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毛布奪われ寝不足な12月の朝

世間はこんなにも寒波だというのに、夫はパンツ一枚で寝る。

もちろん私はそんな薄着じゃ体を壊してしまうので、横で冬布団と毛布をかぶってぬくぬくと就寝。

しかし、まあ夜中になると夫はパンツ一枚が寒くなるんでしょうね。

寝ぼけながら突然私の毛布をガッサーっと奪い取るんです。寝ぼけながら。

夫が起きながらそれをしたら「もう!やめて!」ってなるんですが、寝ぼけているだけなので、やめてと言っても本人には聞こえず。毛布だけ奪い取って、またすぐにいびき。

夫の寝ぼけ大暴れはそれだけでとどまらず、次はゴロゴロゴロゴロと大きな体を転がして私の布団に侵略してき、とんでもない力で私をハグ。(もちろんこれも寝ぼけながら。)

妙な体の圧迫感で、またしても私は起きてしまいます。
そして一度ハグされると抜け出せない。力が強い…さすが元ラグビー部。

でもね、たとえ睡眠妨害されても、ハグって嫌な気はしないんですよね。

毛布を奪われ、自分の布団のテリトリーまで荒らされたのに、何だこの不思議な多幸感。。悔しいけれど、これまた怒れずじまい。。

結局、睡眠の邪魔をされて私だけ寝不足で朝を迎えるのです。
ちなみに、夫はずっと寝ぼけてる=寝てるので、睡眠になんの支障もないようです。

ズドンと疲れが残り、もう勘弁してくれーー寝かせてくれーーというような朝を迎えても、爆睡してご機嫌におはようって寄ってくる夫が何だか憎めないのは、私が甘いだけなのでしょうか。それともこれが、「夫婦」の愛なのでしょうか・・・?
疲労感と多幸感が溢れる不思議な朝でした。


……なんとなく今年の我が家は寒波を乗り切れる気がします。


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