JSHRM 第86回 人事制度研究会のご案内

日本人材マネジメント協会 人事制度研究会では、人事制度(等級制度、報酬制度、評価制度)の構築や運用、管理職評価スキルなどの人事評価制度領域をはじめ、キャリア、人材育成、組織マネジメントなど関連する領域もターゲットとしております。

メンバー発表によるケース演習、ゲストスピーカー講演、意見交換(相互コミュニケーション)等を通じてこうした領域についての知見を深めています。

第86回人事制度研究会は以下の日時にて行います。

■2022年10月27日(木)18:30~20:00

■会 場:Zoom(ズーム)を利用したリモート開催です。

参加お申込み頂いたみなさまには別途当日のZoom(ズーム)アクセス先をご連絡致します。

■内 容:

主催者・ファシリテーター:岡田英之さん(JSHRM執行役員・人事制度研究会主催)

テーマ:「研修評価」から考える人材育成(研修)のホントの意義

    ~「研修転移」、「混合評価」というキーワードを手がかりに~

 皆さんの所属する組織でも様々な人材育成プログラム(研修)が実施されていることかと思います。昨今のコロナ禍では、オンライン形式での実施も増えているかも知れません。「OJT」、「OFF-JT」、「自己啓発」といった言葉には相当手垢がつき、無味乾燥化している組織も多いのかも知れません。2000年代半ば以降では、「組織開発」、「職場学習」、「越境学習」など、マンネリ化し、手垢のついた人材育成(研修)の世界にも変化の兆しが見られ、特に、「人が組織の内外を往還しながら学習する」というコンセプトが盛んに議論されています。
 さて、皆さんの組織では、実施した人材育成プログラム(研修)の効果をどのように考え(捉え)ているでしょうか。研修終了後、たった1枚のアンケート用紙が配布され、受講者が社交辞令的に忖度しながら回答するだけで済ませていないでしょうか?これでは、研修参加者の満足度を特定の時点で簡易に観察したにすぎません。人材育成プログラム(研修)の善し悪しを測る基準とは何なのでしょうか?あたらめて考えてみると意外と難しいものです。人材開発の本来の意味は、「会社や組織の目標や戦略実現のために、社員の学習意欲に働きかけて、経営や現場に具体的成果を残すこと」とも言われています。
 今回の人事制度研究会では、「研修転移」、「混合評価」という言葉を手がかりに、研修評価について皆さんと意見交換をしたいと思います。

『研修開発入門 「研修評価」の教科書 「数字」と「物語」で経営・現場を変える』中原 淳・関根雅泰・島村公俊・林 博之 著

https://www.amazon.co.jp/%E7%A0%94%E4%BF%AE%E9%96%8B%E7%99%BA%E5%85%A5%E9%96%80-%E3%80%8C%E7%A0%94%E4%BF%AE%E8%A9%95%E4%BE%A1%E3%80%8D%E3%81%AE%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8-%E3%80%8C%E6%95%B0%E5%AD%97%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8C%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%80%8D%E3%81%A7%E7%B5%8C%E5%96%B6%E3%83%BB%E7%8F%BE%E5%A0%B4%E3%82%92%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B-%E4%B8%AD%E5%8E%9F-%E6%B7%B3/dp/4478115532/ref=sr_1_1?adgrpid=138543839191&gclid=EAIaIQobChMI9t6A2Jz1-QIVRaaWCh3n7QUxEAAYASAAEgIWJ_D_BwE&hvadid=593503845354&hvdev=c&hvlocphy=1009076&hvnetw=g&hvqmt=e&hvrand=16166472379200282766&hvtargid=kwd-1654940641621&hydadcr=16038_13486739&jp-ad-ap=0&keywords=%E7%A0%94%E4%BF%AE%E8%A9%95%E4%BE%A1%E3%81%AE%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8&qid=1662091332&sr=8-1

進め方:

参加を希望される方は、『研修開発入門 「研修評価」の教科書 「数字」と「物語」で経営・現場を変える』中原 淳・関根雅泰・島村公俊・林 博之 著をお読み(可能な範囲で)の上ご参加ください。

①主催者である岡田英之より、意見交換のネタ提供として、書籍内容のポイントを20分程度で説明します。

②参加者のみなさんにご準備頂いた(ご持参いただいた)考え方、意見や思いを順番にご紹介頂き、意見交換(ディスカッション)していきます。

■定 員:今回の研究会は意見交換(ディスカッション)による発散がメインとなります。当日参加の皆さまにできるだけお話頂く時間を確保するため最大20名とさせて頂きます。

■参加費用:無料

*参加希望の方は、10/26(水)までにFacebook参加フラグか下記URLより申込みお願い致します。

http://www.jshrm.org/jisyuken/gaiyou/jinji

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