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デカ風呂の魅力を教えて|エッセイ

人はなぜデカ風呂に入るのか。

私は温泉や銭湯、大浴場などのデカ風呂に
行く意味が全くもって理解できない。
ただの風呂でしかないと考えている。

それどころか、
人の裸を見なければならないし、
家に帰る際には外気に触れるので、
家で入った方が清潔な気すらしている。

以前後輩に温泉に誘われた際、
このように断ったところ
「帰国子女ですか?!」
と聞かれたが、
歴とした日本生まれ日本育ちだ。

このような考えは珍しくはないだろう
と思っていたが、
年齢を重ねるにつれて周りが
温泉話をするようになり、
最近では自分だけが魅力を
感じていないことに気がついた。

そこで密かに、
「デカ風呂に慣れる」
を2024年の目標として
掲げるようになった。

なんのために慣れた方が
良いのかはわからないが、
日本の文化を理解できないのが悔しいので
なんとかして慣れたい所存だ。

しかし、こんな私でも入りたい!
と思えるような温泉を
日々検索しているのだが、
どこも千円くらいはかかるため
なかなか踏み出すことができない。

他人と風呂に入るのに、
なぜ千円もかけなければならないのか。
"子供から婆さんまでが浸かった湯"
という概念が未だに消えない。

そしてまた今日も今日とて、
温泉には出かけず家で
YOUTUBEを観て過ごしてしまった。

だが、
薬草王子の動画から重要なヒントを得た。

『現代では薬に頼るようになっているが
 昔は薬草が重宝されており、
 食べたり飲んだりすることは勿論、
 貴族は薬草風呂に入る習慣があった。

 皮膚から直接摂取できるので、
 現代人も薬草風呂には
 是非とも浸かってほしい』

とのことだった。
王子の言葉は私の胸に響いた。

なるほど、、、
薬草王子を信じて良い温泉に通えば、
2024年下半期までにはツルツルピカピカの
お肌になれるかもしれないということか。。

もはや絶対に成功させて、
ツルピカになりたい。
2024年、頑張ってデカ風呂入ります。

さはら
1997年9月生まれ
ハーフ
座右の銘は晴耕雨読
万年フリーター

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