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アベノミクスの後処理/逢坂誠二 7853回

【24年7月2日 その6156『逢坂誠二の徒然日記』7853回】
昨日は早朝から地元でフル回転し、今日の党役員会に備えて昨夕、上京しました。今日の都内、朝の気温は24度、日中は曇り時々晴れ、予想最高気温は31度の見込みです。

1)アベノミクスの後処理
先月、日銀が国債の購入を減らす方向を明らかにしました。具体的な内容は、今月にも提示される見通しです。日銀は、発行済国債の半分以上を抱え込む異常な状態から、やっと脱却の方向へ向かうことになります。

そこで問題になるのは政府です。これまで政府は、買い手などを気にせずに国債を発行することができました。今後は、引き受け先を新たに見つける必要があります。市中銀行がその買い手の一つになるものと思いますが、市場に不安なくなめらかに移行させなければなりません。

日銀の国債保有額も減少の方向になりますが、急激な減少は市場に混乱をもたらします。相当に先の長い取り組みにならざるを得ません。アベノミクスの後処理は次の世代まで続きますが、アベノミクスに関わった関係者からは負の遺産に対する言及はありません。

日本の金融政策や財政運営は、薄氷を踏むような状態が、相当期間続くことになりますが、こうした中であっても国民の皆さんに安心を届けなければなりません。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2024.7.2===
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