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カワセミ三兄弟

今日はカワセミ三兄弟をご紹介。

日本で繁殖しているカワセミ科の鳥達、
カワセミ、ヤマセミ、アカショウビン。

どの鳥もバードウォッチャー憧れの鳥。
もちろん私もそのひとりですが、
奥入瀬渓流10年目にしてようやく
三兄弟全てを納得できる形で
写真に収めることができました。


まずは長男、ヤマセミ。

奥入瀬渓流沿いを車で移動中、
視界の隅に白黒の塊がチラリ。

むむっ!
今のは絶対にヤツだっ!

急いで引き返してカメラを準備…
慎重に距離を詰めてパシャリ。

ヤマセミ

まさか撮らせてくれるとは思わず
自分でもびっくり!

冬の間にもっと近い距離感で撮ってましたが、
その時は確か電線に留まっていたので
嬉しかったもののちょっと残念でした。

今回は完全に自然環境の中でカンペキ!
しかもオシドリの幼鳥2羽のオマケつき。

オスのヤマセミは胸元に茶色い毛が混ざります。
僅かにですが茶色があるように見えるので
おそらくオスだろうと判断しました。

続いて次男、アカショウビン。

9年前ぐらいに初めて出逢った時から
いつか綺麗な写真を撮りたいと
ずっと願い続けていたんですが、
ようやくその願いが叶いました。

アカショウビン

森の緑に赤が映える。さすが火の鳥。
でも探すとなると意外に目立たないんです。

これまでにも何度か撮影には成功していますが、
ここまで鮮明に写せたのは今年が初めて。

初めてのアカショウビン撮影は絶対に
奥入瀬渓流のアカショウビンがいい!

と思いながら探し回って結局何年も出逢えず、
我慢できなくて白神山地のアカショウビンに
浮気してしまったのはほろ苦い思い出。笑

アカショウビンは雌雄での違いがほぼないので、
屋外での識別は困難を極めます。

今回は三兄弟と紹介している便宜上、
オスということでお願いします…笑


最後は三男、カワセミ。

カワセミは湖沼などの止水域を好むので
奥入瀬渓流では稀に見かける程度。

十和田湖や蔦沼などでよく出逢います。

カワセミ

こちらは十和田湖で出逢ったカワセミ。
逆光の湖バックなので背景が真っ白。

アカショウビンもですが
赤くて短い足がカワイイ。

このカワセミは嘴が黒いので明確にオス。
メスは下嘴にだけ紅を引くんです。


ヤマセミ、アカショウビン、カワセミの順で
身体のサイズが小さくなるのに準じて
長男、次男、三男としてみました。


ネットを漁れば比べものにならないくらい
素晴らしい写真が出てくるんですが、
自分の目で見て自力で撮影できたってのが
やっぱり嬉しいですね。

ありがとう、カワセミブラザーズ!(^^)


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