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誰かと美味しいご飯を食べる時間は心の栄養になる。という話。

今日のお昼、数ヶ月ぶりに会う友人と食事をしてきた。

「いつも洋食を食べてるイメージだから」と彼女が提案してくれたのは、蕎麦会席のお店。

前菜、お刺身、握りのお寿司、茶碗蒸し、天ぷら蕎麦、そして甘味に食後の飲み物というコース。
どのお料理もとても美味しかった。

(トリュフの茶碗蒸し。香りがすごい)
(あなごの握りには柚子胡椒が。ピリッとした辛味が合う)

メインのお蕎麦は「大・中・小」から選べた。
迷わず「大」を選択。
ぺろりといただきました。

(コシ強めのお蕎麦。美味)

天ぷらは、エビやししとうなどの定番に加え、この時期らしいとうもろこしも。
エビはぷりぷりだし、とうもろこしは甘くてとても美味しかった。

その美味しいものたちを食べながら、健康の話に仕事の話、最近見たドラマや家族のことなど他愛もない話をした。
話の合間に「これ美味しい〜」を挟みながら、数時間を過ごした。

丁寧に手をかけて作られたお料理をいただいて、心が満タンになった気がした。
美味しいものを「美味しいね」って言いながら食べられるって、本当に幸せだなあ。

(私はノンアル、友達は本物)

彼女とは、もう17年ほどの付き合いになるのだけど、最初のきっかけは当時書いていたブログだった。

お互い共通の趣味があって、それについてのブログを書いていた。
ブログにコメントしたのをきっかけに仲良くなって、やり取りを続けて1年ほど経った頃「会いましょう」となった。

そういえば、ネットで知り合って実際に会ったのは、彼女がはじめてだった。

今は「カメラマン」という仕事をしていることもあって、SNSでつながった方とお会いすることが当たり前になっているけど、17年前はネットで知り合った人と会うなんてなかなかに不安だった。

お互いにネットに顔を載せてもいなかったし、待ち合わせ場所に本当に現れるかも分からないし、本当に女性かどうかも分からない。
ドキドキしながら彼女を待った記憶がある。

無事、待ち合わせ場所にあらわれた彼女と食事に行って、緊張しながらも共通の趣味の話で大いに盛り上がった。

当時は住んでいた場所も遠かったのだけど、色々な偶然が重なって、同じ県内に住むようになり、そんなに頻繁じゃないけれど、今もずっとご縁が繋がっている。

思えば、同じブログ経由でいろんな人と会ったりしたけど、今でも会っているのは彼女だけ。
昨日の記事にも書いたけど、繋がる縁と切れてしまう縁ってやっぱりあるんだなあ。

そして「ネットで知り合った人に会っても大丈夫」と最初に思わせてくれたのは彼女だった。
彼女がとんでもない人だったら「ネットの人は怖い」と思っていたかもしれないし、今こういう仕事をしていないかもしれない。

そう思うと、彼女に感謝しなければだなあ。
ありがとう、友達よ。(読んでないと思うけど)


ということで、本日お邪魔したお店はこちら。

全室個室でとても落ち着くので、おすすめです。

私たちがいただいたのは「信州江戸切蕎麦会席 4,378円(税込)」というコース。
ノンアルコールのビールを追加して5,000円弱でした。
個室であのサービスでこのお料理のボリュームなら、とても良いお値段だと思います。

名古屋駅から少し歩きますが「ちょっと美味しいものを誰かとゆっくり食べたい」時におすすめです。


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