日常②

『二度寝』 
 いつもなぜか6時50分と7時にアラームを設定する。この2つの間にある10分間の存在に今日は気が付き、今までは無意識にその10分間を作っていた。結局今日は6時50分のアラームで起き、10分間で二度寝をすまし、7時のアラームで起きた。そして起きた後、こう感じた。「10分間の二度寝は過酷である」と。今晩からはもう少し二度寝の時間を増やそうと思う。


『女の情報伝達能力は高い』
 女子の悪口について話したいことがあった。結論、女子の悪口の感染力はえぐいということ。また、1度女子からのブーイングを受けた人には人生の春はないということ。これを読んでくださっている男の子には気を付けてほしい。
 出会いの春、4月のことであった。ある男の子が彼氏持ちの女の子を口説こうとした。それが失敗し、その事実は後々、多くの女子の耳に挟まることになった。するとまた、新情報が入った。それは、その男の子は1人の女の子だけでなく複数の女の子を口説いていたということである。これが瞬く間に女子の間で広まり、全く関わりのなさそうな先輩までもがそのことを知っていた。自業自得かもしれないと思うが、この感染力(女子の情報共有システムの速さ)には本人も驚いたことだと思う。女子からの悪口が絶えない状況になった。なんであんなにも女子は悪口で盛り上がるのか疑問に感じるぐらいである。それを自分の脳内で国会の中継を見ているかのように変換するとかなり滑稽なもので、一人で楽しんでいたりする。最近、その男の子を見かける回数が減った。そういうことだろうなと察した。また、女の子の団結力はすごいとも感じた。男性はタテのつながり、女性はヨコのつながりを大切にする傾向があるとある記事で読んだがまさにこの出来事が物語っていたように思う。男性の皆さん、常識ある範囲での行動を。
 


『大人になったなという言葉が嫌い』
 大人になるって寂しいことだなと感じた出来事がある。それは「自分の身の丈を知る」ということだ。何か挑んだ時に自分の無力感を味わい、自分の理想にけじめをつける。私にはそのような言葉に感じた。そして、いつの間にか自分の口癖の中に「大人になったな~」という言葉が入った。以前までは成長したのかなと感じていた言葉である。また子供の頃に両親からこの言葉を言われる時があり、当時は憧れの大人に近づいたと物凄く喜んでいたように思う。しかし、今となってはこのひねくれた性格のせいか、その言葉を誉め言葉として受け止めるのではなく「社会の立派な歯車の一部になれたね」と受け止めるようになった。あのころとは違うこの感覚が、私を寂しくする。何を子供の頃に失ったのか、もしくは得たと考えるか、世界の何を見て、何を知ったのか。恐らく、自分の好きなことを大切にして、それに正面から向き合っている人にとっては大人になったなんて感覚はないと思う。そういう人たちはずっと子供のような探究心で満たされていると思う。もし、私に子供がいるのなら大人になりなさいなんて言葉は使わないと思う。誰かのために働きなさいとも言わないと思う。その代わりに自分の好きなことを大切にしなさいというと思う。

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