ありたい・なりたい・あるべき
細かなニュアンスに引っ張られるわたし。
今日は「ありたい」「なりたい」「あるべき」という言葉がぐるぐると頭の中を巡っています。
わたしがイメージしていることを列挙します。
【ありたい姿】
・どのような環境の中で、どのように振る舞い、どのような心持ちでそこにいるのか、思いを馳せること。
・すでに(不足していることが充たされて)できている状態で、何をなしたいかをイメージしている。
・将来の自分から見て、今の自分は何に満たされ、何が不足しているのかを省みる。
・対象は他者や環境。
・時間軸は未来。
・全体像としての存在をイメージする。
【なりたい姿】
・何ができ、何を果たし、どのように成長したいかを思うこと。
・夢や目標。
・今足りていないことを補って成長していきたい方向を明確にする。
・対象は自分。
・時間軸は現在。
・能力やスキルなどの部分的な自分像をイメージ。
【あるべき姿】
・自分にできていないこと、不足していることを注視。
・目標を達成しなければならないという責任から生まれる自己イメージ。
・足りている、満たされている部分にはあまり意識が向いていない。
・対象は自分。
・時間軸は過去〜現在。
・マイナス面のみの部分評価が先行。
……と、こんな感じです。
山登りで例えると、
・登る前から山頂で何をしたいかを想像するのがありたい姿
・登るためにどうしたらよいかを考えるのがなりたい姿
・登らなければならないと滅入っているのがあるべき姿
というイメージです。
自己一致できているとありたい姿を想像しやすいはず。いま不足している部分も受け入れているから反省より内省で物事を捉えられます。
一方、自己不一致だと、こうなりたいこうあるべきという囚われが浮かんできてしまいます。だから将来像をイメージしても、ワクワクするどころか反省や後悔の念に襲われるばかり。「わたしなんて…」「わたしはダメだ…」という心の声が溢れてきます。
だとすれば、ありたい姿を感じられるようになるには、自己一致が必要要件となります。そのためには自分と向き合い、自分を省みて、どんな自分も受け入れるという自己受容や自尊感情の醸成が欠かせないわけです。
そのきっかけをつくるのが、問いかけであり、経験を鏡とするような関わりだと、わたしは考えています。
ありたいとなりたい。
わずか一文字ですが、その意味は大きく異なります。
自らに置き換えたとき、果たしてわたしはありたい姿を思い浮かべることができるのか……改めて探求してみたいと思います。
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