ロープのぼり🔥
2021.11.21 プレイパーク
前回からかなり日が空いてしまったが、久しぶりに投稿しようと思う。
今回取り上げるのは、今日のプレイパーク中のほんの一コマ。そこでの子どもたちの様々なチャレンジ、心の動きを、遊びの中の人として見えたものを流れに沿って書いていこう。
今日いいなと思ったエピソードは、「雨」から始まったと言える。ロープ遊具を一通り作り終えてお昼を食べ一息つくと雨が降ってきた。相方リーダーとも相談して、「ロープが濡れる前に取り外そう」と判断した。ロープ遊具を前向きにみんなで片付けると、雨が止んだ。また相方と相談して、モンキーだけ張っておくことにした。モンキーくらいならすぐに片付けられる。広めに張ったので、10人くらい跳ねて遊んでいた。内1人が、「もっとなんか作ってよ!」と言った。「なんかって例えば?」と聞くと「登るヒモ!」と言うので、一緒にどこにしようか考えた。場所を決めると、僕がその木(欅)に登って枝にロープを結び、垂らしてみた。5〜6人で変わる変わる挑戦していく。これが中々難しいようだ。途中、1人の子の提案で、「あれ(ロープと木の接点)に触ったらゴールにしようよ!」とルールが作られた。そこに向けてまた挑戦が始まった。やってみて感じた『ロープ一本で登ることのあまりの難しさ』から、『ロープの途中に結び目を作る』など、難易度下げがなされていった。ある時、1人の子が到達すると、「え!クリアしたよ!」と別の子がみんなに教えてくれた。クリアして降りてきてからの男の子の表情がなんとも照れ臭そうで、でもきっとすっごく嬉しくて、グータッチで感動を分かち合った。一度クリアしてみると、二度目からはなんのそのとクリアしていく。そして、最終的には結び目なしで挑戦した。何度か挑戦するとクリアした。その子は「さる3号」の称号をみんなから得た。(どうやら、さる1号は僕、さる2号はその男の子の姉(男の子より先に結び目なしでクリアにより)のようだ。)
自由にルールを作り、変えていけるのが遊びの良さ、楽しさ。それをロープ登りという一つの遊びの中で存分に味わい尽くせたのではないか。さらにそんな遊びの中で感動の分かち合いがあった。遊びの中でとびっきり良い瞬間は仲間と感動を分かち合う瞬間だと思う。そんな瞬間が心震わし、思い出としていつまでも心に残る。自分の『本当に好きなこと』ってそういう体験の積み重ねによって、くっきり見えてくると思う。
遊び心やや自然など色んなものが混ざり合って遊びはできていく。その所々で心動かす。
遊びってやっぱ芸術だ!
しっかりその遊びの動き・流れを捉えて言葉にしていこう。
ぼくは学童やプレイパーク、ボランティア等で子ども達と関わっています。原体験がその人をつくると、『心アツくなる思い出が出来ちゃう』そんな関わりを大切にしてます。詳細はトップ記事をご覧ください 前置きが長くなってしまいました。頂いたサポートは活動の際の何かに使わせて頂きたいと思います