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ワーママ3年目で念願の「運動」を日常生活に取り入れる

「脳を鍛えるには運動しかない!」と言われても、そんな時間どこにあるんですか!というのが未満児ワーママの本音では。

今私は3歳の子どもを育てながら働いていますが、自分の体のメンテナンスに時間を割けないことは、子どもが生まれてから長らく悩みでした。
そこで、時短勤務への切り替えにより、無理やり時間を作って少しずつ実践してきましたが、少しずつ運動に対するマインドを変えることができてきたので、今日はその話を書きたいと思います。

1.そもそもなぜ運動がしたかったか??

私はめちゃくちゃ運動嫌いですが、子育てしながら働くという、私にとって多忙すぎる毎日を送るなかで、ふつふつと運動したい欲が湧いてきました。

と言っても、当初は運動のうの字もなく、ただの、自己の欲求を抑圧された人間の心の叫びです。

・モヤモヤ気分を晴らしたい!
・子育てしながら働くなんて、気力も体力も尽きるわ!!
・自分の人生を意欲的に生きたい!!
 
仕事は中途半端で評価もされず、意欲はあっても家族を優先する心の動きは変えられないというあきらめ。
子どもがべったりで週末の育児のつらいことつらいこと。
仕事と育児に生活のほぼ全てを占められ、自分の欲求を満たすことは皆無。

ただ、これらをどうやって達成していこうかと考えた時、「体を動かす」というキーワードが浮かび上がってきました。

・モヤモヤ気分を晴らしたい!
 →運動は思考や精神的健康によい

私はとても運動音痴なのですが、唯一得意なスポーツはスイミングです。
赤ちゃんの頃からベビースイミングに通っていて、そこから小学校高学年までずっとスイミングを習っていました。
こどものときは、わざわばしんどいことをしに、スイミングに行くのが本当にいやでしたが、今となっては、続けていてよかったなと思います。
なぜなら、運動音痴でしんどいことが嫌いな私でも、苦なくできるスポーツがひとつちゃんとあるからです。
そのことについては大人になるまであまり意識をしていませんでした。

しかし、学生の時に気が向いたので久しぶりに市民プールで泳いだら、頭も心もすっきりするではありませんか。
これは私にとって大発見でした。
運動嫌いなので、こんな経験他でしたことがないのです。
それ以来、就職してからも気分がもやもやしたときには泳ぎに行くようにしました。

「気分もやもや→泳ぐ」これは私の中での鉄板です。

就職してからは深夜残業も多く、毎日長時間労働でへとへとでした。

そのためかしょっちゅう生理休暇を取得していました。

ただ、自分の中には、生理休暇を取らないといけないほど体調が悪いのは、体力に見合った仕事量ではないからではないか、ということを考え始め、仕事量を減らすこと、婦人科に定期的に通うこととあわせて、食事指導付きのパーソナルトレーニングを始めることとしました。

そうすると、「ちゃんと体力をつける努力をしているので、これで体調を崩しても仕方がない」と、なんだかよくわからない自信がでてきました。

運動しているという事実だけで、自分がこんなに自信を持つのかと思いました。


・子育てしながら働くなんて、気力も体力も尽きるわ!!
 →気力の源は体力

子育てと仕事の両立・・・無理です・・・気力がありません。

帰宅後のワンオペ育児を想定し、そのための体力をちゃんと残しておくことを意識して、仕事をする。

一人で生活していた時には想像できなかった働き方です。

専業主婦を奥さんに持つ同僚たちを、この人たち、帰ったら家で奥さんがご飯つくっていてくれるんだろうなぁとうらやましく思う日々。(偏見)

本当に毎日自分の残りエネルギーを意識して仕事をしていました。

そうすると、仕事に全力で取り組むなんてできません。

それがまたもやもやを生んでいました。

もっとちゃんと仕事したい。

そのためには、日中残量を意識せずに働いていても、残量をしっかり残せるくらいの体力が必要です。


・自分の人生を意欲的に生きたい!!
→死ぬまで意欲的に生きたい
→健康寿命を自分の寿命に限りなく近づけたい

私は体調が悪いとき、体調が悪いことをいろんなことの言い訳にしがちです。

体調が悪いと、体調が悪いことが気になってしまい、いろんなことの調子がくるってしまうんです。

私は自分のそういうチキンな特性を知っているので、なるべく体調は整えるよう、人一倍気を付けています。

一方で、体調が良いと、新しいことにもどんどんチャレンジできるポジティブな状態になれることも知っています。
体調は私のメンタルをものすごく左右するのです。

これまでもそうだったし、きっとこれからもそうだろうと思うので、体調は常に良い状態を保ちたいです。

また新卒で入社した会社で勤務していた時のことなのですが、長時間労働で毎日くたくたで、生理休暇をよくとっていました。

私生理前や生理中の体調を、自分の健康状態の指標の一つとしているのですが、今の状態は、自分の体力と業務量がミスマッチを起こしている結果では、と考えていました。

そこで、婦人科通院と同時に始めたのが、栄養士による食事指導付きのパーソナルトレーニングでした。

運動嫌いの私にはだれか伴走してくれる人が必要ということで始めましたが、この経験はとてもよかったです。

パーソナルトレーニングにいきはじめた変化でもっとも大きかったのは、メンタルの変化です。

「私はちゃんと体力づくりに取り組んでいる」という事実が、社会人としての自信につながったのです。

きっとどこかで、生理休暇で休みがちなのに体調を整える努力をしていない、という後ろめたさがあったのだと思いますが、体力づくりをしていてもなお生理休暇を取らないといけないような状態なのなら、業務量のほうが間違っている、と思えるようになりました。

また、最近、長生きというのはリスクだなと思うようになりました。

もし自立した生活ができなくなったら、たとえ高齢者住宅に入居したとしても、自分が思うような生活を送れるかどうかはわかりません。

やりたいことをやれないストレスや、やりたいことすら思いつかなくて、ただ時間だけがたっぷりあるという状態の苦しみは、想像するだけで胸が苦しいです。

いま、やりたいことが次々と生まれ、とても充実した生活を送っている分、長生きをしても、死ぬまでやりたいことがあふれ、やりたいことをやる生活を送りたいと切に望みます。

そのためには、体力を維持し続けなくてはならないと、最近思うようになりました。

2.乳幼児を育てながら運動できるか

しかし、スイミングは行きたいと思いつつ、子どもが生まれてから、ベビースイミングをのぞいては、一度も泳ぎに行けていません。
そもそも一人で出かけることが難しい。
7週間に一度、美容院に行くので精一杯です。
しかも美容院から帰ってきたら、子供はいつも以上に私にべったりになり、結構疲れます・・・。

時短への切り替えを上司に相談した際、「仕事と子育ての両立で体力が限界なので働き方を見直したい」という話をしたら、上司から「時間を取って歩いたりすればいいのに」と言われ、心の中で「そんな時間どこにあんねん。」とその話を聞きながら毒づいてしまいました。

実際、一人で歩く時間を確保するというのは、なかなか難しいです。
フルタイムで働いていると育児と仕事以外の時間は皆無ですし、子どもと一緒に歩けばよいかというと、そういうわけにもいきません。
子どもとは歩くペースが全然違いますし、抱っこ攻撃に合います(それはそれで運動ですが)
それに。運動することの醍醐味は、前述のとおり頭と心がすっきりすることですが、子どもと一緒だとそんなわけにいきません。

そうすると、「ひとりの時間」で運動するしかない、と思いました。

しかし、「ひとりの時間」は非常に貴重で、この時間を使ってやりたいことがありすぎます。

そこで、「ながら運動」「すきま運動」日常生活の中にちりばめるしかないと思いいたりました。

3.運動嫌いの私が取り入れた運動

今まで何度か表現を変えて書いてきましたが、私は、しんどいことが人一倍嫌いです。
すなわち、運動においても、いかに楽にできるか、ということが大事です。
あとは時間がない

いろいろ考えた末、まず導入したのがSix Padでした。

家事をしながらできればと導入しました。

導入として、これは結構よかったです。
ながら筋力アップができます。
はじめはきついですが、そのうち最大レベルでもへっちゃらになり、結構簡単に腹筋が割れます
鏡で割れたお腹を見ると、でます、やる気。
胴回りのものを購入しましたが、出産後のお尻の筋肉が落ちてしまったことも気になり腰周りのものも買い足しました。

「装着」を日々のルーティンに組み込めればとてもいいです。
目につくところにおいておくこと(私はリビングと寝室にそれぞれおいています)がポイントです。

それと日々のルーティンとセットにしておくこと。

私の場合は英語のシャドウイングとセットにしたり、夕方の家事とセットにしています。

これらは今も続けています。
ネックは粘着シートが消耗品なこと。。。

しかしこれだけでは、筋力アップはできても頭のスッキリにはなりません。
それに、いま私がつけたい体力は、おそらく筋力ではなく持久力です。

そこで全身運動をしたいなといろいろ考えました。
エアロバイク、トランポリン、エア縄跳びなど。
なるべく、ながらでできるもの、です。
自転車は苦ではないので、エアロバイクにはものすごく惹かれたのですが、場所をとりそうなのでなかなか踏み出せず。
ふと目に留まったのが、妊娠時に買って部屋の中に転がっているバランスボール
まずはこれを使ってみようと思いました。

↓本多さおりさんの本を読んで、存在感のない無色透明がよいと思って購入

そうして、朝、英語のシャドウイングをするとき、夕方読書やアウトプットをするとき、バランスボールの上ではねながら、できれば上半身も動かすようにしました。

完全に自己流ですが、ウォーキングのように足踏みをして腕を振ったり、水泳をするように腕をうごかしたり。
この全身を動かす、というのが予想以上によかったです。
夏の時期だとめちゃくちゃ汗かいて気持ちがすっきりします。

そして、こういう、すっきりを一度体験すると、「もっと体動かしたい」という気持ちが芽生えます。
そうなると、仕事中にトイレに行くついでに意味なく廊下の端まで歩いて軽く運動してから廊下を走って執務室に戻ったり、業務時間中に考えをまとめながら散歩するようにしたり、エスカレーターを使わず極力階段を使うようにしたり(オフィスまで300段近く登ります)。
また公園で子どもと遊ぶ時も、スクワットしながらブランコをおしたり、コンビネーション遊具のまわりをウォーキングしたり、段差で踏み台昇降しながら見守ったり。
今までこどもの遊びに付き合うのが本当に苦痛だったのですが、せっかく青空の下にいるので自分も体を動かしたいと思うようになるなど、隙あらば運動してやるぞ、というマインドに変わってきました。

まずは軽いものを継続してよい気分を体感する、というところからはじめたのがよかったかなと思います。

保育園の同じクラスのお母さんで、毎朝晩駅・保育園間をランニングしているお母さんがいるのですが、もう少し自信がついてきたら、そんなふうに走って、ちょっとずつ走れる距離をのばしていきたいです。
そういう目で見ると、日常生活で走ることができる場面(歩いている)ってそれなりにあります。
でも今は、走るぞ!となると、次の日にしんどくてやめちゃいそうなので、30秒とかそこらにとどめ、本格的に走るのはもう少し自信がついてきたら、ということにしています

だいぶ習慣化してはきましたが、それでもやっぱりさぼってしまうときもあります。
そんな時対策に、 みんチャレのグループに参加するなど外部監視のしくみにしておくと、さぼってもまた戻ることができます。

こうやってすきま運動・ながら運動ライフを謳歌できるようになりましたが、もっと効果的に体を動かす方法(負荷の高いトレーニングをたまに取り入れるなど)があれば実践したいです。
ただまずは焦らず負荷が低くても日常生活に運動を組み込み継続することが大事だと思っています。

運動についてはまだまだ研究中のため、何か生活に取り入れやすい、すきま運動・ながら運動ご存じでしたらぜひ教えてください!
絶賛募集中です。


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