にアクセスしやすい拠点です。オホーツクの空の玄関である女満別空港から1時間程度のドライブで訪れることができ、北海道の大自然を楽しめる知床エリアや、北の海を満喫できる網走にも足を運びやすいのがポイントです。

ちなみに、札幌の新千歳空港から女満別空港までのアクセスはなんと45分程度。「道内を飛行機で移動するの!?」と驚かれる方もいるかもしれませんが、この距離を1時間以内で移動できることは大きなメリットです(車で北海道横断旅行を経験した方は、きっとその意味がわかるでしょう……)。

札幌からスタートして道東にも足を運ぶ、北海道満喫コースもイメージできますね。そんな旅行の拠点として、北見をおすすめします。そして北見に足を運んだ際は、ぜひオホーツク食堂「たまごのじかん」へ。いつもnoteに登場する店長三浦が、あなたのご来店を心よりお待ちしています。

―INFORMATION-
オホーツクトマト食堂公式サイト
「はじまりのトマトソース」オンラインショップ
公式Twitter
公式Facebook
公式Instagram
公式YouTube

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文 宿木雪樹
デジタルマーケティングプロデュース ふぉろかる合同会社

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