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年上の女性との付き合い方について (ココロノマルシェ)

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こんにちは、情熱の国スペインに住む、海外脱出系カウンセラ-、あしべはるかです。今朝はいいお天気だったのですが、夕方から雨が降り始めました。横の窓ガラスをぽつんぽつんとたたく、雨音を聞きながら、これを書いています。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

さて今日は、*ココロノマルシェへのご相談にお返事をしたいと思います。
*(根本裕幸カウンセラ-の、カウンセラ-育成講座を卒業したお弟子たちが、皆さんからのご相談に、無料で回答するブログです)

お問い合わせ内容
年上の女性との付き合い方について(パンダさん)

よろしくお願い致します。
30代後半、女性です。

アパレル販売員をしていて、昔から女性の多い職場にいるのですが、年上の女性との関係がうまくいかなくなることが多いです。

私自身は、もっとこの職場で頑張りたい、勉強して力をつけて活躍したいしそれが楽しみでもある、と仕事に対して意欲的になれるのですが、
女性上司とうまくいかず結局逃げるように退職してしまい、数年おきに非正規の最低賃金でアルバイトからやり直しています。

今は、昔から知っていて憧れていたブランドにたまたま入ることができ(家から近いという理由でアルバイトで入った店のグループ会社で、そのときの店長(男性)の推薦もあり異動することができました)、せっかくなのでここで末長く頑張りたいと、仕事も積極的に引き受け、数字としての結果も出せています。

でも、今の店長(ひとまわり歳上の女性)ともうまくいかなくなる予感がじわじわしていて不安で仕方なくなっています。

今まで逃げた職場の上司とのトラブルとしては、残業を強要されて掃除や備品発注などの雑用をやらされる、既にクレームになっている案件を押し付けられる、クレームじゃなく相談にいらしたお客様の案件がクレームとして本社に報告されている、店全体としてのトラブルが発生したときの責任を押し付けられる。お客様からお褒めやお礼を言われると「これぐらいで調子に乗るな」など水をさされ数日間当たりが強くなり、ちょっとでも意見を言ったり提案すると「ほらもう調子に乗って」など揶揄される。などです。

私が少しでもミスをしたり、お客様にお叱りを受けたりすると「あなたって本当に人の気持ちがわからない」「何もできないくせに調子に乗るからそういうことになる」などと言いながら妙に嬉しそうだったのが印象に残っています。

実は母親にもそういうところがあって、子供のころ私が学校へ行きたくないと泣いたときや、大人になっても仕事を辞めるたびに「本当にダメな人間なんだから」と言いながら、なんだかお母さんは私を怒る時嬉しそうだな、と思い続けていました。

今日、職場でトラブルがあり、それは私ひとりの責任ではなくスタッフ全員の不注意だったのですが、店長が連休中だったため明日に副店長から報告することになり「叱られるかな」と、同時に「また店長を喜ばせちゃうな。真面目に働いてたのに終わりだ」と思っている自分に気がつきました。

もしかして、母親のこともあり私が「自分がダメなほうがみんなが喜ぶ」と心のどこかで思っているせいで、歳上の女性たちの嫌な部分を引き出してしまっているのでしょうか。

パンダさん、こんにちは!あしべはるかです。ご相談読ませて頂きました。新しい職場で頑張っていて、せっかく結果が出せているのに、また以前の繰り返しの予感...って不安でたまりませんよね。よくお母さんのことに気が付かれたと思います。よかったらご一緒に見ていきましょう。

<私自身は、もっとこの職場で頑張りたい、勉強して力をつけて活躍したいしそれが楽しみでもある、と仕事に対して意欲的になれるのですが、
女性上司とうまくいかず結局逃げるように退職してしまい、数年おきに非正規の最低賃金でアルバイトからやり直しています。

パンダさんはアパレル関係のお仕事を、とても大切に思っていらっしゃるのですね。数年おきに一からのスタ-トをいとわないくらい...。好きなことに全身全霊をかけて挑むパワ-をお持ちで、心の素直な方なのだと思います。

そしていざ実力を発揮し始めると、お決まりのように、壁のように立ちはだかる女上司たち...おっしゃる通り、パンダさんは、心理的にも距離の近くなった女性上司の中に、お母さんとの関係を映し出しているように見えます。

もしかしたら、パンダさんの中に小さな罪悪感のようなものがあるのかな?お母さんに?でしょうか、引け目、負い目のようなものがあるのかも、という気がしました。お父さんとの関係もお聞きしてみたいです。異動の際、推薦して下さった方が男性の店長、というくだりで、パンダさん、お父さんに、可愛がられていませんでしたか?という質問が浮かんできました。もし対面であれば、そのあたりも、お聞きしてみたいのですけれど。

あと、ちょっと信じられないかもしれないのですが、パンダさんは、実力を発揮したい、と思いつつも、心のどこかで、本当の力を発揮するのがこわい、と感じている部分が、ありませんか?

もっと言うと、自分が成功してはいけない、と言う思いがどこかに、隠れていませんか?ここぞ、という時に決まって女性上司たちが登場するので、パンダさんの心の中にも、何か封印してしまったものがあるのかもしれない、って思うのです。こんなパタ-ン、もう抜け出したいですよね。

ここでおすすめしたいワ-クがあります。「あなたが〇〇として成功する100の理由」を書く作業です。〇〇の中に好きな言葉を入れて下さいね。これを書き出すことによって、自分自身に成功することを、許可してあげるんですね。もし、もやもやした思いやブロックがあれば、ここで浮かび上がってくるでしょう。

<実は母親にもそういうところがあって、子供のころ私が学校へ行きたくないと泣いたときや、大人になっても仕事を辞めるたびに「本当にダメな人間なんだから」と言いながら、なんだかお母さんは私を怒る時嬉しそうだな、と思い続けていました。

パンダさん、本当はお母さんになぐさめて欲しかったのでは、ないでしょうか?人間ですもの、何かミスをしたり、上手くいかないときってありますよね。気持ちがへこんでしまった時に、寄り添ってくれて、励ましてくれる、そして、あなたなら大丈夫よ、もう一度頑張っておいで、って背中を優しく押してくれる、そういう暖かい存在を求めてしまうのは、ごく自然なことだと思います。例えそれが、子どもでも大人でも。

そこから、ボタンのかけ間違いのように、なっていってしまったのかもしれません。その気持ちを一度整理して、解放してみませんか。

お母さんに、出さないお手紙を書いてみましょう、何通でも。
(もうご存知かもしれませんが、まるで本人に直接言ったような効果を心理的にもたらします)お母さんにず-っと言いたかったのに言えなかったこと、色々あると思います。

お母さん、どうしてそんなこと、言うの?

唇をかんでうつ向いたり
言いたいことをぐっと飲み込んで我慢したり
こぶしをぎゅっと握りしめて
あなたは、その時、何を感じていたのでしょうか

悲しかった
くやしかった
嫌だった
本当は、〇〇してほしかった
わかってもらいたかったのに 
認めてもらいたかった
ほめてもらいたかったのでしょうか、えらかったね-って
あなたはいい子ね、いい娘ね、って言ってもらいたかったのかもしれません

思い出して何かが込み上げてきたら、思い切り叫んでもいいんですよ
怒ってもいいし、泣いてもいいんです。
だってあなたは、今までず-っと我慢してきんだから。

<女性上司とうまくいかず結局逃げるように退職してしまい、数年おきに非正規の最低賃金でアルバイトからやり直しています。

もしかしたら、パンダさん、今までも、そうやってお母さんに道を譲ってきたのかなあ、と思うのです。お母さんに遠慮して。それだけお母さんのことが大好きだから。パンダさんが自分から退職したのは、優しさからではないかって、私は思うんです。相手に譲ってあげたのではないですか、戦わないことを選んで。だからダメな人間、ではないです、絶対ないです。どうぞご自分を責めないで、自分を抱きしめてよしよししてあげて下さいね。あなたはそれだけ大きな愛を持っていて、器の大きな女性なんですよ。

子供はいつか親を超えるものですよね。そして良い部下は上司を超えるもの。上司たちから訳の分からない、やっかみを受ける、ということは、言い換えれば、パンダさんは同じくらい実力がある、って相手に認められているのではないでしょうか?気持ちの良いやり方ではないですけれど。成長することを、どうぞ恐れないで下さいね。

そしてパンダさん、あなたは、今までお母さんのために、出来るだけのことをして来られたのではないでしょうか。仕事に対するエネルギ-と同じくらいの情熱で。だからもう、自分が身を引いて、お母さんに道を譲ったり、お母さんを陰から支えるのではなく、あなた自身が光の当たるところに、出る時だと思うんです。パンダさんは、主役で活躍していいんですよ。お母さんはお母さん。パンダさんはパンダさん。パンダさんは自分の望む場所で、誰にも気兼ねせずに、楽しく自分らしく、ご自分の人生を生きていいんですよ。

穏やかで知的な、そして努力家のパンダさん。きっとリーダ-シップの力もお持ちだと思います。そんなあなたの魅力に周りが気が付いて、盛り立ててくれる日が、いつか必ず来ると思います。まずご自分を信じて、味方になってあげて下さいね。遠くから応援しています。

お読みいただきまして、ありがとうございました、あしべはるかでした。

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