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阿久根について

この記事では大石酒造のある鹿児島県阿久根市の風景をいくつか紹介します。
阿久根市は海と山に囲まれる自然豊かな小さな市です。
鹿児島県の北薩エリアに位置し、人口は約2万人の小さな市です。

風景

夕日

トップの画像は堤防から見た夕日です。
画像左側に見えるのが桑島、右側の島が小島です。
阿久根の港や海岸、山の斜面など、市内のいろいろな場所から海に沈む夕日を見ることができます。
季節や天気、時間によりその姿は毎日変化します。
お気に入りの夕日スポットがある市民も多いようです。

阿久根大島

海岸から約3キロの沖合には阿久根大島という小さな島があり、渡船場から10分。夏には海水浴場もオープンし、たくさんの人で賑わいます。
島は一周約4km。
環境省が選定した、全国各地の100か所にある快水浴場百選にも選ばれています。
(阿久根市からは後述の脇本海岸も快水浴場百選に選出されており、鹿児島県で選ばれている3つの海水浴場のうち2つが阿久根市にあることになります!)
また、大石酒造の代表銘柄「鶴見」にも描かれている鹿が生息しています。
こちらから阿久根大島の美しい動画を見ることができます。

阿久根大島についての詳しい記事はこちら→阿久根大島について

脇本海岸

脇本海岸にて 海を目指す子ウミガメ

市内のいくつかの海岸には、夏になるとウミガメが産卵にきます。
脇本海岸は約3kmにわたる美しい白砂の海岸で、毎年夏になるとアカウミガメやシロチドリ(共に絶滅危惧種に指定されています)が産卵・繁殖に訪れます。
地域の住民に暖かく見守られながら孵化したウミガメやシロチドリたちは、準備が整うと旅立っていきます。
こちらから脇本海岸の映像を見ることができます。前述の阿久根大島の動画と同じ動画内、後半の2分15秒あたりから登場します。

アオバズク

田代地区の小学校(令和4年より休校となった田代小学校)にある大きなセンダンの木の洞では、毎年青葉の季節になるとアオバズクが訪れ、子育てをします。
ひながかえり巣立つまでの間をここで過ごし、美しい姿を見せてくれます。

(*安全のため、また新型コロナ感染症拡大防止のため、小学校を訪れる際には事前に小学校または市役所などに連絡の上、必要事項の確認を必ずお願いします。)

特産品

不知火の枝変わり種・大将季
平成9年に阿久根市脇本にある大野孝一さんの農園で不知火の枝変わりが発見され、平成18年に新しい品種として登録されたそうです。(参考URL:阿久根市役所

柑橘類

阿久根といえば柑橘類。
北薩地区は柑橘類の産地として有名です。
熊本県八代市から阿久根市を経由し鹿児島県薩摩川内市までを走る鉄道は「おれんじ鉄道」という名前がつけられています。
阿久根でもぼんたんをはじめとして、多様な種類の柑橘類が栽培されています。
冬の収穫時期には美味しい柑橘たちがたくさん出回るので、寒い冬の楽しみの一つとなっています。
阿久根市では特産品のぼんたんにちなんで、毎年「阿久根市ぼんたんロードレース大会」も開催されています。
*近年はコロナのため中止が続いています。今年度の開催については市役所へお問い合わせください。

阿久根はかつて漁港として栄えており、特にイワシは全国的にも有名でした。
現在は昔よりも漁獲高は減少していますが、今でも毎日港には新鮮で美味しい魚がたくさんあがっており、旬の魚を調理して提供している飲食店が多くあります。
魚屋さんや飲食店で、都会までたどり着くことのない珍しい魚に出会えるかもしれません。
阿久根産の魚を使用したつけ揚げ(さつま揚げのこと)やイワシの丸干し・アジの干物などはお土産にもおすすめです。

その他

ここには書ききれませんでしたが、阿久根には美味しい野菜や果物、お芋、お米を作っている農家がたくさんあります。
街を訪れ、季節ごとに変わる風景を眺めて、旬の美味しい食べ物を味わっていただけますと嬉しいです。


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