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キャリアカウンセラーのおかちんです。
今日は何に心が動きましたか?
ここ最近は非常に忙しく、時間に追われる毎日です。
やることがたくさんありすぎて、ひとつ終えれば次がやってくるという感じです。まるでわんこそば状態。息つく暇もありません。
しかも、どの仕事も手を抜くことができず、慎重かつ正確に進めなければならないというシビアなミッションばかり(笑)
机をひっくり返して楽になりたい気持ちをぐっとこらえながら、粛々と進めていく自分が、それはそれで素晴らしいとほめてあげたくなります。
わたしの場合、人からの依頼は「~ねばらなぬ」と受け取る癖があります
それも高いクオリティを求められているように感じ、完璧に仕上げようという意識が気づかない間に働いています。
結果として、頼まれたことに追われることになり、いつしか恐怖を感じるようになります。
・・・はて?
「何が」怖いのでしょう?
ここで感じる恐怖の中身は何なのか、それを自問自答してみます。
1.期待に応えられないことで信頼を失う恐怖
「もし頼んだことができなかったら、きっと相手はがっかりするんだろうな。」
そういう思いが頭をよぎります。
相手の信頼を失い、もう二度と頼んでもらえないんじゃないかと考えてしまいます。
でも、自分が他者に対して同じように思うかというと……きっと何度でも頼みます。できることまでやってもらえればOKだし、やろうと思って努力してくれたことに最大限感謝しますね。
そうやって他人に対してできることを、なんで自分に対してはできないんでしょうかね。
2.できない自分に直面して自信を失う恐怖
「いつでもどんなことでもできる」ということにある種の自信をもっています。
だから「できない」という事実を突きつけられると、その自信が崩れてしまうのではないかという怖さがあります。
一方で、最初からできないことはちゃっかり断っています。無理なことはしない、できることは全力で取り組む、そうやって依頼の時点で取捨選択しています。
「だったらそもそも、“なんでも”できるという意識は間違っていない?」
「できないこともあるんだし、できそうなことだけ選んでいるんだったら、”なんでも”じゃないよね?」
そんな考えが頭の中に現れます。
こうやって自己否定をせざるを得ないことに、怖さを感じるんでしょうね。
3.人の役に立たなかったという絶望をこれからずっと抱き続ける恐怖
「できなかったということは、役に立たたなかったということだよね」
それは、人の役に立つということを何よりも大切にして生きてきた自分を全面的に否定することになります。もう絶望です。
しかも1度失敗したら、これからの人生でずっと絶望を感じ続けなければなりません。もう生きていく希望すら見えない感じがします。
そんな暗い夜道を歩き続けるような人生は怖くて仕方ありません。
でも本当に絶望するのでしょうか?
ダメならダメで、その原因を分析して次の機会に生かすような前向きさは、自分の良いところではなかったですか?
失敗を恐れて挑戦しないこと自体に後悔するタイプではなかったですか?
・・・と、こんな感じのことを、自分で自分に向かって問いかけます。
「もう二度と」
「なんでも」
「ずっと」
こんな言葉に、特徴が出ています。
たった1回の、しかもまだ起きていない失敗に対し、まるでそれがすべてであるかのように例えています。
悩みの渦中にいると視野が狭くなり、いま見えていることがすべてだと思い込んでしまうんですね。
身の回りにこんな言葉を使っている人はいませんか?
「みんなわたしのことをうわさしている」
「絶対に上司はわたしのこと嫌っている」
「どうせうまくいくはずがない」
これを、
イラショナル・ビリーフ(非合理的な信念)
と言います。
アルバート・エリスの『論理療法』の中心となる考え方で、非合理的で非論理的な認知のことです。
「人間の悩みは、できごとそのものに左右されるのではなく、そのできごとをどう見るかに左右されるのである」 アルバート・エリス
わたしは忙しくなると、「追われること」を『恐怖』と感じることに気づかされました。
恐らく、忙しくない状況であれば、「追われること」は『期待』や『役割』と捉えて楽しんでしまうでしょう。
つまり、できごと自体は変わっていませんが、それをどう感じるかは心のあり方次第なんですね。
わたしは日頃からこんな感じで、セルフカウンセリングを行っています。
これがうまく回らなくなったときは、本当に忙しすぎるんだと思います。
だからこうしてnoteを書いているうちは大丈夫ですね(笑)
みなさんもぜひ、自問自答にチャレンジしてみてください。
けっこう思い込みや決めつけの言葉を発していることに気づきますよ♪
明日もワクワクを楽しもう@おかちん
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