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てんかん持ちの高齢猫ジジを思う日々の話。
今日の夕方、動物病院へ行ってきた。
最近、週に一度は動物病院へ通っている。
我が家にいる猫は現在3匹。
6月に20歳をむかえた「りう」、17歳の黒猫「ジジ」、推定8歳の元野良猫「ふさお」。
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りうは糖尿病と膵炎。
ジジはてんかん持ちで腎不全と高血圧。目は見えないし後ろ足が悪いしお腹も舐めこわしてはげている。
ふさおはまだ一応元気。ただ結石ができやすいらしいので、ごはんでコントロールしている。
現在、りうは朝晩の2回、血糖値を測り(耳で血液を取って専用の機器で計測する)、その血糖値にあわせてインシュリン注射を打っている。
ジジは朝晩2回の飲み薬。
抗てんかん薬は朝晩。
ステロイドと腎臓のお薬、高血圧のお薬は夜だけ。
そして2日に1回の皮下点滴を打っている。
りうは、血糖値のコントロールができていて、わりと元気。
対してジジは、満身創痍状態の中でも、特にてんかん発作のコントロールが難しい。
ここ2ヶ月ほど落ち着いていたのに、先週と今週の2回立て続けに発作が起きてしまった。
![](https://assets.st-note.com/img/1719416663033-KvSXQjtD4G.jpg?width=800)
ほかの病気と違って、てんかん発作って見た目的にも衝撃的だし、ダメージも残るので、見ている方としてもなかなかにつらい。
てんかんのそもそもの原因は、脳にある「何か」らしいのだけど(腫瘍とか脳の腫れとか炎症とか)、その原因を知るためには脳のMRIを撮るしかなく、それには全身麻酔が必要なのだけど、ジジは腎臓が悪いので全身麻酔はできない。
とはいえ、原因が分かったところで何もできないから、知ってもね…ということらしい。
だから、なんとかして発作が起きないようにと飲ませているのが「抗てんかん薬」なのだけど、これの量がなかなか難しい。
そして季節の変わり目とか気圧が下がる時とか、そういう時に発作が起きやすくなる。
先週も今週も、気圧がどんと下がったときや上がる時に発作が起きた。
この間の発作は日曜日の夜だった。
通っている動物病院は日曜日がおやすみ。
分かっていたけど、いちかばちかで電話をかけた。
2ヶ月前も日曜の夜に発作が起きたので、電話したけど誰も出なかった。
きっと今回も出ないだろう…と思ってかけたら「はい、◯◯動物病院です」と院長先生が出てくれた。
電話に出てもらえたことへのお礼を伝えて、発作が起きたことと、追加の薬をどこまで飲ませていいかの判断を仰いだ。
そして今日。
りうとジジの2匹分のお薬がなくなったので、もらいに行った。
ちょうど院長先生に診てもらえたので、先日のお礼とあれから発作は起きていないことを伝えた。
「それはよかったです。いや〜あの日は、オカダさん以外に5人もてんかん発作が起きたって電話がありましてね〜。ああいう日は本当に多いんですよ」と先生。
それを聞いた時「私以外にも、同じように猫(もしかしたら犬も)のてんかん発作とたたかっている人がいっぱいいるんだなあ」と思ったら、ちょっと励みになった。
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生き物を飼うって、かわいいし楽しいことも幸せなこともいっぱいあるけど、大変なことも多い。
元気な時はいいんだけどね。
具合が悪くなると、見ているのは本当につらいししんどい。
いつもジジが寝ている椅子で「ガタン」と音がすると「発作か?!」と心臓止まりそうになるし、両親が何か大声を出すと「発作なの?!」と心臓が止まりそうになる。
心臓がいくつあっても足りないやん。
でもきっと、この近隣にいるであろうてんかん持ちの子の飼い主さんたちも同じ思いなのだろうと思うと、少しだけ心強い気持ちになる。
みんな、同じようにつらかったりしながら、お猫さまを支えてるに違いない。
同志のみなさま、本当にお疲れさまです。
がんばりましょうね。
うちの高齢猫たちは人間にしたら96歳と87歳。
これからますます色んなことがあるだろうし、弱っていくのだと思う。
悲しいけれど「死」は必ず訪れる。
そこまでどう過ごさせてあげればいいのか。
どうやったら快適に過ごせるのか。
どこまでやってあげるのか。
すごく、すごく悩ましい。
でも、かわいいから大切だから。
なんとかしてあげたいと思ってしまう。
だから、今日も明日も、気圧アプリ「頭痛〜る」とジジの顔色を見ながら過ごす。
どうか、少しでも穏やかに過ごせますように、もう二度と発作が起きませんようにと祈りながら。
いただいたサポートは猫たちの養育費に使わせていただきます。ありがとうございます。猫たちがいるから生きてます。