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「ここにタープつけたら相当いいかんじになるなあ」 と提案があったとする。朝市の会場をよりよくするための提案だ。この提案を聞いたら、そしてそれがいいものだと思ったら、どうやったら実現可能かをまず考える。 ここにタープをつけるためには、大きさと重さから判断すると会場のこのあたりとあのあたりに強固な支柱が必要やなと予測できたとする。そのときに感じる、ああこれは結構な作業量になるなと予想できる。 そのときにだ、割と高頻度でそれを阻止しようとしてくるやつがあらわれる 「それ
意識している自覚はないが、10年前に読んだこの本の内容が無意識に刷り込まれているからではないかと感じる。 Fbでアカウントをとって顔写真をつけて投稿しまくってたころ、友達が危ないから辞めなさいと言ってた。なにがあぶないのかなあと思っているタイミングでこの本にであい、読後なんの不安も躊躇もなく公開していこうと決めたのを覚えている。残念ながら中身についてはほとんど覚えていないが、安全安心という面と利益があるという点で納得したのだけは感覚として残っている。 それ以来、ツイ
スタッフが常に笑顔で、そして多くの時間を笑って過ごしている。 朝市の現場は明るくて楽しい雰囲気に包まれている。飯場と呼ばれるスタッフとボランティアが会場全体を見渡せる位置に設置されたスタッフの控室。 作業を終えたスタッフが、またスタッフの誰かを訪ねてきたゲストがそこに集まり、休憩し談笑し打ち合わせをしている。朝市の開放的な雰囲気がそうさせるのか、スタッフがそうさせるのかわからないがそこは常に笑いに包まれている。 その雰囲気が会場全体に広がって朝市は楽しそうに映る
朝市のスタッフたちは決断が速い。おれ? まだまだ全然遅い。 リーダーはいつも言う「さっさと決断しろ」と。私はまだまだ修行中の身なので全然だめなのだがリーダーを含めた他のスタッフの決断はすこぶる速いのが朝市の特徴でもある。 朝市は生きものみたいなものなので日々予想だにしないことが起こる。中には急を要する危険をともなうものもある。そんなときにいちいち上にお伺いを立てて対応するという制度は朝市にはないのだ。スタッフがそれぞれある程度の権限を持っていて、即座に決断し対応して
専門家とは非常に狭い分野でありとあらゆる失敗を重ねてきた人間のことである 〜ニールス・ボーア〜 Facebookのこの年あなたはこんなことをしてましたよと回帰させるのが自身のタイムラインにあがってくるのですが、5年ほど前に引用していたがまったく忘れていた物理学者の言葉が冒頭のです。 このとき私はサーフィンの上達方法をそれを必要とする人に必死で伝えていました。プロでもコーチでもインストラクターでもない私が上達の方法についてつらつらと書くのですからそれはそれはそれを腹立た
ハブ空港ってあるでしょ、そのハブです。 何かと何かをつなぐ場所をそうよぶのですが、朝市は人と物と事をつなぐハブだなあと思っています。 まったく何もない場所に物を置くことで人があつまり事が起こります。人が集まるとまた物がやってきて事が起こります。その場所に何かを置くことから始まってそれがスパイラル的に進んでいく印象です。 メダカの大西さんはメダカを家の庭で育てています。うまく育てればとんでもない勢いで増えて行くらしいです。その大西さんはあまりにも増え続けるメダカを
会場のキャパが決まっているなら回転率を考えるのは自然だが朝市は考えない。 朝市はできるだけ長く滞在してもらってより多くの人とコミュニケーションを取ってもらうハブ的な役割があると考えるからだ。 例えば会場内には最大で200名程度しか入れないとする。営業時間が5時間で1回転が60分程度とするとお客さんは1000名前後になる。滞在時間を伸ばしてもらって平均で90分いてもらうと来場者数は減って666名となる。商売と考えると前者のほうがいいのだが朝市は目的が滞在してリラックス
朝市の運営には、トヨタ方式(トヨタ生産方式)の影響を受けた合理的な現場運営をあちこちに取り入れています。きょうはそのひとつ「ムダ取り」の話をします。トヨタ方式の7つのムダとは以下の7つ。 (1)加工のムダ (2)在庫のムダ (3)不良・手直しのムダ (4)運搬のムダ (5)作りすぎのムダ (6)動作のムダ (7)手待ちのムダ 「えーあの悪名高いトヨタ方式」と思うかたもいるかもしれません。そういう取り上げ方をしている社会科の資料集なんかが昔あったのをわたしも覚えています
最近結果がではじめ、毎週1000人近くのお客さんにお越しいただき、40店以上の出店者が集うイベントになった朝市。最近の様子だけを知っている人に言われる「すごいですね、成功の秘訣は?」と。 よくわからいんですと私たちは答えている。 実際によくわからないというのが本当のところです。あらゆる手をつくし、ああでもないこうでもないと毎週毎週やってきています。私たちはあのトヨタ様が提供してくれた、今や英語にもなっているKAIZENを毎週ひたすらやってきました。 小社社
朝市はベンチャーでしかも小社の社長が「やったらええやん、なんでやれへんの?」というタイプなので、思い立ったら吉日ですぐやります、なんでも。 今回も今までやりそうでやらなかった薪を売るということを突然決めました。朝市は冬のあいだ、暖助という名のアウトドア用の薪ストーブを焚きまくります。暖をとるために、そのうえで牡蠣やいももちというスイーツやマシュマロを焼くためです。お湯が必要な出店者はやかんを置いてあたためたりもしています。 そのため冬期間は少々暖かかろうがお構いなしに火
朝市をやっているとたまに連絡がある。インスタやfbにメッセージがくる。 今回のオファーは少し変わっていた「映像を撮らせていただけませんか?ボランティアで構いません」朝市では随時ボランティアを募集しているので、そんな申し出は大歓迎なのだが、この話は少しおいしすぎるので少し警戒した。 最初は無料で、ここから先は有料だよというてのマーケティングや営業がやまほどあるからだ。猫の手も借りたいくらいの忙しさなので写真や動画をとってくれるという声かけはとてもありがたいので嬉しいか
オープンデパート朝市は、すべて座席はベンチを採用しています。これは遠隔地での大型イベントから地元での朝市に営業スタイルを変更したタイミングですべて切り換えたように記憶しています。 なぜ個別のイスではなくベンチなのかというと、単独のイスではなくベンチにすることによって対話が発生しやすいからですね。 ベンチしかないと、1人で訪ねてきた人は誰かと隣り合って座る必要があります。これが対話を生む。サイズも絶妙に調整してあり、ムリしたら4人座れる、3人でちょうど、2人だとゆった
毎週1000人前後のお客さんが来場するオープンデパート朝市加古川だが、この規模では信じられないほどゴミが落ちていない。 まもなくクローズするという時間帯にゴミ拾い専用火箸を持って会場を練り歩くのだが見事にゴミが落ちていない。ストローが入っていたビニールの袋とか割り箸が入っていた袋が数個落ちているくらいだ。この専用火箸は驚くほどゴミが拾いやすいのではりきっているのだが、残念ながらというか、嬉しい悲鳴というべきか、火箸が活躍する機会は少ないのだ。 会場にゴミが落ちて
ムサシオープンデパート朝市は、いわゆる「マルシェ」という形式でやっています(けども、いったいマルシェってなんなんですかね)。はやい話が青空市場ですね。テントでいきなりポップアップできちゃう市場。露店の集まりです。 もともと株式会社ムサシは雑貨店の「アインショップ」というのを経営していました。雑貨の不良在庫がやたら増えたので、青空アウトレット販売会で売った。するとたいへんな好評だったので名前を付けた。それが「アインオープンデパート」です。 そのうち雑貨店のほうは業績が