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「パパっとやってよ!」→簡単にできると思ってない?

こういうことを言う人、周りにいませんか?

「いい感じに作ってよ」
「チャチャっとやってくれればいいから」
「パパっとやってよ!」

・・・それって簡単にできませんから(苦笑)


「いい感じってどんな感じですか? 何をどこまでどれくらい仕上げれば満足してもらえるんですか?」
「チャチャっと、パパっとやっているように見えて、相当複雑な処理を限られた時間内で終わらせるために猛烈にがんばっているんですけど・・・分かってます?」

そんな心の声がもれそうになる自分をグッとこらえて、こういいます。

「・・・わ、わかりました」


わたし自身が言えずに溜め込むタイプというのもあるのですが、総じてマルチにハイブリッドに多方面にわたってあれこれできる“便利屋”的なポジションの方は、こういう頼まれ方が多いのではないでしょうか?

何でもできるから何でも頼まれる―――頼りにしてもらってありがたい反面、都合よく使われてしまう嫌いもあります。


できると思われ、頼まれてしまう
 ↓
断るのは申し訳ないので、仕方なく引き受ける
 ↓
引き受けた以上、責任を持って全力で取り組む
 ↓
結果的に最速で完成させてしまう
 ↓
期待以上の速さとクオリティに相手は喜ぶ
 ↓
これが当たり前だと思われる
 ↓
次も同じようにやってと頼まれる
 ↓
以下繰り返し

あぁ・・・こういう仕事、山ほどあるわ(笑)


人の期待に応えようとするから、どんな頼みごとでも全力を尽くしちゃうんですよね。その結果、必然的によいものができてしまい、その速さとクオリティががデフォルトだと思われてしまうわけです。

いやいや、簡単にできるって思わないでくださいよ(苦笑) それこそ命を削って力を尽くしているんですから・・・


でもそのおかげで逆に人に頼むときは、余裕をもったスケジュールかつ具体的に期待していることを条件として示して、納得の上で受けてもらえるように依頼するようになりました。もちろん相手に過度な期待をかけない(負担をかけ過ぎない)ように配慮したうえでです。

ただ、ピグマリオン効果(期待されるとよい成果が出せる)も意識して、やる気を起こすような声がけはします。わたしの依頼が「相手の成長のチャンスになる」ようにデザインするわけです。

やってよかった、がんばってよかった、スキルアップできた、と感じてもらえるよう関わり続けます。


頼む側の意識は言葉に表れます。
「“お願い”が“強要”になっていないか?」
「相手を“人”としてではなく、“モノ”として見ていないか?」
こんな視点で自分を省みることで、頼み上手に近づけると考えています。

わたしの場合、これを大人相手に発揮したいのですが・・・変に気を遣い過ぎて頼めないんですよね(笑)

あなたはいかがですか?




#明日も佳き日でありますように
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