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ゲーム自体ではなく、『どう』遊ぶか

今日は学童で、一緒に遊んだ子どもと遊びを発展させていった。というより、それぞれワクワクするように提案して改良していったら、どんどん楽しくなっていった。そんな遊びからの学びも、抽出して書いてみたよ。

かなりわかりづらい文になっちゃったかもしれないけど、トランプの『たこ焼き』と『七五三』を知っていれば理解しやすいかも…!どうぞ!!





いつものようにたこ焼きというトランプゲームを、3人(僕と子ども2人)でやっていた。持ち札、本当は10枚だけど、3人ということで、ちょっと少なめの7枚でやろうと言ったのは、1人の男の子。一回やったら、なんか工夫したいなと思い、「じゃあOKeigoは13、12、11、10、9、8、7にするー」と勝手に言ってみた。(7枚でやるときはいつも、1、2、3、4、5、6、7でやっていた。よくわからなかったら、たこ焼きのやり方を調べてみてくれ!)
すると、「ぼくもー」と1人の子が言う。もう1人の子は「わたしふつうに1.2.3のでやるー」と。何戦かして、OKeigoの提案だったっけな?7つの数字を、それぞれ引いたトランプの数字にしよう、というふうになった。つまり、ランダムに決まり、ひとりひとり引き当てる対象の数字は違う。さらに、同じ数字が出ることもある。かなり盛り上がった。夢中に遊んでいるうちに外遊びの時間になったが、外にトランプを持っていき、やることに。

外ではさらなるアップデートが…!


自分の数字を決める時に、1人の子が山札のトランプを丸く、トランプの七五三の時のようにセットした。(よくわからないときは、七五三のやり方を調べてみてくれ!)それをみてOKeigoが「七五三じゃん!あ、七五三にしよーよ」と言ってみた。つまり、引いて自分の数字を決めながら、七五三をして、多くカードを持っていた人が最初で、たこ焼きを始められるという。数字を決めるのさえワクワクしちゃう。たこ焼きと七五三のハイブリッド。なんて楽しい遊び。
それを何戦かして、今度は「やりたいやりたいー」と何人か集まってきて、6人でやることに。すると1人の子が、「一枚にしよう?」と提案!「おー、めっちゃええやん」みたいな感じで、ひとり一枚でやることに。それがまた中々出なくて、と思ったら一周で出ることもあって、カードを引くのがドキドキだった。早めに上がれた子とハイタッチをして、感動を共有した!






そんな風に一つのシンプルな遊びを、そこのメンバーで少しずつ改良していき、唯一無二の最高の遊びを作り出した一日だった。1人の男の子は最初から最後まで常にいたかな。そんな一つのことを貫き通す、やり通すみたいな日があってもすげー楽しいなと思った。やはり、ゲーム自体ではなく、その遊び方をどうするかとその場のメンバーでよりよく変えていくというのが、アツい時間を過ごすためには大切なんだなと、体験から学べた。
「こうしなきゃいけない」なんてことは無い!一緒に作っていく遊びこそ、最高の遊びになる!!!

ぼくは学童やプレイパーク、ボランティア等で子ども達と関わっています。原体験がその人をつくると、『心アツくなる思い出が出来ちゃう』そんな関わりを大切にしてます。詳細はトップ記事をご覧ください 前置きが長くなってしまいました。頂いたサポートは活動の際の何かに使わせて頂きたいと思います