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リュクサンブール公園からモンパルナスタワーへ。【#パリ旅日記 4】

パリ5区にあるビストロでボリュームたっぷりのランチをいただいたあとは、モンパルナスタワー(トゥール・モンパルナス)へ。

午前に引き続き、ぶらり散歩をしたので立ち寄った場所をつらつらとご紹介です。

(たくさん歩きました)

【宮殿が美しいリュクサンブール公園】

公園入り口の並木道を抜けて最初に目を引くのは、どーんとそびえる「リュクサンブール宮殿」。

(1631年に建てられたそう)

もともとこちらの公園は、このリュクサンブール宮殿の庭園だったそう。

てことは!名古屋でいうところの名古屋城と名城公園みたいなものか!

(なんかちょっと違う気もする)

宮殿の前にも噴水がある池の周りにも、とにかくあちこちにベンチが置いてあって、老若男女が休憩中。

複数人でお話をしている人もいれば、本を読んでる人や寝ている人も。

(大量の椅子と、このあと訪れる予定のモンパルナスタワー)


後日、他の公園にも行ったけど、日本の公園と違ってとにかく座る場所が多い気がするし、座ってる人も多い印象を受けました。
パリの人はみんな公園が好きなのかしら。

私たちも空いてる椅子を探してちょっと一息。
気分はパリジェンヌ。

まだ3月で少し肌寒かったけど、お花もいっぱい咲いていて、とても美しい公園でした。

(手入れされた芝とお花と私のスニーカー)


【有名人が数多く眠るモンパルナス墓地】

続いて立ち寄ったのは「モンパルナス墓地」。

この写真の道は墓地中を通る道。
両側の壁の向こうに墓地が広がっています。

墓地の写真は控えるけれど、外国の墓地って「十字架がずらっと並んでいる」イメージだったので、全然違ってびっくり!
銅像型のお墓や、屋根まであって家みたいなお墓、ピアノの形をしたお墓などなど、いろんな形のお墓がぎゅうぎゅうに並んでいました。

この墓地には有名人もたくさん眠っているとのことで、哲学者のジャン・ポール・サルトル、詩人のシャルル・ボードレール、女優であり歌手モデルであるジェーン・バーキンなどのお墓に手を合わせてきました。


私はあまりフランス文学に詳しくないのだけど、一緒に行ったお友達が詳しくて「この人はこういう人でね」と教えてもらえて、すごく面白かったし勉強にもなりました。

自分だけだったらきっと立ち寄らなかったであろう場所に行けること。
誰かとする旅ってこういう面白さがあっていいよねえ。

ふと目に入った新しいお墓には「享年26歳」と書かれていて、いま自分が与えられた生命を精一杯生きなければと、考えさせられる時間にもなりました。

人生は一度きり。
決して永遠じゃない。
だから楽しもう。
そして、やりたいことはやろう。


【モンパルナスタワーの展望台から見えた奇跡の虹】

最後は、夕景を見るために予約していたモンパルナスタワーの展望台へ。

(突然の近代的なビルディング)

受付で予約のバーコードを見せると、金属探知機のゲートを通って手荷物検査も。結構厳しいのね。

そこからエレベーターで56階へ。
展望台に到着してすぐ、目に入ってきたのは…虹!!

パリに着いた初日に虹が見られるなんて…!
なんだか歓迎されている気がしてテンション上がりました。

そしてきりりと立つエッフェル塔も!

ああ美しいねえ。
名古屋テレビ塔と似てるけど違うねえ(そりゃそうだ)

遠くに見える凱旋門やモンマルトルの丘など、パリの名所を眺めて散々楽しんだあと、階段で59階の最上階へ。

ぜいぜい言いながら、たどり着いた59階はなんと屋上!
吹きっさらし!風が強い!
渋谷のスクランブルスクエアの屋上みたい!

ていうか、寒い!(笑)

フォトジェニックなものがいくつかあったので、さくさく写真を撮ったり撮ってもらったりして、即座に撤収しました。


エッフェル塔の上からの景色も良いけれど、それだとエッフェル塔が見えないので、モンパルナスタワーからの景色の方がよりパリっぽくて良いかも。

エッフェル塔に上がるの、めちゃくちゃ並ぶし(経験済み)。
個人的にこちらの方がおすすめ!

(タワーの影が落ちたパリの街並み)


ちなみにチケットは、日本のサイトから日本語で予約しました。
日付と時間指定で1枚3,381円。
3月は2,894円だったから、時期によって値段が違うかも。

現地でももちろんチケットは買えるけど、日によっては並ぶみたいなので、事前購入がオススメです!


以上、パリ1日目のぶらり散歩でした。
そのほかのパリ紀行はこちらにまとめてあります。


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