物を使うのでなく、使われるのでもなく寄り添い生きる。
見知らぬおばあちゃんが、散歩のついでかガラケーで花を写真に撮っていた。
誰かに送ったのか、見せたいのかしっかり手で包み込むようにケータイを閉じた。その手は優しい。
年齢なんて関係なく好奇心で新しい何かを使いこなしたり楽しむってホントにステキ。
過去の話。
バンドのツアー中に名古屋の古着屋で迷彩柄のツルツルしたシャツを買った。
ハイネックでチャックが首まで閉まりタイトなデザインですごく気に入っていた。
でも、ポケットが背中の下あたりにあってなんか変。デザイナーが奇抜なんだろうなと思っていた。
翌々気づいたのは、サイクリストの為の上着。
後ろのポケットは自転車乗りの為に風を受けない背中に配置されているのであった。
ファッションとして取り入れるのはいいけど、その物が持つ特性や機能をどう生かすかはホントに難しい。
長男にキッズケータイを持たせた。
学校や学童の迎え時のやりとりや急な連絡のために簡単に扱いやすい機種を触らせてみた。
電話に出ない時はメールでも残してね。とショートメールを打たせてみた。
受信したのがこちら。
マウント取ってきやがった!
しっかり使いこなせているようで安心した。
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