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ボードゲームUNOZERO(時間×無限ゲーム=?)

イメージ動画(32秒)

 動画内に出てくる「第三の知能」とは、現在地球上には存在していない、人やAI(人工知能)を超える、時間をも克服する新たな知能のことを指しています。この世界に「第三の知能」をもたらすのはあなたかもしれません。


ボードゲームUNOZEROとは

 UNOZEROはサッカーをテーマとしたアブストラクトゲームというジャンルのボードゲームです。アブストラクトゲームとはチェス、将棋、囲碁、オセロのような偶然が関与せず、ゲーム内の全ての情報が公開され、ルールが明解で解釈の余地がないゲームを指します。
 本ゲームの最大の特徴は、非収束の無限ゲームを各プレイヤーに持ち時間を設定することで確実に収束させている点です。「先を読み最善手を模索する」という一般的なアブストラクトゲームの戦術に加え、時間に関係する「早く考えをまとめること」や「時間を稼ぐこと」も重要になります。時間と無限ゲームの融合により、スピード感のあるゲーム展開に、人ならではの高度な心理戦が加わり、これまでにない新しいアブストラクトゲーム体験を実現しています。

遊び方

 ブログか動画のどちらかでご確認ください。遊び方はとても簡単なので、小学1年生からプレイ可能です。大人と子供でハンデをつける場合、持ち時間の長短で調整してください。

※動画の説明がわかりづらいですが、新たに矢印を置いていくだけでなく、相手プレイヤーが直前に動かした矢印以外であれば、既に置いてある矢印を動かすことも可能です。

公式戦ルール

 下記記事に公式戦ルールとその解説を記載しています。あらゆるアイテムの持ち込みが可能であること、時間によって確実に勝負をつける(引き分けは無い)ことが特徴です。

勝ち方(ゴールの仕方)

 一般的なアブストラクトゲームとしての勝ち方をまとめています。遊び方はシンプルですが、とても奥が深いことをご理解頂けるかと思います。

確実にゴールが可能な3つのパターンの動画です。

真剣勝負(動画あり)

 公式戦ルールにて真剣勝負した動画がこちらです。長いので早送りしながらでも見て頂ければイメージがつくかと思います。
 真剣勝負①(ゴールが決まるVer.)(4分37秒)

 真剣勝負②(時間切れVer.)(13分26秒)

時間の計り方

 チェスクロックを利用して下さい。
 各プレイヤーの持ち時間を15分に設定するのが個人的なおすすめです。30分で確実に勝敗がつきます。

「第三の知能」とは

 アブストラクトゲームにおいて、時間をかけて最善手を探索、評価する人やAI(人工知能)を超え、持ち時間という要素すら克服してしまう新たな知能のことを指しています。詳細については下記二つの記事をご参照ください。

非収束の無限ゲームとは

 非収束の無限ゲームとはボードゲームのルールとして収束条件が用意されておらず、勝つことと収束することが同義となるゲームとなります。初心者同士でプレイしても必ず終わるルールが用意されているボードゲームと比べると少し敷居が高く、事前に勝ち方(収束のさせ方)を研究しておく必要があります。
 非収束の無限ゲームとして最もポピュラーなのは将棋です。非収束の無限ゲームである将棋がなぜ最後にしっかり収束するのかについて興味のある方は下記記事をご参照ください。

開発のきっかけ

 UNOZEROは「考える、試す、修正する」というプログラミング思考を子供に身につけてほしいという知育の観点で開発しており、開発当初、家族内ではプログラミングサッカーと呼ばれていました。UNOZEROはイタリア語で10(イチゼロ)のことであり、コンピュータの二進法に由来しています。子供に興味を持ってもらうためにサッカーをテーマとした経緯もあり、1対0で勝つ事を示すサッカー用語のウノゼロも意識しています。

今後の展望

 公式戦の開催を検討しています。適切な時間設定により、プレイヤーも視聴者も楽しめる魅力的な公式戦を目指します。しっかり時間をかけて検討し、実現したいと考えております。

販売チャネル

・2024年春のゲームマーケットに4/28(日)のみ試遊ありで参加させて頂きます。
・ボドゲーマ

 最後にゲームメカニクスについてより詳しく知りたい方へおすすめの記事です。

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