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直腸がんステージ4からの回復過程簡略版

前回はざっと自己紹介をしましたが、今回は詳細なリハビリや闘病を書く前に、簡単にではありますががん発見から現在までの過程を軽く説明したいと思います。

2019年5月直腸がんが発見される。最初からステージ4で余命宣告をされる。

同年6月手術を受ける。人工肛門になる。

2020年6月人工肛門からの回復手術を受ける。

同年8月地元である青森に帰る。

2021年4月リハビリで筋トレを始める。

2022年3月ベンチプレスで100キロを挙上。

2023年8月再度上京。リハビリをしながら少しずつ仕事を始める。

このような経緯で現在は出張料理人として仕事をしています。
週に2度の仕事ではありますが、本当に楽しい毎日を過ごしています。

直腸がんステージ4から2度の手術を経て、ベンチプレス100キロ挙上という冗談みたいな話は当然ですが全て真実です。現在ではよく笑い話として飲み屋で話したりしています。しかしそれを達成できたのは、運が良かっただけでは片付けられないことがあったのではないかと考えています。

次回はどうして発見されるまでに直腸がんがステージ4まで進行してしまったのか。もっと早期に見つけることは出来なかったのか。直腸がんの初期症状や日常生活にどのような影響があったか。どこでどのような手術を行ったのか。当時のことを思い出しながら詳細に書いていこうと思います。

がんは決して歳を重ねてからかかる病気ではありません。
高齢の方が発症しやすいのは間違いないでしょう。
ですが運次第ではいつ患ってもおかしくはありません。
これを読んだ皆さんは僕を反面教師にして、自分の体を労って欲しい。

早期発見はがんの生存率を著しく上昇させます。
直腸がんステージ4の5年生存率は約17%です。
比較的治るがんと言われている直腸がんですらこの数字。

これがステージ1だと約83%。
十分に長生きに希望が持てる数字です。

自分だけは大丈夫だと考えないでください。

僕はもう一生分後悔しました。
僕のようにならないで下さい。

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