【前乗り朝活】梅雨と夏の狭間の京都・観光スポット その①【南禅寺と詩仙堂】
こんにちは。
京都は好きだけど人混みと予定が押すのと乗り継ぎが嫌いなよしきちです。
京都は好き!でも人混みも予定崩れも乗り継ぎも嫌!
はい、早速矛盾していますよね。
だって京都って基本こうじゃないですか。
数年前にオフ会で秋の京都に行った際の写真ですが…
なにこれ?新たに出来た273番目の地獄?人多すぎない?
これだけ人が多いと
・観光名所がゆっくり見られない
・人の波で上手く身動きが取れない
・写真を撮ると肖像権を侵害しまくる
・ご飯を食べるのも一苦労
・バスは遅れまくり、予定も押しまくり
・乗り継ぎが良く解らなくて右往左往
こんな感じになるんですよね。
折角予定立てて、楽しみに出かけてこれ。この表情。
そしてこの時期。
梅雨であり夏でもあるせいで灼熱への招待とばかりに暑いかと思えば急に雨が降ったり。
実際この取材の間にゲリラ豪雨を食らいました。魔の季節。
これでは予定を立てるのも一苦労。
そんな京都を人混みを避けつつ、雨でも晴れでも楽しめる。
目的地から目的地は乗り継ぎ無しで行ける観光をまとめました。
前乗りして朝早い観光に備えよう。
人混みを一番避けられ、尚且つ清々しい気分で歩ける時間。
そう、つまり朝です。朝早い行動、めちゃめちゃ捗りますよ。
今回の宿はこちら。Gion HANNA STAY
鴨川沿いの京阪電車「三条」駅から徒歩6分
市営地下鉄「三条京阪」駅からは徒歩5分と交通の便が良く、繁華街のすぐ近くだけど騒がしくない。
部屋はツインから。家族向けの部屋もあり。
長期滞在型ホテルのため、広くて綺麗な部屋の中にキッチン・洗濯機・冷蔵庫・食器・調理器具など生活必需品が揃っているのでめちゃくちゃ便利。
コインランドリー、ではなく部屋の中に洗濯機があるので広いお風呂に入っている間に洗濯して…。
風呂上がりに仕上がった洗濯物を干せる。
干す用にハンガー、ピンチが用意されており、浴室乾燥でばっちり朝までに乾く!なので持って行く着替えが少なくて済むのは本当にありがたい。
フロントで貰った地図も見やすくて重宝しました。近辺情報わかるの役立つ…!
Gion HANNA STAY
〒605-0001 京都市東山区三条通大橋東二町目50-3
TEL:075-541-1010 FAX:075-541-2020
フロント営業時間: 11:30am~10:00pm
とりあえず早起きして7時からのモーニングへ!
5時半起きです。ホテルのお風呂が広々だったので朝風呂に軽く入ってから支度をしたら出発。
ホテルから歩いて5分、東山駅の傍にあります。ハード系のパンが美味しいルバカサブルさんへ。
こちらで朝ご飯を頂きます。
モーニングメニューだとコーヒーとオレンジジュース、両方付くのが地味に嬉しい。
朝一番の入店でお客さんがまだ居ない隙に写真をお願いして撮らせて貰いました。この時点でキッシュだけでこれだけ種類が。
目移りするパンの数々。キッシュかパンかで悩んだ挙句、おやつ用にベーコンエピを購入。
お店の雰囲気はこんな感じ。独り占め。
パンはトースターでカリッと焼けます。もっと食べたい方はプラスでサイドメニュー(看板参照)や追加でパンを買っても楽しめる。
ルバカサブル (Le bac a sable)
605-0012 京都市 西海子町51
地下鉄東西線東山駅2番出口より徒歩約1分東山駅から112m
075-746-3080
ベーカリー · フランス料理店
営業時間: 7:00〜19:00
日曜営業 定休日・無休
朝一の南禅寺なら人気の水路閣を満喫出来る!
朝ご飯を食べたらそのまま電車に乗り、朝の南禅寺へ!
南禅寺は境内にはいつでも入れるので朝早く行けば空いている状態でゆっくり見て回れるのだ!
あと単純に朝方なら涼しい。
南禅寺へは蹴上駅からねじりまんぽと呼ばれる歩行者用トンネルを抜け…
10分程歩いたら到着!
どうです。この空きっぷり。そして朝の爽やかな空気!
もうこの時点で満足度が高い。楽しい。
こちらは南禅寺 三門。
高さは22mと見上げるほどに巨大。
歌舞伎で石川五右衛門がこの上に登り「絶景かな、絶景かな」と景色を評した場所も朝早ければこんなにゆっくりと見られます。
三門を潜り抜け…
まっすぐ進んで緑のトンネルを抜けて法堂へ。
お参りはこちらで。お線香を立てて手を合わせます。
とても良いことをしている気が…。朝から清々しい気持ちになれる…。
続きまして。
南禅寺の中でも屈指の人気撮影スポット、水路閣。
琵琶湖の水が流れる、赤い煉瓦アーチが特徴的で皆写真を撮りたがるこちらも早い時間ならこの静けさ。
同じ目的であろう人がちらほら居ますが本当に少ない。
なので思う存分自分のペースで見ることが出来ます。
アーチの下から覗くとこんな感じ。
はい、もう満喫度が凄い。この時点でまだ8時半くらいです。このしばらく敷地内を散歩しましょう。
朝一の拝観で南禅院・方丈庭園を優雅に散策
南禅寺の有料拝観は8時40分から。
12月1日~ 2月28日
午前8時40分~午後4時30分
3月1日~11月30日
午前8時40分~午後5時
ですので8時40分になったらいざ拝観。
まずは南禅院へ。水路閣を潜って階段を昇ればすぐ。
南禅院
一 般 400円 ・ 高校生 350円・小中学生 250円
一番乗りで入りましたこちら。
周囲を深い樹林で包まれてるので違う世界に来た感が凄まじい。
めっちゃくちゃ綺麗。最早絵画の世界。
静けさの中、水のせせらぎと緑が風に揺れる音だけが聞こえる。
残念ながらゆっくり座って見ることは出来ないのですが、この美しさは一見の価値ありです。
続きまして方丈庭園。こちらは国宝に指定されています。
方丈庭園
一般 600円 ・ 高校生 500円 ・ 小中学生400円
数人しか居ない虎の子渡しの庭前に座って暫しぼんやり。
静かに庭を眺めます。
風が気持ちいいので本気でここを動きたくなくなる。
気が済んだ後は方丈の内部をじっくり見ていきます。欄間彫刻、天井、板扉と見どころが満載。
小方丈は寛永年間(1624-1644年)の建築で、伏見城の遺構とされています。内部に探幽筆と伝えられる 《群虎図》(重要文化財)40面があり、「虎の間」と呼ばれています。
写真は禁止の虎の間は勿論、庭園も建物も。人が少ないのでのんびり。
この時私含め4人しか居なかったので皆それぞれ自分の好き好きに見てました。
静かな中、緑と庭園を思う存分愛でる。癒し効果が凄い。
ささくれた魂が浄化されるぞ…これは。
朝の南禅寺、全力で癒しに来る。取材じゃなかったらあと2時間は居たかった。
詩仙堂で日本初の鹿威しの音を聴く
南禅寺近くのバス停・南禅寺・永観堂道から乗車し
一条寺下り松町まで13分ほど。下車したら歩いて7分。
右手にちらっと見えますのが詩仙堂の入口です。
私は看板を見たくせにまっすぐ行きかけました。
小有洞の門を入り参道の竹林を抜けて。
木漏れ日が注ぐ石段を上がっていくと…
詩仙堂の建物が現れます。
こちらは雨の日は雨の日で風情があって素敵なので雨でも晴れでも違った楽しみ方ができる。
庭園前に座ってただボーっと眺める至福。
日本で初めて鹿威しが作られたのがこちらだそうで、カコーン!と音が響き渡ります。なんか…良い。
撮影禁止なので写真はありませんが、部屋の中には狩野探幽が描いた詩人三十六人の肖像画が飾られてます。こちらも自分のペースで見放題。
江戸時代の絵師、狩野探幽(1602年~1674年)が描いた中国の漢晋唐宋時代の詩人三十六人の肖像画があり、各詩人の肖像画の頭上には、石川丈山が隷書体にて記した漢詩が書かれています。
四方の壁に掲げた”詩仙の間”を中心としていることから、現在は「詩仙堂」と呼ばれています。
気が済むまでボーっとしたら庭園内を散策。
どこを見ても緑の中、鹿威しの音を聴きながら。
ベンチに座って森林浴も出来る。
余談ですが、こちらの拝観休止日は5月23日。なんでだろ…と調べたら詩仙堂を造営した石川丈山の命日でした。なるほど。
庭園の中には可愛いお地蔵さんも居るので探してみてください。
詩仙堂
京都市左京区一乗寺門口町27番地
開門時間:午前9時~午後5時 (受付終了午後4時45分)
拝観休止日:5月23日
拝観料:大人500円 高校生400円 小中学生200円
1日目の後半戦 ~その② 今宮神社・あぶり餅かざり屋・すき焼きキムラ・鴨川編~に続きます。
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