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娘の鼻は天狗の鼻?
「(鉄棒の)前回りが1回出来たらね、
何回も出来ると思うんだよね」
先日娘がこういっていた。
娘のこの前向きな姿勢は見習いたい。
私はこう返した。
「わかる!
昨日お母さんさ、夜ご飯にチキン焼いたじゃん?
あれ、皮がパリパリで美味しかったよね?
あの時お母さんも、
やった!成功した!また今度作ろう!って思えたもんね」
チキンで共感してしまった。
こうも言う。
「〇〇(娘の名前)ね、お絵かき上手だからさ」
確かに上手ではある。
でも、謙虚さも必要なのでは?とも考える。
いつかはその天狗の鼻、へし折られるよ!
と残酷なことも考えつつ・・・
でも、その天狗の鼻、
わざわざ親が折ってやる必要はないよね。
いつか天狗の鼻を折られたら、
自分で絆創膏巻いて、
立ち直ってほしいな、と思う。
このパターンも、たまにある。
「〇〇(娘の名前)はね、
△△ちゃんよりお絵かき上手なんだよ」
他人を下げるパターン。
この時は
「そっか。(一度受け止める)
確かに、娘ちゃんはお絵かき上手だもんね。(共感)
△△ちゃんもさ、こないだ良い絵描いてたよ~
(どっちが上手とは言わない)」
△△ちゃんをよく知っているなら、
実体験を話すが、
よく知らないお友だちの時は、返答に困る。
天狗になっていいのだが、
他人を下げる天狗は、やめてほしい。
他人を下げる天狗の時は、
お友だちの良いところに目を向ける、
良い機会にもなる。
ちなみにこの他人下げ天狗(勝手に命名)、
兄弟間でよくお目見えする。
「折り紙は息子くんより
〇〇(娘の名前)のほうが、上手だよ!」
この時の私の返答。
「そうだね。
まだ、息子くんは4歳で折り紙の練習中だからさ。
娘ちゃんは、3歳、4歳、5歳とたくさん折り紙してきたから、
上手なんだよね」
もちろん、返答に正解はない。
ただ、絶対言わないようにしているのは
「そんなこと言わないの!」
と
「そんなこと言ってると、友達なくすよ」
(他人下げ天狗のとき)
こんな風に偉そうなことを書いてきたが、
実は・・・いつか、
娘は天狗の鼻をへし折られるかもしれない、と
ありもしない不安にヒヤヒヤしてる、
チキンな母親なのである。
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