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「2回目」の育休明け、前回の反省を踏まえて備えたいこと

私は年中と、4月から保育園の0歳児クラスに入園する子の2人の子の親で、この春育休から会社に復帰する予定で、残りあと2ヶ月ほど。
実家は両方とも遠方で、夫婦2人のみでの家庭運営です。
5年前にも育休明けを経験しましたが、そこからの4年間のワーキングペアレント生活は、これまでの人生のなかでもでも印象深い苦しさでした。
そんな前回の反省を受け、今回の育休明けに向け、やっておきたいことを一通り書いておきます。
育休明けを目前に控えたどなたかの参考になれば幸いです。

先ほど4年間のワーキングペアレント生活について、「印象深い苦しさ」と書きました。
具体的には・・・

育児への配慮により配置されたバックエンド業務での既存スキルの切り売り感(↓)
⇒人事評価ダダ下がり(↓)
藁をもつかむ気持ちのときに再会した英語学習(↑)
⇒それに伴って破綻したリソースの再分配(↑)
⇒バックエンドから最前線への配置換え(↑)
⇒貢献できる兆しはあるものの、リソース不足も限界に達す(↓)
⇒リソースの再分配で通常勤務から時短勤務へ切り替え(↑)
体力強化やアウトプットをはじめる(↑)
時短勤務がゆえ?の昇格見送り(↓)
⇒社内大量退職に伴う役割の変化(↑)
⇒時短勤務・産休入り直前という悪条件下での昇格達成(↑)

山あり谷ありで4年かけて評価を勝ち得たわけですが、振り返れば、「①会社の期待値と自分の目標がなかなかあわなかったこと」と「②会社の人事評価軸と自分が評価してほしいポイントがずれていたこと」の2点が課題でした。
昇格見送りになったのは、「③会社が多様な働き方を認めていく過程で、標準的でない働き方を選択する社員を評価する仕組みが備わっていないこと」が原因でもありました。

「③会社が多様な働き方を認めていく過程で、標準的でない働き方を選択する社員を評価する仕組みが備わっていないこと」は、私は常に社内でパイオニアであると自認しているので、産休に入る前に、担当役員や人事担当役員に提案書を提出したり、産休・育休中にも想定される課題をメールで伝えたり、働きかけは行っています。
子ども家庭庁のベビーシッター補助の導入、せめて病児対応時だけでも在宅勤務を認めること、それらを行うにあたって課題となることとその解決方法など。

「②会社の人事評価軸と自分が評価してほしいポイントがずれていたこと」は、「会社の人事評価軸を理解し、それにあわせていく」につきます。
まず第一に「何が会社の業績に影響するのか」を考え、そこからそれに対して自分が強みを活かして最も貢献できることは何かを考え、自分の担当業務やポジションを自ら上司に提案していければよいかなと思います。

問題は「①会社の期待値と自分の目標がなかなかあわなかったこと」です。
上司とのコミュニケーションである程度は解決できることですが、それ以前に、自分にとって会社で働く「コンセプト」を決めておくべき、というのが前回からの一番の学び。
「なんのためにこの会社で働くのか」をしっかり突き詰めておけば、たとえ評価されなくても、その目的が達成できれば、十分幸せだと思います。
「働いて」何を得たいのか。「この会社で」何を得たいのか。
あれもこれもじゃなくて、なるべくシンプルに。

私の場合。
こちらのnoteによると、私を構成する三段ピラミッドは

 最上段  :「自分だからできる仕事」
 真ん中の段:「家族の心身の健康」
 最下段  :「自分の心身の健康」

「自分だからできる仕事」をやるために、

・下二段をある程度維持できる環境を作る、または、突き詰めて見切りをつけること
・仕事を通じて、または、会社以外の時間で、「自分だからできる仕事」の原石を見つける、磨く

あたりが、復職後、今の会社で働く目的な気がします。
マルチ・ポテンシャライト」でいうところの「アインシュタイナー」(給与を得る仕事以外の時間でやりたいことをする)の「ほどよい仕事」探し。
または、そもそも「アインシュタイナー」が今の私に向いているのか(仕事とやりたいことを切り分ける)を確認すること。

復職までに、このあたりをもう少しかためていきたいです。


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