おいもと老師

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おいもと老師

ゲームを愛する老師の日々を書き綴った日記や備忘録。普段は物書きとして生きてます。攻略を書くこともあればポエム書くこともあります。 【麻雀🀄(雀聖3)|マダミス🔍|格ゲー🎮(スト6:春麗、UNI:ゴルドー)|本📚|ラルク🌈】

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僕はきっと、死ぬ瞬間もこの敗北を忘れないだろう【麻雀10連勝への道】

9連勝。 それは、僕の麻雀人生において経験したことのない数字だった。 向こう10年、いや一生訪れないかもしれない10連勝チャレンジ。 緊張に震えるマウスを握る手を落ち着かせ、「段位戦」のボタンをクリックして戦場に向かう。 ――僕は完膚なきまでの敗北を喫した。 もちろん対戦相手には敗れた。 だが、それだけならこうして筆を執ることもなかっただろう。 敗北の原因が自身の己の心の弱さにあったことが、僕にこの上ない屈辱を与えたのだ。 対局内容試合は序盤から乱打戦。僕はいつも通り

    • 【2024年】今年の目標とテーマ

      みなさん、新年あけましておめでとうございます。 新年まずやることといえば、目標設定。特に麻雀に関する目標設定は雀士たるもの必須といえるでしょう。 さて、まず具体的な目標は、雀魂における最高ランク「魂天」に到達することです。 ただ、これはあくまでも自分の麻雀を探求する中で得られる結果であり、自分の麻雀をどのようなテーマを持って探求していくか、これこそが自分にとって大切なことだと思っています。 それを加味したうえで、今年の麻雀のテーマはズバリ「納得のいく放銃を増やす」こと

      • TRPG探索者ファイル③「薬師寺 斎」

        お久しぶりです、おいもとです。 またしても、約半年ぶりのTRPG探索者ファイルです。(前回の探索者はこちら↓) このファイルでは、TRPGを遊ぶにあたって制作したオリジナル探索者の背景(バックストーリー)を公開しています。 シナリオ通過前に記載しているものなので、ネタバレ要素はありません。 ただし、BOOTHの事前情報を参照して制作しているので、その点のみご留意いただければと思います。 今回遊んだシナリオは、らふそく通信様によってリリースされている『異説・狂人日記』です

        • 蚊の観察レポート

          今、 目の前の壁に一匹の蚊が止まっている。 しばらく眺めていたのだが、不思議とまったく飛び立つ気配はない。 貴重な機会なので、少し観察してみることにする。 種はおそらくヒトスジシマカ。われわれが頻繁に目にする白と黒のコントラストが特徴的な「THE・蚊」を感じる彼・彼女である。 残念ながら、オスかメスかの判別はできない。…が、写真を調べてみる限りおそらくメスだろう。(蚊のことをなんて呼べばいいかイマイチわからないので、以下"彼女"と呼ばせてください) 少し調べてみたの

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        僕はきっと、死ぬ瞬間もこの敗北を忘れないだろう【麻雀10連勝への道】

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          何をどこで書くべきか、という悩みについて

          僕は「おいもと老師」以外にもペンネームを有しており、これまで自分の思考や深い話題なんかについてはそちらで語るようにしていました。 当初はいわゆる趣味垢とリアル寄り垢として使っていたわけですが、結局どちらのアカウントでも文章を書くようになり、正直その区分けもよくわからなくなってきたというのが現状です。 「仕事とプライベートはしっかりわけるぜ!」みたいな思考をなんとなく持っていたのですが、悲しいかな、趣味垢であろうとリアル寄りの垢であろうと、自分の立ち振る舞いが大して変わらな

          何をどこで書くべきか、という悩みについて

          TRPG探索者ファイル②「トーマス・ブラウン」

          こんにちは。おいもとです。 今回は半年ぶりのTRPG探索者ファイルです。(①はこちら↓) 前回と同じく、探索者を生みだす際に記載したキャラ背景を公開します。シナリオ通過前に記載しているものなので、ネタバレ要素はありません。 今回遊んだシナリオは餐題奇劇様がリリースされている『同居人』です。(R-18シナリオですので、遊ぶ際にはBOOTH概要に記載されている注意事項の確認をお願いします) 以下、BOOTHに記載されている本作品のあらすじです。 もう不穏さしかないですね。

          TRPG探索者ファイル②「トーマス・ブラウン」

          【麻雀メンタルクリニック #1】麻雀で過度な期待は禁物?

          「麻雀メンタルクリニック」。このワードが天啓のごとく頭に浮かんできた。 …ので、さっそく記事を書いてみようと思う。僕が麻雀を通じて学んだメンタルや考え方を紹介する企画になると思われる。 ◇◇◇ 先日、「リャンメン待ちがカンチャンに負けるとイライラします」という相談を受けた。 本記事は麻雀を知らない人でも読める内容にしたいので、上記の相談がどんな意味か、軽く説明しておく。(難しいことは端折って説明するが、お許しいただきたい) 上記の麻雀用語の意味を端的に説明すると、以下

          【麻雀メンタルクリニック #1】麻雀で過度な期待は禁物?

          僕と「書くこと」の不思議な縁

          さっき街中を歩いてて思ったんだが。 やっぱり自分は、書くことからはどうにも逃れられない運命にあるような気がして。 というか、書くこと以外、自分が満足して生きる道がないような気がしてしまった。唐突に。 ひとつ秘匿情報を全体公開すると、僕は会社に勤めているわけではなく、なんとなく自分ができそうなことを引き受ける感じで生活している。 その「なんとなくできそうなこと」の最たるものが「書くこと」だったため、なんだかんだで今こうして食べることができているわけだが。 今でも書くこ

          僕と「書くこと」の不思議な縁

          おいもと老師の雀魂放浪記【第2話】

          3着。 今日もまた、悔い改めなければならない麻雀を打ってしまった。 本日の反省点は「痛恨の鳴き忘れ」「オーラスに向けた準備不足」である。 南4局オーラス、アガれば上家をまくって逆転トップの決死のリーチを打つ。 …が、結果は及ばず、先制リーチをしていた対面へ放銃。 5200点の放銃となり、2着を明け渡す結果となった。 この局だけ見れば、「仕方ない」で済むかもしれない。 だが、問題は南3局にあったのだ。 ◇◇◇ …時は南3局2本場にさかのぼる。 鳴き仕掛けも使い、ペ

          おいもと老師の雀魂放浪記【第2話】

          おいもと老師の雀魂放浪記【第1話】

          魂天までの道のりは果てしなく長い。 これから何百、何千と対局をすることになるわけだが、ただ漫然と対局を重ねるのももったいないと思い、こうして対局記をつけてみることにした。 (3話くらいで打ち切りにならないことを筆者は切に願っている) ただ、毎回全局を振り返っていたらキリがないので、その日印象に残った局、反省材料となる局をピックアップしようと思う。 今日の反省点は「終盤のダマテンケア不足」「なんとなくで手を進めてしまった」といったところだろう。 問題となったのは以下の局

          おいもと老師の雀魂放浪記【第1話】

          電車の席についてる例の手すりに感動した話

          中途半端に空いてる電車に乗るときって、席選ぶの若干迷いません? 満員で「隣に座らざるを得ない」状況であればスッと座れるんですけど、 こういった、どこに座っても誰かと隣接してしまうとき。 このくらいの間隔で席が埋まってるとき、めちゃくちゃ気まずくないですか? うまく左右1マスに人がいないポジションがないか、電車に乗った瞬間に無意識にサーチしてます。 結局いいポジションが見つからず、戻って座るのも気まずいのでそのまま立ってることもしばしばです。 でも、たまにあるじゃな

          電車の席についてる例の手すりに感動した話

          短文でもいいじゃない。

          文章を書こうと思うと、ついつい長い文章を書こうと思ってしまう自分がいる。 その気持ちは大切にしたいと思う一方で、短い文章にマイナスイメージを抱かないようにしなければ、とも思う。 noteを書き終わって、「200文字で終わっちゃったし、公開しなくてもいいか…」という思考が浮かんだ時に、そんなことをふと考えた。 ◇◇◇ 短い文章を書くのは難しい。 愛をこめて書き綴った言葉を刈り取っていくのは、なかなかどうして難しく、精神的にもつらい作業である。 その究極にあるのが「詩

          短文でもいいじゃない。

          ジャイアンはなぜあんなにも『たけし』なのか

          いつもの公園を歩きながら春の夜風に吹かれ、僕は考える。 ジャイアンの「たけし」感は異常ではないか、と。 ジャイアンといえば、ご存じ『ドラえもん』に登場する力自慢のガキ大将だ。 彼の本名は剛田武。 「たけし」という豪快さや力強さを連想させる魅力的な名前は、彼の風貌、性格、立ち振る舞いといったあらゆる面でマッチしているように僕は思う。 もし、『ドラえもん』というコンテンツを全く知らない人に、 【Q.下記ツイート内の画像の中で「たけし」さんは誰でしょう?】 というクイズを

          ジャイアンはなぜあんなにも『たけし』なのか

          TRPG探索者ファイル①「及川元吉」

          こんにちは、最近TRPGデビューしたおいもとです。 これまで何人か探索者を生みだしてきたのですが、背景を書くのがなかなか楽しくてですね。これを寝かせておくのはもったいないな~ということでnoteに彼らの生きた証を残していこうと考えた次第です。 (生きた証とか言ったけど、ロストしたかどうかは書いてません×) 通過したシナリオ名は記載しますが、内容については基本的に触れない方針で行こうと思います。 (BOOTHリンク貼ってるので、気になる方はそちらをチェック!) 背景はシナ

          TRPG探索者ファイル①「及川元吉」

          チートイツは僕に自由を教えてくれる

          僕は麻雀が好きだ。 しかし、ずば抜けた実力を持っているわけではないし、麻雀戦術について発信してくれている方はたくさんいる。 なので、ひとまず麻雀から学んだことや対局中に感じたことをつらつらと書き綴ってみようと思う。 麻雀を楽しむ中で勝ちを目指すだけでなく、思考や心を育んでいきたいという方に届けば幸いである。 ◇ さて第一回、何を書こうかと考えたところ、真っ先に浮かんできたのは大好きな役であるチートイツのことだった。 僕は対局中、常にチートイツのことを意識しており、

          チートイツは僕に自由を教えてくれる

          カラス

          三が日も最終日、2023年もいつも通りの日常が戻ってこようかという今日、僕は朝からのんびりと地元を歩いていた。 正月気分も今日で終わりかな、なんてことを考えていると、木の上に佇むカラスがカァカァと仲間とコミュニケーションを取っている。 カラスには正月も休日も関係ない。 厳しい自然の中で生き抜くため、ただ、今を必死で生きている。 正月で少々気持ちが弛んでいた僕の目には、純粋に生を謳歌するその姿がとても美しく見えた。 「お前もがむしゃらに生きてみろ。」 彼らは深く輝く