ミニ宇宙SF
ミニ宇宙SF
指先にミニ宇宙がありました。
ピンッと弾けばビッグバン。
プーッと吹けばインフレーション。
キュッと締めればブラックホール。
パチンッと叩けばビッグクランチ。
そうしてキャッキャと遊んでいたら、
お母さんがごはんですよっていうから。
ほっぽらかして食べいった。
お部屋に帰ったらね。
ミニ宇宙には命が生まれ、
ミニ宇宙のミニミニ宇宙人が、
コンニチハ。って言ってきた。
あわててママを呼んだらね。
ママもすっかりビックリして。
小窓を開けて夜空へと、
帰りなさいとミニミニ宇宙人に、
言ったら夜空のお迎えが。
星の光の百倍に、
輝き宇宙へ消えました。
サヨナラぼくのミニ宇宙。
サヨナラぼくのミニミニ宇宙人さん。
おわり。
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