年上の女性との付き合い方について (ココロノマルシェ)
こんにちは、情熱の国スペインに住む、海外脱出系カウンセラ-、あしべはるかです。今朝はいいお天気だったのですが、夕方から雨が降り始めました。横の窓ガラスをぽつんぽつんとたたく、雨音を聞きながら、これを書いています。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
さて今日は、*ココロノマルシェへのご相談にお返事をしたいと思います。
*(根本裕幸カウンセラ-の、カウンセラ-育成講座を卒業したお弟子たちが、皆さんからのご相談に、無料で回答するブログです)
パンダさん、こんにちは!あしべはるかです。ご相談読ませて頂きました。新しい職場で頑張っていて、せっかく結果が出せているのに、また以前の繰り返しの予感...って不安でたまりませんよね。よくお母さんのことに気が付かれたと思います。よかったらご一緒に見ていきましょう。
<私自身は、もっとこの職場で頑張りたい、勉強して力をつけて活躍したいしそれが楽しみでもある、と仕事に対して意欲的になれるのですが、
女性上司とうまくいかず結局逃げるように退職してしまい、数年おきに非正規の最低賃金でアルバイトからやり直しています。
パンダさんはアパレル関係のお仕事を、とても大切に思っていらっしゃるのですね。数年おきに一からのスタ-トをいとわないくらい...。好きなことに全身全霊をかけて挑むパワ-をお持ちで、心の素直な方なのだと思います。
そしていざ実力を発揮し始めると、お決まりのように、壁のように立ちはだかる女上司たち...おっしゃる通り、パンダさんは、心理的にも距離の近くなった女性上司の中に、お母さんとの関係を映し出しているように見えます。
もしかしたら、パンダさんの中に小さな罪悪感のようなものがあるのかな?お母さんに?でしょうか、引け目、負い目のようなものがあるのかも、という気がしました。お父さんとの関係もお聞きしてみたいです。異動の際、推薦して下さった方が男性の店長、というくだりで、パンダさん、お父さんに、可愛がられていませんでしたか?という質問が浮かんできました。もし対面であれば、そのあたりも、お聞きしてみたいのですけれど。
あと、ちょっと信じられないかもしれないのですが、パンダさんは、実力を発揮したい、と思いつつも、心のどこかで、本当の力を発揮するのがこわい、と感じている部分が、ありませんか?
もっと言うと、自分が成功してはいけない、と言う思いがどこかに、隠れていませんか?ここぞ、という時に決まって女性上司たちが登場するので、パンダさんの心の中にも、何か封印してしまったものがあるのかもしれない、って思うのです。こんなパタ-ン、もう抜け出したいですよね。
ここでおすすめしたいワ-クがあります。「あなたが〇〇として成功する100の理由」を書く作業です。〇〇の中に好きな言葉を入れて下さいね。これを書き出すことによって、自分自身に成功することを、許可してあげるんですね。もし、もやもやした思いやブロックがあれば、ここで浮かび上がってくるでしょう。
<実は母親にもそういうところがあって、子供のころ私が学校へ行きたくないと泣いたときや、大人になっても仕事を辞めるたびに「本当にダメな人間なんだから」と言いながら、なんだかお母さんは私を怒る時嬉しそうだな、と思い続けていました。
パンダさん、本当はお母さんになぐさめて欲しかったのでは、ないでしょうか?人間ですもの、何かミスをしたり、上手くいかないときってありますよね。気持ちがへこんでしまった時に、寄り添ってくれて、励ましてくれる、そして、あなたなら大丈夫よ、もう一度頑張っておいで、って背中を優しく押してくれる、そういう暖かい存在を求めてしまうのは、ごく自然なことだと思います。例えそれが、子どもでも大人でも。
そこから、ボタンのかけ間違いのように、なっていってしまったのかもしれません。その気持ちを一度整理して、解放してみませんか。
お母さんに、出さないお手紙を書いてみましょう、何通でも。
(もうご存知かもしれませんが、まるで本人に直接言ったような効果を心理的にもたらします)お母さんにず-っと言いたかったのに言えなかったこと、色々あると思います。
お母さん、どうしてそんなこと、言うの?
唇をかんでうつ向いたり
言いたいことをぐっと飲み込んで我慢したり
こぶしをぎゅっと握りしめて
あなたは、その時、何を感じていたのでしょうか
悲しかった
くやしかった
嫌だった
本当は、〇〇してほしかった
わかってもらいたかったのに
認めてもらいたかった
ほめてもらいたかったのでしょうか、えらかったね-って
あなたはいい子ね、いい娘ね、って言ってもらいたかったのかもしれません
思い出して何かが込み上げてきたら、思い切り叫んでもいいんですよ
怒ってもいいし、泣いてもいいんです。
だってあなたは、今までず-っと我慢してきんだから。
<女性上司とうまくいかず結局逃げるように退職してしまい、数年おきに非正規の最低賃金でアルバイトからやり直しています。
もしかしたら、パンダさん、今までも、そうやってお母さんに道を譲ってきたのかなあ、と思うのです。お母さんに遠慮して。それだけお母さんのことが大好きだから。パンダさんが自分から退職したのは、優しさからではないかって、私は思うんです。相手に譲ってあげたのではないですか、戦わないことを選んで。だからダメな人間、ではないです、絶対ないです。どうぞご自分を責めないで、自分を抱きしめてよしよししてあげて下さいね。あなたはそれだけ大きな愛を持っていて、器の大きな女性なんですよ。
子供はいつか親を超えるものですよね。そして良い部下は上司を超えるもの。上司たちから訳の分からない、やっかみを受ける、ということは、言い換えれば、パンダさんは同じくらい実力がある、って相手に認められているのではないでしょうか?気持ちの良いやり方ではないですけれど。成長することを、どうぞ恐れないで下さいね。
そしてパンダさん、あなたは、今までお母さんのために、出来るだけのことをして来られたのではないでしょうか。仕事に対するエネルギ-と同じくらいの情熱で。だからもう、自分が身を引いて、お母さんに道を譲ったり、お母さんを陰から支えるのではなく、あなた自身が光の当たるところに、出る時だと思うんです。パンダさんは、主役で活躍していいんですよ。お母さんはお母さん。パンダさんはパンダさん。パンダさんは自分の望む場所で、誰にも気兼ねせずに、楽しく自分らしく、ご自分の人生を生きていいんですよ。
穏やかで知的な、そして努力家のパンダさん。きっとリーダ-シップの力もお持ちだと思います。そんなあなたの魅力に周りが気が付いて、盛り立ててくれる日が、いつか必ず来ると思います。まずご自分を信じて、味方になってあげて下さいね。遠くから応援しています。
お読みいただきまして、ありがとうございました、あしべはるかでした。
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