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56.市役所のおくやみコーナーって、知ってますか?~「2分で読める終活、はじめのだいいっぽ🐾簡単終活マニュアル」

前回は、自治体が発行するエンディングノートをお勧めする理由についてお話しました。今回は、市区町村役場のおくやみコーナーについてお話します。

普段は全く行かないのに、人が亡くなると、まるで推しに会いに行くかの如く頻繁に通うことになるのが、市区町村の役所(役場)。なぜなら、今の法律では、

死亡届を出さないと、火葬許可書がもらえない⇒火葬できない
火葬ができないと、火葬済証明書がもらえない⇒納骨できない

っていう確固たる決まりがあるので、まずは死亡届を出さないと、その後何もできません。死亡届以外にもたくさんの手続きが必要なので、参考までに一覧表を貼っておきますね↓↓

【あると便利!死後手続チェックリスト】(出典:まごころ相続コンシェルジュ)

【詳しすぎる2週間】親の死亡後にまずやること(行動チェックリスト付)より

で、タイトルの「市役所のおくやみコーナー」。これはどういうものか?というと、

役所=手続き=たらいまわし


という罰ゲームのようなシステムを打破すべく、

超面倒くさい死後の手続きを少しでも簡単に済ませるためのサービスカウンター的位置づけとして、設けられた窓口です。残念ながら、全国すべての市区町村役場にあるわけではありません。また、役所によっては、結局窓口を転々としなければならない場合もありますが、

おくやみコーナー一か所でほとんどの手続きが完了する役所

もあります。お住まいの役所でおくやみコーナーがあるかどうか確認してみましょう。

例えば、私が住む兵庫県西宮市では、おくやみコーナーは、2023年10月に設置されたばかり。まだ私も利用したことがないのですが、おくやみコーナーができる前から、「にしのみやスマート手続きナビ おくやみガイド」というウェブサービスがあります。

表示された質問に答えていくだけで、どの窓口に行けばいいのか、何を持って行けばいいのか、などが分かる画期的なサービス。

兵庫県西宮市のウェブサービス おくやみガイド

例えば、亡くなったのは、世帯主か?マイナンバーカードを発行しているか?厚生年金を受給しているか?15歳以下の扶養家族はいるか?などなど。

亡くなった人が世帯主?年齢は?どういう人だったのか?

私が死んだ場合に必要な手続きは全部で11件でした。これは、一日で終わらんかも、ということが分かっただけでも、収穫といえば収穫だけど、こりゃ、マジで大変だわ・・・。

必要な手続きを行う窓口と持ち物を確認

次回は、家にやって来る「不要品買取・生前整理」悪徳業者に要注意についてお話します。

🔷前回のおさらいをしたい方はコチラをどうぞ↓↓

このnoteは、一個ずつ実践していけば、いつの間にか自分の終活ができちゃうっていう終活やってみたnoteです。「これ分からん!」「コレ教えて!」など、コメント欄に書いていただけるとめっちゃ嬉しいです😁

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