自分の導き方が上手い人・下手な人①
自分の導き方が上手い人は自分の内側に目を向けるべきときに自分の内側に目を向け、自分の外側に目を向けるべときに自分の外側に目を向ける人。
自分の導き方が下手な人は自分の内側に目を向けるべきときに自分の外側に目を向け、自分の外側に向けるべき時に自分の内側に目を向ける人。
分かりやすく車の運転に例えると
自分の導き方が上手い人は、右に行きたいときに右にハンドルを切れる人であり、左に行きたいときに左にハンドルを切れる人であり、前に進みたいときにアクセルを踏める人。
自分の導き方が下手な人は、右に行きたいときに左にハンドルを切る人であり、左に行きたいときに右にハンドルを切る人であり、スピードを上げたいときにブレーキを踏む人。
つまりは自分の特徴・内側の声(意思・感情・思い)と実際の行動に不一致が起きているということ。
「そんなの当たり前じゃん」と思われると思うが、こと自分の事になると中々それが分からないのが実際のところ。
ここ最近お会いする人を見て良く感じることです。
自分の導き方が下手な人(=不一致感がある人)の話を聞いたり、様子を見ていると次の現象が当てはまることが多い。
・がむしゃらにやっているのに成果が出ない
・鬱になる
・体を壊す
・成長が止まっている(←今の私です。。。)
「がむしゃらにやっているのに成果が出ない」人は、世の中のあるべき姿、地位、名誉、お金などに囚われ、それが正しい、それがないと認められない、好かれない、評価されないと思い込み(手放すことが出来ずに)、自分の特徴を無視して追い続ける傾向がある。
自分が魚なのに空飛ぶ鳥に憧れ、空を飛ぶ練習をしているようなもの。
空を優雅に飛ぶ鳥の様子を見るとあたかもそれこそが追求すべき姿であるかのように見えるが、そもそも特徴が違うのだから比較すること自体がナンセンス。
鳥は鳥で空を飛べる特徴があるが、魚は魚で水の中で泳げる特長がある。
ここで言いたいのは優劣の話ではなし、そもそも優劣は存在しない。
憧れはがむしゃらになるぐらいのエネルギーを秘めているが、憧れを追い続けて成果が出ないのであれば、それはあなたの特徴が活きていない証拠。
勿論今は魚だけれども私は絶対鳥になれると信じて空飛ぶ練習を止めないのも生き方の一つ。
そうなれない可能性を受け入れつつ、それでも挑戦し続ける覚悟があり、納得しているのであれば、その生き方もその人にとって正しさである。
どういう生き方をするかは最終的には自分で決めるべきことなので、どちらが正しいは無いが、私は今世与えられた特徴(お役目)に合った役割を全うすることが来世へのステップアップだと信じている。
鳥は鳥らしく空を飛ぼう。
魚は魚らしく水の中を泳ごう。
あなたはあなたらしく生きよう。
「がむしゃらにやっているのに成果が出ない」人は、外に目を向けるのではなく、自分に目を向け、自分の特徴を理解し、特徴に沿った勝ち筋で生きることが大切だと思う。
今回はここまで。
「鬱になる」「体を壊す」「成長が止まっている」人に見られることについては次回以降お話をさせていただきます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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