昔を思い出してジャニーズ問題についてまとめてみる 第2回
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◇ 昔を思い出してジャニーズ問題についてまとめてみる
第1回 https://note.com/oharan/n/n665bb0d546ea
第2回 https://note.com/oharan/n/n76427d7a500a
第3回 https://note.com/oharan/n/nf6e35d48c960
番外編 https://note.com/oharan/n/nf7eb996e3844
マスコミ関係者が発する言い訳のウソ
ちょっと間が空いてしまったが、今回もジャニーズ騒動について、むか～～しちょこっと芸能ライターを齧っていた身として、見聞きした事を書いて行こうと思う。
今回ツッコミを入れておきたいのは、TV新聞などマスコミ各社のいまさらな言い訳についてだ。
こうした記事に見られるように、ジャニー喜多川の未成年者への性暴力については、大手マスコミ各社の言い訳がましさが鼻につく。
例えばこの読売テレビ解説委員の台詞を聞いてやって欲しい。
「報道の側はなぜかと言うと警察が動いてなかったことが大きいです。今の時代だったら間違いなく警察が動いています」と指摘した。
エンタメ系番組の場合はタレントに出て貰えなくなるという理由があり、報道の側は「事件化されていないから動けなかった」と言い訳をしているのだ。
これはもうマスコミにとっては自殺に等しい台詞である。
報道部署が事件化した事案しか触れられないというのは全くのウソっぱちだ。日本のマスコミがそんなに弱腰なのだったら、この半世紀の間に数えきれないほどの報道被害者を生み出す事は無かっただろうし、事件になる前の段階で問題提起のひとつも出来ないなら、そんな報道には存在する意味がないではないか。
そもそも「事件のスクープ」なんて事も不可能だという話になってしまう。
んな訳あるかい。
政治家や財界人の談合だとか密会だとか、そういうネタがすっぱ抜かれた事が過去に何度もあるけれども、あれらは事件にも何もなっていない状況だったよね。むしろスクープが元で警察が動いたケースだっていくつもあるよね。
また、事件化したらしたで報道人様は遠慮がなく、勝手に特定の誰かを犯人と決め打ちして、無実の市民の人生をぶち壊しにした例など枚挙にいとまがない。
例えば松本サリン事件はどうだったか。例えば香川の殺害事件で、一度に家族を3人も失った父親を犯人扱いした件はどうだったのか。
こんな酷い前例がいくつもあるというのに、言い訳をするならもっとマシなロジックを組めと言いたい。報道屋とはこんなにもゲスな存在なのだから、「相手がジャニーズだから動かなかった理由」が他にあるだろう。この期に及んでなぜそれをハッキリと言わないのか。
こんな具合に、現時点でもマスコミ関係者はあっちこっちでウソだらけの言い訳を繰り返しているのである。
各メディアの "ジャニーズ番" の存在と接待＆恫喝
これはお世話になった故梨元勝さんがご存命の時に教えて貰った話のひとつなのだが、芸能ネタを扱う有力メディアには "ジャニーズ番" と呼べる専任者がいるという事だ。
そうした専任者は「ジャニーズと上手くやれるから」という理由で社内での地位が約束されたり、また定期的にジャニーズから接待して貰い、何かしらの利益を得るなどしていた。
具体例を挙げるならば、他のメディアでは通らないようなお願いが、その専任者を通すとすんなり実現したり、また人気グループのコンサートのVIPルームに招待されて飲めや歌えの大接待をして貰えたり……。
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