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北海道の餃子もなまら美味しいってことを知ってほしい

こんにちは、及川広大と申します。
好きな食べ物は餃子なのですが、僕は餃子に対して以前から気になっていたことがありました。

毎年テレビのニュースでも話題に出てくる「餃子日本一はどこの都市なのか?
やれ今年は浜松だ、宇都宮だの言っているのを毎年テレビで観ているわけです。さらに去年は宮崎県がこの競争に入ってきて日本の餃子業界は更に盛り上がりを見せています。
確かに見ている限り美味しそうだし、都市をあげて餃子を日本一にしようというその心意気は大変結構です。

しかし、餃子というのは消費量や支出額で評価が決まるものでしょうか。
否、餃子は味でしょうが!

令和元年の時点で僕の住む北海道の餃子消費量は46位中40位。
消費量では他県に劣るかもしれないが肝心の味は負ける気がしません。
なので今回は僕が北海道を代表する餃子を2つ、ご紹介します。

北海道のソウルフード「みよしの」

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調べてみると創業は大正初期に狸小路で「美よし野」として始まり、それから甘味処の営業を経て昭和42年に餃子専門店「みよしの」として開業した。

写真は僕の地元にある「みよしの」
子どもの頃からこの店に通い地元近くで一人暮らしを始めた今もこの店に通っている。

メニュー

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メニュー表を見ると食べると決めていたメニューがあったのに迷ってしまう。

▼メニューはこちら


みよしのは餃子はもちろんのこと、もう一つの定番メニューがカレーライスである。
餃子にカレーという「僕の考えた最強のメニュー」みたいな組み合わせだが僕らはこの組み合わせで育ってきたのだ。

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餃子カレー+餃子(単品)

親の顔より見た餃子カレーとはこのこと。
ちなみにお新香は食べ放題だお( ^ω^) ※本当です。

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こちらのミニターンテーブルから調味料を取り自分好みのタレを作り餃子を食べる。

餃子は一口で食べると口の中で肉汁が溢れるので火傷に注意!しかしその肉汁が美味しいのでついつい一口で食べてしまう。
1皿に6個乗っていてお値段は230円。安い…経営が下手くそなんじゃないかと思ってしまうほどである。
この値段の安さに対して満足できる美味しさが庶民派餃子として僕らを支え続けてくれているのだ。

餃子カレーはさっきも書いた通り「僕の考えた最強のメニュー」のような組み合わせ。
ただ、餃子とカレーは合うんです。正式に言うと「みよしの餃子」と「みよしのカレー」が合うんです。
家でカレー作った翌日に冷凍餃子を乗せて食べてみても、手作り餃子を乗せて食べてみても、いいレトルトカレーを使ってみても本来の組み合わせがバカなのでバカの味にしかならないんです。
なのになぜか、みよしので食べるとバカにならないんです。美味しさ偏差値がグーンと伸びる。
ノスタルジーなカレーと庶民派餃子がマリアージュするのです。
メニューとして「餃子カレー」が出たのが昭和52年なので結婚44年。来年でサファイア婚式。6年後には金婚式を迎えるのである。

みよしのには期間限定商品も多く出しており、ラーメンやカレーの種類も豊富。
もっと食べたいという人の為にジャンボメニューもある。
学生の頃はジャンボ定食(餃子18個にご飯大盛り)を特盛に変えて更に大盛り餃子( 9個)を食べていた。食べ盛りのお腹を満たしてくれる最高の店です。

それと僕が個人的に好きなみよしのなのですが、お持ち帰りの餃子弁当の少しふにゃふにゃになった餃子とゴマの乗ったご飯が最高です。
深夜、夜勤明けに食べると美味しさが倍増する気がします。

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最後はニンニクをたくさん食べた口の中をスッキリさせる為に杏仁豆腐をいただきます。

甘くて美味しい~!

餃子やカレーの様に口の中に味が残りやすいものを杏仁豆腐が一気にお掃除をしてくれる。
これでお値段は90円!
コンビニで買うより安いじゃん…

今回僕が食べたものがコチラ

単品 餃子 230円
餃子カレー 480円
杏仁豆腐 90円

合計 800円

何度も言う。安い。
800円でお腹が満たされている。もう風呂に入って寝たい。
北海道の庶民の味方、みよしの餃子よ永遠に…

おまけ

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Jリーグで戦うコンサドーレ札幌とコラボしているのも地元ならでは。

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1人1個アメが貰えるのでこちらでもお口直しができます。

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インドネシア語でありがとう「Terima Kasih(トゥリマカスィ)

全国テレビでも紹介された「ぎょうざの宝永」

TBSテレビ「マツコの知らない世界」のお取り寄せ餃子の世界で紹介されたことのある「ぎょうざの宝永」をご紹介します。
元々は北海道の音更町(おとふけちょう)と地域で食堂を営む女将さんがサービスとしてつけていた餃子が美味しいと評判になり餃子専門店として始まったみたいです。
ぎょうざの宝永直営店は札幌にはなかったのですが、なんと冷凍餃子などを売り出す札幌販売店1号店が僕の実家の近くにできたのです!
初めて食べた時に衝撃を受けました。

美味しすぎるだろこの餃子…

みよしのが庶民的な実家を感じることが出来る心地の良い餃子なら、宝永の餃子はハレの日に食べる餃子。
子どもながらにこの餃子は夕飯のリクエストで通る代物じゃない。記念日じゃないと食べれないぞ。と当時は思っていた。

その後、僕が高校生になる頃に札幌にも直営店が出来て、
その店では僕の先輩がバイトしていたので店にもよく通っていました。
そこから大人になり、自分で餃子を作ったりスーパーでチルド食品を買ったり色んな店で餃子を食べてきましたが、味のみならば宝永を超える餃子にまだ出会っていません。
なので宝永の餃子はいまだに特別な餃子として頻繁に買うことが出来ません。
ですが見ている人にこの美味しさを伝える為に本日、実家近くの販売店に行って購入してきました。(実家にはしばらく帰っていない)

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宝永ぎょうざ 20個 850円
宝永チーズ餃子    900円(チーズ餃子は約500g)

強気なお値段だ…!
スーパーで買うチルド餃子によっては20個入りを200円以下で買えることがあるのに。
とにかく美味しい宝永の餃子を作っていきたいと思います。
※袋に書かれている作り方で作っていきます

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調理中…

1.餃子をこおったままフライパンに並べる
2.餃子が隠れる位まで水を入れて蓋をして煮る
3.煮立ってから4~5分で水を捨てる
4.フライパンに油を入れて焦げ目がつくまで焼く

※僕は最後にごま油で香りづけしました。

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完成!

我ながら上手に焼けたなぁ。
そして餃子を焼いたということでビールも注ぎました。

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餃子との相性がバッチグーな「キリンラガービール

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タレは販売店で購入したぎょうざの宝永こだわりのたれ(210円)
こちらにつけて食べます。

まずはシンプルな餃子からいただきます。

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食べるぞ~

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パクッ

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なまら美味いよ~!!!!!

※なまら=北海道弁で「凄い」

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ビールにも合う!!!

噛んだ瞬間に肉汁と野菜の甘みが口の中を駆け巡ります。
サイズは小さめなのでこれなら何個でも食べれてしまう…そしてタレとの相性も抜群!お米も食べたくなります。

チーズ餃子も餡と溶けたチーズが絡み合って最高。
溢れる肉汁をチーズが受け止めてそのチーズに肉汁の美味さが吸いこんで美味しさが追撃してきてお腹を満たしてくれる。

宝永の餃子、最高!

ということで北海道の餃子はどうでしょうか?
北海道も餃子の魅力なら負けていませんよ。ぜひ北海道に来た時には餃子を食べてみてください。
みよしのも宝永もお取り寄せできるの是非食べてみてください。

僕は餃子の追加をするのでこの辺で失礼します。

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#ご当地グルメ

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