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Uターンした「万年アシスタント」が大谷でできること。

こんにちは。
「大谷でできることを増やす場所」OHYA BASE 管理人です。
初回の記事は思っていた以上に「読みました!」と声をかけていただき、とても嬉しいです。
興味を持ってくださった方、お近くならまずは気軽にコーヒーを飲みに、遠くならワーケーション使いでも、お待ちしてます。

さて、前回からずいぶん間が空いてしまいましたが、今回はこのnoteの中の人・わたしの自己紹介をします。


東京から約15年ぶりにUターン

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改めまして、OHYA BASE管理人の藏所 千尋クラショチヒロと申します。
出身は栃木県宇都宮市
現在、Uターンして3年目になります。

Uターンするまでは約15年間東京にいました。
本、紙、アート、デザイン、カルチャー…と、ずっと自分の好きなものの周辺で仕事をしています
印刷会社に始まり、グラフィックデザイン事務所ミュージアムショップ編集プロダクションクリエイティブユニット…とたびたび転職をしながら、いずれも「ものづくり」に携わってきました。
紙モノ・雑貨に限定的ではありますが、企画の立ち上がりからお客さまの手に届くところまで、ものづくりのほぼ全ての過程に関わった経験があります。

いわゆる「クリエイティブ」と呼ばれる業界の前線に身を置けたので、貴重な現場にも数多く立ち合うことができました。
雑誌の創刊打合せ、新進気鋭のアーティストとのイベント、ブランド立ち上げのディレクションやロゴデザイン、ギャラリーで展示を作りこんだり、一等地にあるショップのどデカいウィンドウをデコレーションしたり。
出会うのも実にユニークで魅力的な人たちばかりで、いい刺激と学びをたくさんもらいました。
その結果、アーティストでもデザイナーでもライターでもないわたしは「何者でもない自分」を痛感し、圧倒されたのでした。
ともあれ、若いときにその渦中に身を置けたという経験は今でもわたしの糧になっています。
Uターン直前までアシスタントをしていたBob Foundation/DAILY BOBはこんな感じ。
7年間ずっとおもしろかったなぁ。


そんなわたしは2019年春、ご縁あってここにやってきました。
OHYA BASEを動かし、日々OHYA BASEに立つ人として。
その時点で建物はほぼできあがっていましたが、今のように外向きに開いてはおらず、ものすごく広くて静かなひとり事務所状態。
薄暗くてちょっと怖い…。

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そこから、この場所で何ができるかどう動かしどのように知ってもらうかなどを約1年かけて準備し、2020年2月に「大谷でできることを増やす場所」としてOHYA BASEは一般開放されました。
見違えるようでしょう!
オープン前夜にパニック気味で準備をしたのも、今となっては良い思い出。

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「何者でもないわたし」が 大谷でできること

今のOHYA BASEは、さまざまな目的を持った人たちが出入りし多様なことが起こる、基地であり交差点のような場所
わたしの業務はここで起こるあらゆる事柄への対応、総じて「大谷でできることを増やす」ことです。

【コワーキングスペースの運用】

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【OHYA UNDERGROUND 事務局】

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【自主イベント企画/実施】

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【レンタルスペースの運用】

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【オリジナルグッズの企画/制作】

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【印刷物などのツール企画/制作】

リーフレット過程


【取材や撮影の対応】

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…以外にも色々あって説明しにくいので、具体的な例を2つ挙げてみます。

【実例1】トレラン帰りにコーヒーを飲みに立ち寄っただけのお客さんだったのに、何度かお会いするうちに、結果的にOHYA BASEリーフレットにイラストを描いていただき、この場所初のギャラリー運用となる個展を開くことにもなった、たまねぎ図書さん。

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【実例2】以前より一方的に大ファンだった鹿沼箒・きびがら細工の伝統工芸師さんにラブコールをしたところ「自主イベントなんてやったことがない」とのお返事をいただいたものの、一緒にわくわくしてたらそれがあっという間に形になった、きびがら工房さん。

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※この辺りの詳しいお話は、改めてそれぞれご本人のインタビューで語ってもらおうと思っています。

「何者でもないわたし」はこんなことをしながら、日々楽しくOHYA BASEに立っています。


「万年アシスタント」は「グレートサポーター」にもなれる

上に挙げた2つの事例とも、わたしの役目は「場の提供」と「得意技を持った人を見つけ、巻き込み、サポートすること」でした。
わたしは何かを生み出すことはできないけれど、アシスタントとして脇を固めるのは得意です。
準備、編集、ディレクション等はもちろんですが、本気で一緒に面白がること。
それが「何者でもないわたし」の得意技なのかもしれません。
「わたしでなければできないこと」はないけれど「わたしだからできること」を仕掛け続けることで、大谷でできることを増やし、仲間が増えていくのが、今の仕事の醍醐味です。

こう考えてみるとわたしの仕事の大半はこの「一緒に面白がること」で成立しているようです。

「こないだめちゃくちゃおもしろい人が来た!」
「今度はこんなこと、やりたい!」
「AさんとBさんを会わせたら何か起こりそう!」

自分が面白がっているヒトやコトを、語りたい、伝えたい、共有したい。
言ってみれば「推し活」
大谷町・OHYA BASE界隈には、全力で「推せる」ヒトとコトがいっぱいあります。
なんと幸せなことか。

そういえば小さいときから何かを見つけては「ハマる」子どもだったようです。
キャラクター、マンガ、アニメ、アイドル、音楽、映画、アート…。
興味を持ったら、資料やアイテムを収集し、足を運び、良さを語りたい。
根がオタク気質なんだと思います。
それがそのまま今の仕事にもなっています。

かつて「万年アシスタント」と皮肉を込めて呼ばれたこともあるわたしですが、裏を返せば「グレートサポーター」だ、と最近嬉しい言葉をもらいました。
OHYA BASEがあることで、わたし自身も「大谷でできること」が増えています。

余談ですが「わたしってどんな人?」と界隈のメンバーに質問したところ

「素直でまっすぐ」
「弱さが見えてつい手伝いたくなっちゃう、結果、巻き込まれちゃう」
「いい意味で人たらし」
「助けて!と素直に言える強さ」

といった回答。

さらにさらに余談。
わたしを採用した弊社代表に「なぜわたしをここに置こうと思ったのか?」と尋ねると

「威圧感のない感じがしたからなんとなく。」

とのこと。
良いこと言ってくれるかなぁ?と思ったけど、そう簡単じゃなかった…。


次回はいよいよメローコーヒーさんインタビュー

さて次回からいよいよ大谷町・OHYA BASEの仲間たちのインタビューがスタート。
初回は、週末だけOHYA BASEに現れるコーヒー屋・メローコーヒー亀和田さんのお話を聞かせてもらいます。
インタビューの言葉自体より、「にじみ出ちゃうその人の魅力」みたいなものが伝わるといいなぁと思っています。

何度だって言いますが、大谷には他のエリアにはない資源がたくさんあって、面白い人も続々集まってきています。
蠢き出したばかりの大谷町には特定のカラーもついていないので、今なら入り込む余地がまだ十分にあります。
かくいうわたしもそんな風にOHYA BASEにやってきたひとりです。

「何か始めようと思っているあなたのお席、空いてますよ。」

ぜひOHYA BASEのドアを叩いてください。
新しいヒトとコトが増えて、大谷がさらに多くの人にとって面白い場所になる未来を期待。
これからますます面白くなる大谷町で、できることを増やす仲間、待ってます。
OHYA BASEは「大谷でできることを増やす場所」です。
…ということで、次回もどうぞ楽しみにしていてくださいね!
次回は10月下旬に更新予定です。

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